お手軽ツールで今更学ぶアナログ(38) ADALM1000(M1K)とLTspice再起動

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Joseph Halfmoon

後1回「読み物」ありと思いつつ、今回は途上で断念、次の次に進んで「お手軽ツール」再登場による実験シリーズ再開いたしました。ともあれしばらく使用していなかったお手軽ツール(M1K)、ちゃんと動いてくれるのか。不安を残したまま再起動。ついでにこのところご無沙汰のLTspiceも再起動。

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ブロックを積みながら(20) micro:bit, BLE UartへPython書き出し

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Joseph Halfmoon

前回は、BBC micro:bit のBLE特性(Characteristics)のうち、読めばわかりそうなものをラズパイPython3で読み出してみました。今回は、BLE Uartサービスに「書き込んで」micro:bitを鳴かせてみたいとおもいます。また、前回のコードだとmicro:bit v2ではうまく行かないことも発覚したので修正しました。

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MicroPython的午睡(21) ラズパイPico、M5AtomLiteとUART通信

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Joseph Halfmoon

今回はハードウエアの周辺機能の利用に戻りたいと思います。毎度毎度「お世話になっている」のに取り上げてこなかったUART(調歩同期方式シリアル通信)であります。当然、通信する相手なければ使ってみることができませぬ。そこで今回用意いたしましたのは、M5Stack社の超小型デバイスATOM Liteであります。Raspberry Pi Picoに比べても小さいです。機能的には相互補完的?

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ブロックを積みながら(19) micro:bit BLE, Pythonで「特性」読み出し

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Joseph Halfmoon

前回、bluepy モジュールを使ってラズパイ上のPython3のスクリプトでBBC micro:bit のBLEアトリビュート内の「特性(characteristic)」のハンドルをリストいたしました。ハンドルが分かれば実際の値にアクセスできます。今回は、読み出すだけの特性を中心に「読んで」みたいと思います。

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部品屋根性(43) M5Stack用CAN-BUSユニット, CA-IS3050G搭載

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Joseph Halfmoon

前回、Arduino用のCANバス・インタフェース・ボードを使って、CANフレームを観察できることを確かめました。でも1台では肝心の通信ができません。それでもう一台CANバス・インタフェース・ボードを購入してあります。M5Stack用のCAN UNITです。動いたです。でも最初、早合点で接続間違えました。私のせい。

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MicroPython的午睡(20) ラズパイPico、PIO操作は最大8ビット?

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Joseph Halfmoon

Raspberry Pi PicoのPIO(Programmable IO)は、Picoのユニークな機能であり、かつ適応能力最強の「ペリフェラル」だと思います。勿論MicroPythonからも利用できます。しかし前回、普通のSRAMをPIO経由で制御しようとしてトラぶりました。今回は釈然としない部分に絞ってその動作を実機確認してみたいと思います。 “MicroPython的午睡(20) ラズパイPico、PIO操作は最大8ビット?” の続きを読む

部品屋根性(42) OBD-II CAN-BUS Dev Kit、CAN送信波形を確認

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Joseph Halfmoon

GW前にスイッチサイエンス社から買い込んだものの一つにOBD2コネクタ付きのCAN-BUS Dev Kitというものがあります。マイコン間をCANで接続したかっただけなので、OBD2コネクタを使う予定がある分けではないのですが何故か嬉しい。大体自分の車のOBD2コネクタの位置など知らないのですがね。本日はサンプルソフトでフレーム垂れ流し、CAN信号を観察できることを確認。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(37) アナログフィルタ・ウイザード、グラフを眺めていたい

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)の記事を読むときに「深いお言葉」あるいは「回路の深淵」を期待してしまう自分がおります。素人の怖いもの見たさ、か。ようやくたどり着いたStudentZone2017年10月号、とおり一遍のWebツールの解説記事に見えたのですが、ツールのスライダーを操作した瞬間に深い闇が現れてくるのでありました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(37) アナログフィルタ・ウイザード、グラフを眺めていたい” の続きを読む

連載小説 第35回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社IC海外営業部の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICのアメリカ営業担当でしたが、平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。カリフォルニアの空は底抜けに青かったです。

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部品屋根性(41) APLUS、APR9600不揮発性ボイス録音再生IC

APLUS APR9600
Joseph Halfmoon

昨年に引き続き「出歩かない」GWということで、GW前に秋月殿から買い込んであったもの1つに「ソルダレス60秒録音再生キット」というものがあります。台湾APLUS社のAPR9600というチップを使い、マイクからの音声を録音(不揮発メモリ)し、スピーカに再生できるもの。

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ブロックを積みながら(18) BLE、ハンドル、UUID、CHARACTERISTICS

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Joseph Halfmoon

前回は、micro:bitとRaspberry Pi 3 model B+をペアリングし、ラズパイ上のPython3からbluepyモジュールを使ってコネクトしました。そしてその様子をラズパイ上のWiresharkで観察してみました。そこで痛感したことは、Handle / UUID / Characteristic などというものを理解しないと何が何だかサッパリということであります。今回は、micro:bitの「それら」をダンプして何があるのか調べてみます。

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MicroPython的午睡(19) ラズパイPico、「普通の」SRAM接続に手こずる

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Joseph Halfmoon

前回前々回とシリアル接続のメモリをRaspberry Pi PicoのMicroPythonで読み書きしてみました。今回は「普通の」バスのSRAMを読み書きしてみようと思います。今時、「普通の」バスを扱えるMCUなど滅多に見ないし、ラズパイPicoにも外バスはありません。例のPIO使えばデキそうなんだけれど。

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ブロックを積みながら(17) micro:bitとラズパイ、ペアリング+Wireshark

BBC micro:bit paired with Raspberry Pi
Joseph Halfmoon

前回はmicro:bitからの垂れ流し(broadcast)パケットをラズパイで一方的に受信してみました。今回は、micro:bitとラズパイをpairingいたし、双方向のBLE通信をラズパイ上のWiresharkで覗き見してみようと思います。とはいえ、BLEプロトコル素人なので、まずは遠くからやり取りの様子を眺めてみた、というところ。

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MicroPython的午睡(18) ラズパイPico、SPIでシリアルSRAM接続

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Joseph Halfmoon

前回はシリアルEEPROM、I2C接続でした。今回はシリアルSRAM、SPI接続であります。前回はMicroPythonからのI2C制御、釈然としない部分ありだったのですが、今回のSPIは明朗会計なんであります。ほとんど何も考えずに接続すれば動作してしまう感じ。落差大きいです。 “MicroPython的午睡(18) ラズパイPico、SPIでシリアルSRAM接続” の続きを読む