MicroPython的午睡(77) STM32版MicroPython、WSL2でビルド

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Joseph Halfmoon

MicroPython、ソースからのビルド・シリーズも4回目。ラズパイPico用、Raspberry Pi 4用、SAMD21用とやってきて、今回はST Microelectronics社 STM32マイコン用です。ターゲットボードはNucleo F401RE。ビルド簡単、書き込み簡単。調子乗ってんじゃねえよ、自分。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(88)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その4

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Joseph Halfmoon

今回でようやく整数乗算命令の「舐め終わり」です。前回積み残していた「符合付」の命令群です。前々回のようにデスティネーションがソースと等ビット幅であれば出る幕がないですが、前回のようにデスティネーションがソースの倍幅あると必須な奴ら。文字で書いていても何だかよくわからなくなりますが、これで計算はできるのだと。

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トホホな疑問(54) WSL2、USBシリアル、既につながっておるぞよ。デバイスによるケド。

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Joseph Halfmoon

前回「WSL2でシリアルを使えるようにする」と書きました。しかし気づいたら既に使えるようになってました。WSL2でシリアルを使うにはusbipd-winのインストール後カーネル再ビルトが必要と思い込んでいましたが不要でした。usbipd-winのみでシリアルポート使えてます。トホホというよりタナボタな1件。

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忘却の微分方程式(68) 反復練習31、今度はTaylor展開だあ、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回はテイラー展開。高次微分ができる関数ならば多項式で近似できるアレ。わずか3か月前にテイラー展開の特殊な場合であるマクローリン展開する必要があり、やってました。しかし老人の忘却力です。すでに肝心なところを忘れておりました。マクローリン展開のときに引っかかった同じところに、再び引っかかると。学ばない人、いや忘れる人か。

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モダンOSのお砂場(54) MbedOS6でATM0130カラーLCDを使う

ATM0130_NucleoF401RE_MbedOS6
Joseph Halfmoon

今回はATM0130B3というカラーLCDパネルをSTM32マイコン搭載Nucleo-F401REボードに取り付けてみます。Arm MbedOS6環境。開発ツールにはKeil Studio Cloudを使用です。もともとはArduino Uno用のデモプログラムだったものをMbedOS6用に書き換えてます。

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データのお砂場(54) R言語、eurodist、欧州都市間の道のり(dist)とな?

DendrogramComplete
Joseph Halfmoon

R言語のサンプル・データセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。今回のデータセットは eurodist、ヨーロッパ都市間の距離です。以前にも似たデータをやってます。UScitiedDとな(第35回)以前のものは米国、今回は欧州。以前のものは直線距離、今回のものは道のりと。似ているようで違う、でも処理は一緒?

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やっつけな日常(43) Rustに入ればRustに従え、カウンタ・クロージャを返したいです

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Joseph Halfmoon

前回、mutを減らせなくている話を書いたらば先達の方にツイッターにてお教えいただけました。分かっている人のコードを拝見すると目から鱗だよ。いや~Rustのイテレータを勉強しないと。といいつつ今回はイテレータの前にクロージャであります。どうもイテレータと地続き?みたいだし。でもクロージャってこんな面倒だったんだっけ?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(124) 定番フォトカプラPC817C、実機

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年4月号の実習3回目。前回は定番フォトカプラPC817使用といいつつLTspiceシミュレーション。今回は実機使って同じことを試みました。やっぱりモデルと実機は違う。まあ前回はモデルの想定している領域からズレてったってこと?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(123) 定番フォトカプラPC817でLTspice

PC817C
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年4月号の実習2回目。前回は熱収縮チューブで赤外線LEDとフォトトランジスタつなげた「なんちゃってフォトカプラ」実験。今回は定番のフォトカプラPC817使います。といって今回はLTspiceのシミュレーションでお茶を濁すの回。

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鳥なき里のマイコン屋(164) RISC-VコアESP32-C3に、フルカラーLCD装着

ATM0130DUT
Joseph Halfmoon

前回はRISC-VコアのESP32 SoCを搭載したSeeed Xiao ESP32C3のLチカをAruduino IDE2.0で実施。今回はお求めやすいながらも240 x 240サイズのフルカラーLCD、ATM0130Bを取り付けてデモ画面を光らせてみたいと思います。UnoやIDE1.0との微妙な違いがあるのよ。 “鳥なき里のマイコン屋(164) RISC-VコアESP32-C3に、フルカラーLCD装着” の続きを読む

ブロックを積みながら(90) Node-RED、Dashboard、date picker

date picker today
Joseph Halfmoon

Node-REDのDashboard用ノードの落穂ひろいの今回は、date pickerノードです。ダッシュボード上で日付を入力するためのノードです。副作用として設定した日付を表示することにも使えるノードです。でも日付っていってどのくらいの期間をカバーしているの?来年、さ来年、過去の20世紀はどうよ。限界はいずこに。

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うさちゃんと一緒(26) Z80の魔改造?Rabbit4000でDNSクエリその2

resDNS
Joseph Halfmoon

前回はうさちゃんRabbit4000の投げたDNSクエリをRaspberry Pi 4上のDNSサーバでレスポンス。「行ってこい」できたところでその中身は良く見てなかったです。今回は前回と同じ設定のまま、クエリとレスポンスの中身をwiresharkで観察したいと思います。だいたいDNSパケットってUDPだったけ?わかってないデス。

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トホホな疑問(53) VScodeからESP-IDFインストール、ターゲットによる?

vscodeESP32ext
Joseph Halfmoon

別件記事でESP32C3(RISC-V)の吉例LチカをArduino環境でやってみました、簡単。しかしESP32というとESP-IDFというEspressif社自身の開発環境があり、いろいろやろうとするとそちらになります。PCも新しくなって昔の環境が使えなくなっているので、最新版をインストールしようとしてハマりました。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(87)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その3

mul_INSN_AliasU
Joseph Halfmoon

RISC-Vのとき基本整数命令セットを一当たりなめるのは大した回数でなかった記憶。しかしArmの64ビット命令セットA64は命令多いです。まだ整数乗算命令です。今回は前回やってない「パターン2」と「パターン3」ですが符合無のみ。符合付も一度にやるとちょっと疲れそうだったから。そういうところで回数多くなっているな、オイ。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(87)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その3” の続きを読む