部品屋根性(31) HC-SR04 超音波センサ、3.3V信号接続

HC-SR04 front view
Joseph Halfmoon

HC-SR04 超音波センサは、Arduino業界?では定番の測距センサであるようです。Arduino環境では簡単な操作で距離を測定できます。5V電源、5V信号レベルのモジュール。5V系のArduino UNOに直結して動作確認した後、3.3V系のWio TerminalのGroveコネクタに接続してみます。前回製作のレベル変換器活用。

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部品屋根性(30) Groveモジュール 信号レベル変換の罠?

Grove CONV boards
Joseph Halfmoon

前々回、5V電源、5V信号レベルのGroveモジュールを3.3V電源、3.3V信号電圧レベルのWio TerminalのGroveポートに接続するのを見送っておったのが気になっておりました。ところが前回Groveコネクタと対応ユニバーサル基板を仕入れ、やっとやる気になったので、異なるGroveポート間での変換をするためのモジュールを作ってみました。しかし例によって意外?なところにハマる。 “部品屋根性(30) Groveモジュール 信号レベル変換の罠?” の続きを読む

部品屋根性(29) 火炎センサ(flame sensor)

Flame Detected
Joseph Halfmoon

今回は、炎を検出する「火炎センサ」であります。上の画像のように炎を検出できる、と。手元の部品箱にあったセンサは特定周波数の赤外線を感知するタイプのもの。確かに検出できるのですが、誤動作も即座に体験しました。工業応用では異なる周波数帯を狙ったりもするみたい。とりあえず手元のセンサを自作Grove化してみました。

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IoT何をいまさら(65) WioからUnoへ、IR通信

IRtransmitters_receiver
Joseph Halfmoon

Wio Terminal裏側の拡張端子をそろそろ使いたい気持ちがあるのですが、そこに接続すると使えなくなってしまうものがあって気になってました。わざわざ裏面の透明な窓の中に鎮座しているIR(赤外線)エミッタです。拡張端子を何かに使ってしまう前に動かしておかないと。 “IoT何をいまさら(65) WioからUnoへ、IR通信” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(111) NUC120で28BYJ-48, 1相,2相,1-2相?

KEY_stepperControlDUT
Joseph Halfmoon

昨年末の第109回で、Nuvoton社のちと古いNUC120マイコン(Arm Cortex-M0搭載)で28BYJ-48ステッパモータを回してみました。2相励磁で反時計方向だけ。それではいけない、1相励磁とか、1-2相励磁とか、方向逆転とか、一通りやって波形見て置くべし、ということで今回やってみました。本人は(いつも)「一撃」で出来ると思っているのですが、またいろいろあるんだこれが。 “鳥なき里のマイコン屋(111) NUC120で28BYJ-48, 1相,2相,1-2相?” の続きを読む

部品屋根性(28) Groveコネクタ、電源とIO電圧の組み合わせ3種

Grove_IFs
Joseph Halfmoon

このところ、Groveコネクタご本家のSeeed社製のGroveモジュール、マイコンをいくつか手に入れました。4ピンのGroveコネクタ、物理的なコネクタ形状は皆互換なので、接続しようとすれば皆接続できてしまう。けれども、電気的に接続OKかどうなのかは、回路をよく調べてから接続しないといけないです。勿論、それを制御するソフトに変更が必要なこともままあります。今回は、Grove化されたBMP280圧力センサを異なるGroveホストに接続してみます。

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部品屋根性(27) ActiveブザーとPassiveブザー

Grove Buzzer , Active, Passsive Buzzer
Joseph Halfmoon

前回に続きSeeedStudio Grove Begineer Kitのモジュールを見てまいります。今回はブザーです。ピエゾブザーにはパッシブとアクティブ2タイプあるのですが、ビギナ・キット付属のモジュールはパッシブです。しかし手元の部品箱を調べたらアクティブ・タイプも出てまいりました。これを鳴らして比べてみることにいたします。

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部品屋根性(26) Seeed社、Grove LED モジュール

Grove LED module
Joseph Halfmoon

前回、SeeedStudio社(以下Seeed社)がGrove Beginner Kitに秘めた?野望に瞠目しつつ、沢山のGroveモジュールにご満悦でした。美麗な集合基板から取り出してしまうのをちょっと躊躇ったのですが、カットしてしまいました。まずは、一番「簡単」なGrove化されたLEDモジュールから見ていきたいと思います。 “部品屋根性(26) Seeed社、Grove LED モジュール” の続きを読む

部品屋根性(25) Seeed社Groveビギナ・キットに見る野望?

Grove Beginer Kit For Arduino Package
Joseph Halfmoon

最初は「電子ブロック」的な教育用玩具?クリスマスプレゼントに最適な(余計なお世話か)と思ったんであります。美麗なパッケージにオールインワン、Grove Beginner Kit for Arduino。Seeed社伝統のGroveインタフェース接続の電子部品に加えてArduino互換機まで入っております。確かにBeginner向けにいたれり尽くせりなのですが、しかし、その裏にSeeedStudio社の野望?が隠されていることに気付きました。 “部品屋根性(25) Seeed社Groveビギナ・キットに見る野望?” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(109) NUC120で28BYJ-48、2相励磁

NUC120 28BYJ-48
Joseph Halfmoon

別シリーズで2回ほど28BYJ-48ステッピングモータを扱いましたが、Arduinoで制御していたので、肝心の波形はArduinoのライブラリ次第。こちらではNuvoton NUC120ボードを使って「下回り」から操作して波形を操作して様子を見てみようというわけです。PWM駆動もやるつもりですが、まずはタイマの周期割り込みでArduino同様の2相励磁でモータが回るところから。

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部品屋根性(24) ULN2003搭載PCB、怪しい回路図

ULN2003PCB connection
Joseph Halfmoon

昨日、定番のステッパモータ28BYJ-48が回った回ったと喜びましたが、お楽しみの中華部品キットKuman K4付属の資料の結線に釈然としないものが残ったんであります。なんか変でないかい。気になったので、モータを駆動するULN2004チップを載せたPCBの回路を含めて自分で回路図を描いて確かめてみました。 “部品屋根性(24) ULN2003搭載PCB、怪しい回路図” の続きを読む

部品屋根性(23) ULN2003と28BYJ-48ステッパモータ

ULN2003
Joseph Halfmoon

今回は、「電子工作業界」では泣く子も黙る?定番、ULN2003高電圧、高電流ダーリントン・トランジスタ・アレイと28BJ-48ステッパモータ(日本語ではステッピングモータというのは何故?)を取り上げさせていただきます。例によってお楽しみの中華部品キットKuman社K4キットに含まれていたので。

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部品屋根性(22) 8×8 LED Matrix, 1588BS

8x8LED Matrix 1588BS
Joseph Halfmoon

前回、Holtek社のLEDマトリックス制御ICであるHT16K33を、素直にLEDに接続せず、単体のままAnalog Discovery2のロジアナ機能で波形を観察しようなどと邪な考えをしたために、かえって抵抗と配線のゴチャゴチャの中に沈みました。今回は、素直にLEDを接続してHT16K33がその能力を発揮するところを見てみます。接続するLEDは、1588BSと呼ばれているもの。 “部品屋根性(22) 8×8 LED Matrix, 1588BS” の続きを読む

部品屋根性(21) Holtek, HT16K33

Joseph Halfmoon

Holtek社と言えば、台湾の立派なマイコン屋さんです。今回はHoltek社にしたら主力MCUの「お供」といった位置づけであろうデバイスを手にいれたので、それを使ってみます。RAM Mapping 16*8 LED Controller Driver with keyscanという長いタイトルのついたデバイス、HT16K33です。 “部品屋根性(21) Holtek, HT16K33” の続きを読む