Design

金言
「立ち上がり時間が回路に固有の遅延時間と比較して短いとき、回路は分布定数的に振る舞う。一方、比率が大きいときには集中定数素子として振る舞う。それぞれの絶対値は関係しない。」
---???
「実際の回路で発生するトラブルは、ICが理想的な素子ではないことが原因になる場合が非常に多い。」
---鈴木雅臣
「信号や回路の動きは数式で示され、それは実体の動きと同じ」
---石井聡
「使えるレベルの精度の値を求めることが設計における本質」
---石井聡
「グラウンドに信号を落とせば、回路は動くと回路設計初心者は思いがち、路として回っていることに気がつかない限り、かならず痛い目を見る」
---石井聡
「AD 変換ではエリアスを避けるためにフィルタを必ず使いますが、オーバシュートしたところでサンプリングすると、誤差を持ち込みます。これらは、周波数領域で信号選択に使用するフィルタとは違う基準です。従来の周波数ドメインでの考え方に対し、パルス信号ではタイムドメインでの設計が必須になってくるわけです。」
---T. Fujiwara
「設計者の仕事は偶然を必然に変えること」
---川村憲一郎、村田製作所
「ほとんどの交流(高周波)回路の設計のポイントは、
①リアクタンス成分Xを0(ゼロ)にする
②リアクタンス成分Xを0にした電子回路は抵抗成分のみが残る。電子回路同士を接続する場合、Rが等しいときはそのまま接続できるが、Rが異なるときはインピーダンス整合回路を介して繋ぎ合わせる
の2つといってもよいほどだ。」
 ---根日屋英之
「ディープ・サブミクロンのCMOS製造プロセスにおいて、デジタル信号の時間分解能はアナログ信号の電圧分解能よりも優れている」
 ---Bogdan Staszewski, ADPLL開発者
「どれだけの容量負荷があるとどの程度のリンギングを生じ、どんな位相補償を外付けすると結果がどうなるか。それがOPアンプを使う技術としては重要なポイントです」
 ---岡村廸夫
「パワー・トランジスタなど半導体スイッチで、インダクタンス分を含んだ負荷の電流を開閉すると複雑な動作をします。そのとき過渡現象として発生する高電圧のためにしばしば半導体が破壊されるので、装置の信頼性を左右するポイントとして知られています。」
 ---岡村廸夫
「アースという言葉は、エレクトロニクス関連で使用される場合と、電力関係で使われる場合とでは同じ言葉であっても、その意味する内容はまったく違う」
---伊藤健一、イトケン研究所所長
「動作原理となる部分の基本的な性質が十分にはわかっていない場合でも、試行錯誤を繰り返して経験的にその性質を把握すれば、技術開発は可能なのです」
 ---竹内敦
「アナログ設計者は、エンジニアとしての才覚と、数学者としての資質と、芸術家としての才能を身につけなければならない」
 ---Behzad Razavi

☆設計フロー(未リンク)
☆高信頼性設計(未リンク)
☆機構設計(未リンク)

☆参考文献

http://www.iti.iwatsu.co.jp/support/05_08.html
図解 アナログICのすべて 白土義男 東京電機大学出版局
ノイズ対策の基礎 TDK㈱EMCセンター 坂東明
http://www-lab.ee.uec.ac.jp/vlab/bridge/nagaoka/
http://mobiquitous.com/rfid/antenna-low.html
西村芳一 ADM SELECTION No.21
西村芳一 無線によるデータ変復調技術 2002/09/01 CQ出版
定本 トランジスタ回路の設計 鈴木雅臣 CQ出版 1991/12/20
定本 続 トランジスタ回路の設計 鈴木雅臣 CQ出版 1992/12/20
電子回路設計のための電気/無線数学 石井聡 2008/5/15 CQ出版
トランジスタ技術 1996年3月号
高周波・無線教科書 根日屋英之 2008/4/1 CQ出版
熱対策から熱解析そして熱設計へ 国峯尚樹 2009/03/09 NIKKEI BOARD GUIDE 2009春
http://jp.hamamatsu.com/resources/products/ssd/pdf/tech/si_pd_technical_information.pdf
http://www.comb.kokushikan.ac.jp/lecture/envmeasure/node47.html
オペアンプ入門編 2008 キットで遊ぼう電子回路研究委員会 2008/11/1 アドヴィン
携帯機器にチャージポンプ型 高効率で低雑音の電源回路を開発 名野隆夫 三洋電機 日経エレクトロニクス 2003/9/29 P.129-P.140
デジタル・システムにおける電源供給システムの安定化手法 日経エレクトロニクス 2003/1/6 P.134-P.143 Charles P. Capps
トランジスタ技術 2010年5月号 エレクトロニクス数式集
Scilabで学ぶディジタル信号処理 三谷政昭 CQ出版 2006/7/15
http://www.marutsu.co.jp/user/1104opamp.php
ミッションクリティカルシステムにも活用が広がるFPGA Adam Peter Taylor XCell Journal 2011/8/8
高速データコンバーターシステムにおけるマルチレートデジタル信号処理 Luc Langlois XCell Journal 2011/8/8
NEハンドブックシリーズ2011 アナログ 2011/6/27 日経BP社
独習電子回路設計 ハラパン・メディアテック宇野俊夫 2010/1/28 翔泳社
http://sim.okawa-denshi.jp/keiretu.htm
DSPのハードウエアと信号処理の実際 1999/11/10 CQ出版
ボードのクロック&リセット設計入門 2008 August Design Wave Magazine P.23-P.80 CQ出版

回路シミュレータでスッキリわかる!アナログ電子回路のキホンのキホン 木村誠聡 2008/9/5 秀和システム

ノイズ対策ハンドブック 1994/8/30 伊藤健一監修 日刊工業新聞社

http://www.ice.gunma-ct.ac.jp/~mame/kougi/kairo/text.pdf
http://circit-e.com/001.html

www.jssa.gr.jp/greenpipe/g_news/technique08.pdf

インピーダンス測定ハンドブック 2003/11 Agilent Technologies