AIの片隅で(53) Googleの生成AI、Gemini、ブロックダイアグラムを描いて

pid100j
Joseph Halfmoon

前回はPython関数の unittest をGemini様に作ってもらいました。時々ポカはあるけれど、よく見て使えば実用になるじゃん、と。一方、回路図とかグラフなどの読み取りはイマイチです。そこで気づきました。皆大好きGraphvizのソースを作ってもらえば、ブロックダイアグラムなどを描いていただけるのでは?と。
“AIの片隅で(53) Googleの生成AI、Gemini、ブロックダイアグラムを描いて” の続きを読む

データのお砂場(128) R言語、nuclear、原子力発電所の建設データ、{boot}

plotNuclear
Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」に含まれるサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はnuclearとな。米国における軽水炉の建設がイケイケだった1960年代後半から70年代前半あたりの原発建設のコストに関するサンプルデータです。建設コストの上昇を背景的な問題意識としてもっているのだと思います。米国でも補助金問題?
“データのお砂場(128) R言語、nuclear、原子力発電所の建設データ、{boot}” の続きを読む

AIの片隅で(52) Googleの生成AI、Gemini、関数のunittestを作って

TEST_OK
Joseph Halfmoon

前回、Gemini様にPythonのスクリプトにpydoc形式のドキュメンテーション・コメントを挿入していただきました。「動作、よく分かっているみたいじゃん、だったらついでにユニットテストも書いてよ」ということで今回はプロンプトにお願い。時々ポカもあるものの、ほぼOKっす。お陰で年寄がバグ作っていたことも発覚。
“AIの片隅で(52) Googleの生成AI、Gemini、関数のunittestを作って” の続きを読む

忘却の微分方程式(142) 反復練習105、定数係数2階非同次線形微分方程式、Maxima

DE55_Ex1
Joseph Halfmoon

前回は、3階、4階の定数係数同次線形微分方程式でした。3階以上では伝家の宝刀、ode2が使えなくなるので、ちょいとメンドイdesolveにお願いしてました。今回は「非同次」です。教科書的にはもっとメンドそうな。しかし例題は2階デス。おっと ode2が使えるじゃん。教科書的なお教えをバイパス。いいのかそんなことで。 “忘却の微分方程式(142) 反復練習105、定数係数2階非同次線形微分方程式、Maxima” の続きを読む

AIの片隅で(51) Googleの生成AI、Gemini、Pythonスクリプトにコメント

MOD1
Joseph Halfmoon

前回、MicroPythonスクリプトをGemini様に吟味していただいたところ「コメントいれろや」とのご指摘。その通り。この際開き直ってGemini様にコメントを入れてとお願いしたらどうよ。pydoc 形式のドキュメンテーション・コメントね。ただしMicroPythonでは諸般の事情あり、フツーのPythonね。
“AIの片隅で(51) Googleの生成AI、Gemini、Pythonスクリプトにコメント” の続きを読む

連載小説 第156回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界は激変の連続でした。

“連載小説 第156回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

AIの片隅で(50) Googleの生成AI、Gemini、MicroPythonスクリプトを解釈して

srcEC
Joseph Halfmoon

前回までGemini様に画像ファイルをアップロードしてました。今回はプログラムソースをアップロードしてみます。Gemini様はソフトウエアはお得意みたいなのでソフトウエアに寄せてみました。お得意の中でもお得意そうなPython、でもMicroPythonです。割り込みやらキャプチャ、コンペアとかハード制御必須のやつ。
“AIの片隅で(50) Googleの生成AI、Gemini、MicroPythonスクリプトを解釈して” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(186) トランスの周波数特性、1:2と2:1

HPH1_0190_2_1DUT
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年2月号(和文版)実習2回目です。前回はトランスを1:1構成にして周波数特性を測定。1:1です。「ほぼほぼ平らな」特性でした。今回は1:2(昇圧)とか2:1(降圧)構成を実習せよと。しかし、測定例のグラフに申し上げたき儀これあり、恐れ多いですが。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(186) トランスの周波数特性、1:2と2:1” の続きを読む

AIの片隅で(49) Googleの生成AI、Gemini、回路図から部品表(BOM)作って

bomA1b
Joseph Halfmoon

前回の結果から、Gemini様は画像ファイルの中の文字や数字を読み取ることはお得意そうだけれども、図形そのものを「理解」するのは苦手なように思われました。そこで今回は、文字数字中心に読み取れれば「役に立つ」んじゃないかと思われるBOM(Bill of Materials)、部品表の作成をお願いしてみました。 “AIの片隅で(49) Googleの生成AI、Gemini、回路図から部品表(BOM)作って” の続きを読む

ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2

stepResponseCLR
Joseph Halfmoon

前回は連続時間パレットの中でも比較的「プリミティブ」なブロックどもを練習してみました。今回はいよいよXcos使う上での中心的存在の一つ、「連続系伝達関数」と「連続系状態空間システム」を練習してみます。といって練習するのは簡単なやつだけだけれども。実際のいろいろに適用してみるのはまだ大分先かな~。はやくやれよ、自分。
“ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2” の続きを読む

AIの片隅で(48) Googleの生成AI、Gemini、オシロスコープの画面を読み取って

A1_readingEC
Joseph Halfmoon

Gemini様からはいつも「自信満々」なご回答をいただけます。今回も最初は完璧なご回答をいただけました。間抜けで忘却力の年寄は「Gemini様はグラフを読めているのね」と一瞬誤解しかけましたぞ。しかし、ちょいと意地悪してみたら「グラフは読み取れてない」「読めたフリをしているだけ」ということが発覚。トホホ。
“AIの片隅で(48) Googleの生成AI、Gemini、オシロスコープの画面を読み取って” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(125) Scilab、yulewalkでIIRフィルタを設計

yulewalkFreqRes
Joseph Halfmoon

前回前々回と練習してきたIIRフィルタ設計関数ですが、今回はその3回目。練習するのはyulewalk()関数です。「最小二乗フィルタを設計」とHELPページのタイトルに掲げられてますが、それをするのに使っているのがYule-Walker方程式みたいです。またメンドクさそうな奴を関数名に頂いておる設計関数だよ。
“手習ひデジタル信号処理(125) Scilab、yulewalkでIIRフィルタを設計” の続きを読む

AIの片隅で(47) Googleの生成AI、Gemini、74AHC245、テストベクトル

SN74AHC245
Joseph Halfmoon

Googleの生成AI、Gemini様に無茶ぶり?している年寄です。Gemini様は何でもご存じなので「それなりにカッコつけた」回答をくれます。でも結構、慌て者な感じっす。前回は「アナログ」タイマでしたが、今回はロジック回路です。「テストベクトルを作製して」と問いかけてます。そんなことをお願いしても大丈夫なのか?
“AIの片隅で(47) Googleの生成AI、Gemini、74AHC245、テストベクトル” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(159)A64(AArach64)SIMD要素毎FMULX

elemFMULXargs
Joseph Halfmoon

前回につづき「SIMDレジスタの一方の全要素に他方の一要素を共通に掛け算」する浮動小数点演算命令を練習しようとして発覚。FMLAL, FMLAL2, FMLSL, FMLSL2の4命令、ARMv8.2以降の実装です。ARMv8.0では練習できません。ラッキー?残りはと見ればFMULXのみ。しかしメンドクセー奴なんだ。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(159)A64(AArach64)SIMD要素毎FMULX” の続きを読む