ぐだぐだ低レベルプログラミング(161)A64 SIMD要素毎SQDMLAHはARMv8.1

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Joseph Halfmoon

今回こそ「SIMDレジスタの一方の全要素に他方の一要素を共通に掛け算」する命令の練習を完了せんとしたところ、既に完了していることに気づいて愕然。お楽しみにとっておいた「符号付整数の乗算結果を2倍して積和した結果の上側半分を丸めて格納、もし溢れたらサチュレーション」は実習不可。それどころかあちこち要訂正。トホホ。

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SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV

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Joseph Halfmoon

前回LTspiceとテキストファイルの間のデータ入出力をやってみました。しかし思い起こせば昔のサーキット・シミュレータというとネットリストを手で打ち込んでました。そして現在のLTspiceでもテキストファイル(ネットリスト)で回路記述を読みこみ可能です。ついでに結果をCSVファイルに輸出するスクリプトも作成。 “SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV” の続きを読む

データのお砂場(129) R言語、paulsen、モルモット脳における神経伝達、{boot}

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Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」のサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はpaulsenとな。昨今、シナプスにおける情報伝達など現代人の基礎知識だと。しかし、興奮性シナプス後電流(EPSC)にも何種類もあり、そいつらが「量子的」(とびとびの値をとるということか?)とか言われると恍惚老人にはついていけませぬ。
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なんちゃって図絵(4) 半導体、チップのザックリした外観と外部接続

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Joseph Halfmoon

「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明(数式なし)」により分かった気になるのか?というシリーズ第4回です。前回は「シリコンウエファ」を遠くから眺めてみました。今回はシリコンウエファの上に製造された半導体製品(IC)に、もそっと近づいて見ていきます。まあね、ウエファを切っただけではただの石。外部と接続せんと。 “なんちゃって図絵(4) 半導体、チップのザックリした外観と外部接続” の続きを読む

忘却の微分方程式(143)反復練習106、続、定数係数2階非同次線形微分方程式、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は「非同次」の2階線形微分方程式の「右辺Q(x)」が特定の形のときに未定係数法で解けるという例題を練習。といって実際には教科書がお教えくださっている手順を「スルー」、2階ならば使える伝家の宝刀ode2にお任せでした。今回はさらに2階の「非同次」方程式の例題を解くのですが、今回も「ode2お任せ」ぞなもし。
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AIの片隅で(55) Googleの生成AI、Gemini、tcl言語を教えて

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Joseph Halfmoon

別シリーズにて何十年かぶりで tcl 言語に触りました。遥か昔に tcl にはお世話になった気がしますが、ウン十年ぶりっす。忘却力の年寄は何も覚えておりませぬ。そこでソフトは何でもお得意のGemini様に教えていただくことにいたしました。Gemini様のご指導よろしく、思い出した?まだまだだけれども。

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帰らざるMOS回路(54) Xilinx Vivado、コマンドラインインタフェース

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Joseph Halfmoon

FPGA素人老人がAMD(Xilinx)社Vivadoで気になったのがGUIの下方のtclウインドウ。昔 tcl/tk を直接使いましたが、最近ではアチコチの縁の下でご活躍は知っていても直接tclを呼び出すことは有りません。しかしtclに触れずしてVivado環境の理解にいたらず、ということで触り始めました。

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やっつけな日常(61) Arduino Uno R4 MINIMAのオペアンプを使ってみる

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Joseph Halfmoon

みんな大好きArduino Uno R4のMCUルネサスRA4M1にはオペアンプが搭載されています、4個も。ただしボード的に使えるのは1個限定みたい。以前からその辺がどうなっているのか気になっていたので、今回調べてみました。ついでにありがちな非反転オペアンプにして動作を実感。使い途はやっぱり「フロントエンド」用かね~。 “やっつけな日常(61) Arduino Uno R4 MINIMAのオペアンプを使ってみる” の続きを読む

AIの片隅で(54) Googleの生成AI、Gemini、不安定と判定される伝達関数?

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Joseph Halfmoon

制御工学素人の老人が別シリーズで古典制御の計算などしているので、ついGemini様に問いかけました。『ナイキストの安定判別方法で不安定と判定される伝達関数を1例あげてください』と。例によってGimini様は自信満々にご回答。でもなんだか変でないかい?安定と不安定と両方尋ねたのに参照しているグラフは同じ?なんでだ~。
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ブロックを積みながら(151) Scilab/Xcos、PID「レギュレータ」ブロック

FlowPID
Joseph Halfmoon

前回に続き「連続時間パレット」内のブロックの練習です。今回は1個だけ。PIDブロックとな。泣く子も黙る(黙らないか)古典制御の華?です。PはProportional(比例)、IはIntegral(積分)、DはDifferential(微分)な制御のための「コンパイル済スーパーブロック」らしいです。これ一つあればOK?

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なんちゃって図絵(3) 半導体、シリコン・ウエファとその上の「チップ」

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Joseph Halfmoon

「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明(数式なし)」により分かったような気分になる?シリーズの第3回です。今回はフツーの半導体製造では避けて通れない、シリコン・ウエファについて絵を描いてみます。まあ、金属光沢の丸い板なんだけれども。古代のナントカ鏡みたいな。違うか。ウエファの上に何個チップが載るのか?それが問題だ。

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手習ひデジタル信号処理(126) FIR、IIR、直接形、転置型、継続形ブロックダイアグラム

IIR2transBLK
Joseph Halfmoon

前回までで、Scilab上で使用できるFIR、IIRフィルタの設計関数を一通り「なでた」感じがします。そこで今回からは求めた係数を使って実際に時間波形にフィルタを適用するfilter関数をと考えました。しかし、フィルタ関数のブロックダイアグラムを考えたら引っかかりました。今回は「ブロックダイアグラム祭り」だあ。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(160)A64 SIMD要素毎SQDMLAL(題訂正)

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Joseph Halfmoon

前回に続き「SIMDレジスタの一方の全要素に他方の一要素を共通に掛け算」する命令の練習です。今回は「符号付整数の乗算結果を2倍した上で倍のビット幅のレジスタに積和もしくは積差を行った結果が溢れたらサチュレーションさせる」命令を練習してみます。まあ何度となくメンドクセー奴らを練習してきたのでこのくらいはなんてことない? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(160)A64 SIMD要素毎SQDMLAL(題訂正)” の続きを読む

AIの片隅で(53) Googleの生成AI、Gemini、ブロックダイアグラムを描いて

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Joseph Halfmoon

前回はPython関数の unittest をGemini様に作ってもらいました。時々ポカはあるけれど、よく見て使えば実用になるじゃん、と。一方、回路図とかグラフなどの読み取りはイマイチです。そこで気づきました。皆大好きGraphvizのソースを作ってもらえば、ブロックダイアグラムなどを描いていただけるのでは?と。
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