部品屋根性(59) ルネサス、M51957B、電圧システムリセットIC

M51957B
Joseph Halfmoon

前回はリセットICというにはチョイと足らない(単機能な)電圧ディテクタでした。今回はリセットICと銘打つM51957B、ルネサスであります。現在の型番で言えばRNA51957B。しかし入手してあったのはM51957Bであります。型番から推察するに元は三菱半導体のデバイス。ステータス、Last Time Buyとな。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(44) 64bit RISC-V、サイクル数と命令数の計測

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環境を変えたのに確かめていなかった命令群があります。サイクル数と命令数の計測機能です。32bit RISC-V(GD32VF103)では、お世話になっています。64bit RISC-VのK210でも使える筈ではあるのですが、確認しておきたいと思います。しかし、前々回からFlashへの書き込みはラズパイ4機に頼り切り、そろそろなんとかしないと。

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データのお砂場(4) R言語、CO2、イネ科植物における二酸化炭素の取り込み

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分けも分からずR言語のサンプルデータセットに端から飛び込む、やっつけでご乱心な第4回はCO2です。CO2と言うからには二酸化炭素みたい。話題のトピックで嬉い。しかし知らないお言葉が多数登場、端から調べていても埒があかず。まあ、coplotが良いものだというのは何となくわかったので良しとするか。

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Pico三昧(3) Pico C/C++ SDKで74HC595接続、PIO制御編2並列

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前回はラズパイPicoのPIO(プログラマブルIO)ステートマシンを使って単体の74HC595を制御しました。今回は2個同時制御、直列接続と並列接続を1回で済ませようとしてツボにハマりました。2個目が動かないデス。なんで?並列接続にて問題追及、動作OKとなりました。ソフトバグの裏に半田付け不良が隠れていた。何ってこったい!

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手習ひデジタル信号処理(14) STM32F446、IIRフィルタその3、継続型

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前回は同じ構成のIIRフィルタの計算をFloat型からDouble型にするだけで問題が消える件を勉強しました。今回はFloat型のままでOKという話。だったら最初から言ってよ、とは言わず、一歩一歩手習ひいたしとうございます。なぜOKになるのか、ブロックダイアグラムを見ればどこが違うかは分かりまする。でも何故?

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忘却の微分方程式(27) 2次元プロット再び、MathematicaとMaxima

ContourEC
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大分前に一度プロットの回ありましたが、再びプロットです。順に読み進めているWolfram社のチュートリアルがそうなっているためですが。その仕組みからしてもMathematicaとMaximaの差異が多そうな部分でもあります。数式みてもイメージがわかない私のような凡人には特に大事か。

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部品屋根性(58) もうすく合併、リコー電子デバイス、R3111電圧ディテクタ

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前回、新日本無線とリコー電子デバイスの合併のニュースについて書かせていただいたです。このところ毎週新日本無線のOPアンプにはお世話になっているので、片手落ちにならぬよう?合併するもう一方のリコー電子デバイス社のデバイスを使ってみたいと思います。R3111シリーズ低電圧ボルテージディテクタです。推しじゃないかもですが。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(70) ダイオード接続MOSトランジスタの特性を測る

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「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2020年4月号です。MOSトランジスタ登場。アナデバ製ADALP2000学習用アナログ部品キットにMOSトランジスタなんか入っていたかしら?上のアイキャッチ画像をご覧くだされ。ヒッソリと片隅に入っておりましたぞ。

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L.W.R.(38) 古文書編#9、Computer Architecture: A Quantitative Approach、Hennessy and Patterson、1990

QuantitativeApproach
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今回の御本は古文書でなく古典というべきでしょう。アマゾンへ行けば未だに手に入るし、電子書籍版もあります。ただ、本シリーズでは前世紀に入手した紙の本をもって古文書に分類。アイキャッチ画像に掲げたカバーもなく古びたハードカバーの本こそは、大ヒットしたこの本の初版本であります。

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MicroPython的午睡(57) ATOMLite、NodeREDからブザーを制御

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前回はM5ATOMLiteに接続したブザーをPWMで鳴らせるようにしました。今回は、ブラウザ画面からNode-REDダッシュボードを操作して、そのブザーを鳴らしてみようと思います。鳴らしたままだとウルサイので止める機能も仕込んでありますよ。それにしてもATOMLite用のダッシュボード、項目増えすぎか。

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ブロックを積みながら(49) Node-RED、fileノードでファイルへ書き込み

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前回は file inノードを使ってバイナリファイル(.wav)を読み出し、audio outノードで音声再生してみました。今回は file ノードを使ってファイルへの書き込みを行ってみます。バイナリでもテキストでも可能ですが、今回はタイムスタンプ付きのテキストを追記モードで書き込んでみます。

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IoT何をいまさら(103) ESP-EYE、ESP-IDFでWiFi AP接続

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前回、ESP-EYEをESP-IDF環境でプログラムできるように勉強しようとて、まずはWiFiアクセスポイント(AP)をスキャンしてみました。当然今回はAPに接続となります。接続そのものはサンプルコードをコピペすれば簡単、ではあるのです。が、前回に引き続き Config 関係を調べつつ動かしてみたいと思います。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(43) 64bitRISC-V、レジスタとレジスタ間転送

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Joseph Halfmoon

前回は、まさかのトラブル勃発で、最低説明しておくべき項目を落としてしまいました。64bit かつ 単精度/倍精度の浮動小数点演算命令を備えたRISC-Vのレジスタセットと、レジスタ間転送についてです。今回はその補遺であります。ぶちゃけレジスタの図が1枚。

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モダンOSのお砂場(30) FreeRTOS、タイマAPI対vTaskDelay

Seeeduino Xiao on BB
Joseph Halfmoon

前回は、自ら制御権を放棄するスケジューリングとプリエンプティブに取り出されるまで手放さないものを比べてみました。今回はタスクを決めた期間休ませるのに使っていたvTaskDelayを使わずタイマAPIを使って定期的に仕事をさせる方法と、今まで通りのvTaskDelayを使う方法を比べてみたいと思います。 “モダンOSのお砂場(30) FreeRTOS、タイマAPI対vTaskDelay” の続きを読む