IoT何をいまさら(53) M5StickC、PIR Hat

JosephHalfmoon

最近ソフトばかりなので、ちょっとハードっぽいことも盛り込みたいと考えました。材料仕入れてあります。M5StickC用のPIRセンサモジュール。頭に被せて使うことができるためなのか?PIR-HATという名がつけられています。でもね、ハードでありがちなトラブル皆無、わずか10分ほどで動いてしまう。これでハードか? “IoT何をいまさら(53) M5StickC、PIR Hat” の続きを読む

IoT何をいまさら(52) M5Stack、Sleep、deepとlight

JosephHalfmoon

前々回、M5Stack GreyのLCDをオフにしたら、フル充電から約77分ほど動作しつづけたケースのグラフをお見せしました。しかし、M5.Powerモジュールの中にはもっと消費電力をケチれるAPIが準備されています。deepSleepとlightSleep。実際、lightSleep使ってみたら同様な条件で約397分も動作しつづけました。でもね、sleep、ちょっとクセがありそう。 “IoT何をいまさら(52) M5Stack、Sleep、deepとlight” の続きを読む

IoT何をいまさら(51) USB電力メーターで充電の様子を観察

JosephHalfmoon

このところ、M5Stack内蔵のバッテリ(機種 Grey、容量150mAh)の「放電」に注目して観察してきましたが、「放電」ばかりじゃまずい「充電」も見ておきたいと思いました。内部の端子に電流計つなげるのもメンドイ(いつものことですが)しと躊躇しておったところ、これまたお手軽ツールを手に入れました。USB電力メーターという一品。 “IoT何をいまさら(51) USB電力メーターで充電の様子を観察” の続きを読む

IoT何をいまさら(50) M5Stack、LCDのONとOFF

JosephHalfmoon

前回、バッテリが放電して動作しなくなるまでの様子をSDカードに記録できました。今回はLCDのONとOFFで、フル充電から、動かなくなるまでの期間とその期間のバッテリレベルの変化を比べてみたいと思います。でもね、LCDオフっちゃって「終わった」ことをどうやって知ろうかしら?

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IoT何をいまさら(49) M5Stack、バッテリ切れを測る

JosephHalfmoon

前回、M5Stackの充電状態とかバッテリのレベルとかを測れることが分かったので、今度はバッテリが放電しきってプログラムが実行できなくなるまでの様子を測ってみたいと思います。LCD画面ONとOFFとか、WiFiのON/OFFとかいろいろ比較したい条件があるのですが、まずは「素」のままで測定できるようにします。測定といっても何のことはない、SDカードに時間(ほぼ)とそのときのバッテリレベルを記録していくだけですが。 “IoT何をいまさら(49) M5Stack、バッテリ切れを測る” の続きを読む

IoT何をいまさら(48) M5Stack、Powerについて

JosephHalfmoon

前回、「お楽に」プロトを作ってみましたが、気になったのは消費電力です。内蔵の電池でどのくらいの期間動作するのだろうか?本当だったら色々な動作状態で電流を測りまくりたいところですが、設定メンドイ、気力もない。しかし、よくしたものでM5StackにはPowerというモジュールがあり、バッテリの管理関係がいろいろできるようになっています。まずは、その辺、ソフトで出来るところから押さえておこうじゃないの、と考えました。

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IoT何をいまさら(47) M5Stackでプロトタイプ作成、お楽に

JosephHalfmoon

団員から、投げかけられた課題があったので、それに対処できるようなプロトタイプ第1版を「ちょこっと」こさえてみることにいたしました。最近お気に入りのM5Stackを使ってです。プロトタイプ第1版自体は、とっても簡単に作成完了、なんと楽なことか。たかだか数時間の作業時間。ひと昔前、似たようなシステム作るのに何週間もかけていたような気がするのは悪い夢だったのでしょうか?しかし、プロトタイプ第1版は第1版、作りながらいろいろ改良すべき点も分かってきました。 “IoT何をいまさら(47) M5Stackでプロトタイプ作成、お楽に” の続きを読む

IoT何をいまさら(46) 加速度センサ、静止と落下

JosephHalfmoon

前2回のデータシートの読み込み(その1その2)でMPU9250モーションセンサモジュールの加速度センサ部分の理解が多少深まったので、実際にプログラムを書いて実験してみたいと思います。以前と違うのは、タイマを使ってなるべく正確なインターバル時間で計測するようにした点とADコンバータの出力値をそのまま記録するようにしたことです。実験は「静止」と「落下」。実際に取れた加速度センサの出力データを見てみたいと思います。こんなに簡単に落下実験などできるのは自立しているM5Stackならではかもしれません。 “IoT何をいまさら(46) 加速度センサ、静止と落下” の続きを読む

IoT何をいまさら(45) MPU9250、ノイズとLPF

JosephHalfmoon

前回の投稿はMPU9250センサモジュールの9軸あるセンサのうち3軸分の加速度センサの目盛りがどのくらいの細かさかというところで終わっておりました。今回は、引き続きMPU9250センサの加速度部分がどのくらいの精度で加速度を測れるものだか調べていきたいと思います。それにはノイズについても押さえて置かないと。

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IoT何をいまさら(44) MPU9250、9軸センサモジュール

JosephHalfmoon

前々回のプログラムで、モーションセンサ・モジュールMPU9250の加速度センサ部分からデータを読みだして、マイクロSDに書き込みました。遅延関数で10ms待って測定していたので「だいたい100Hz」くらいのレートです。もっと正確なインターバルで測定しようと思ったのですが、その前に、このセンサって最短どのくらいの周期で読み取れるものなの?実用的にはどのくらいのレートにするのが適正?だいたいフルスケールはどのくらい?精度は?いろいろ疑問が浮かびます。やはり、一度データシートを読んでおくというものでしょう。早速、InvenSense MPU-9250 Product Specification Revision 1.1をダウンロードさせてもらいました。 “IoT何をいまさら(44) MPU9250、9軸センサモジュール” の続きを読む

IoT何をいまさら(43) M5Stack.hの中身を確認しとこう。

ArduinoIDEでM5Stackのプログラムを書くのは使いやすくて気に入ったのですが、ちょっと何かムズムズする感じなのが、ヘッダファイルです。普通のCやC++ならヘッダを沢山インクルードしないとイケない筈なのに、M5Stack.hをインクルードするだけで、ほとんど何でも書けてしまう。楽でいいけれども、ちょっとどうなっているのか知っておかないと落ち着かないです。 “IoT何をいまさら(43) M5Stack.hの中身を確認しとこう。” の続きを読む

IoT何をいまさら(42) M5Stack、マイクロSDカードにロギング

M5Stackの入門書と、ESP32の「技術百科」の2冊を買ってしまったので、ブラブラしている分けにも行きません。まずは作らねばと言いながら後回しになっていた、M5Stackをセンサのロガーに使う件を進めてまいりたいと思います。データ保存にマイクロSDカードが使え、バッテリとLCDでスタンドアロンでも使えるM5Stackはまさにポケットなロガーとしても最適かと思います。 “IoT何をいまさら(42) M5Stack、マイクロSDカードにロギング” の続きを読む

IoT何をいまさら(41) 高級スポーツウオッチの脈拍計測

お友達のKさんの「おすすめ」でバーゲンで買った約2000円のスマートウオッチ、「脈拍だけじゃない血圧も測れるぞ」とか、「歩数も当然」とか、いろいろ書いてしまいました。そうしたらお友達のSさんから、今度は高級スポーツウオッチのセンサ部を見よ!とばかりに写真を頂いてしまいました。この業界の老舗Polar社のスポーツウオッチの裏側写真です。一目みれば2000円スマートウオッチとの違いが分かります。そのすごさの一端を勉強してみました。 “IoT何をいまさら(41) 高級スポーツウオッチの脈拍計測” の続きを読む

IoT何をいまさら(40) 無印スマートウオッチ、歩数計

前回投稿で購入した無印スマートウォッチの黒幕?と思われるセンサ屋さんが登場しました。売りは超小型の3軸加速度センサでした。本当にそこのセンサが無印スマートウオッチに使われているかどうかは分解しないと確かめられません。しかし、ま、加速度センサをスマートウオッチに使うプリミティブ機能としては、歩数計でしょうか。とっかかりとして、他社製品と比較を試みました。
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