ブロックを積みながら(203) Scilab/Xcos、Modelica トランス

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Joseph Halfmoon

前回は、単相全波整流回路についてScilab/Xcos上でのModelicaモデルと回路シミュレータLTspiceの結果を比較してみました。電気回路をシミュレーションするならわざわざModelicaブロック使う必要もない(個人の感想です。)でもま、今回もModelicaモデルのデモの演習続けます。今回はトランスとな。

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手習ひデジタル信号処理(184) Scilab、{Scilabデモ}、ARMAその2

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Joseph Halfmoon

信号処理素人老人がScilabの「信号処理のデモ」物色中デス。今回はARMAモデルの2回目です。ARMA関係はCACSD(Computer Aided Control System design)のところに含まれているので、数学不得意な老人には辛いっす。今回は、クロネッカー積登場。どしたら良いのか、皆目見当もつかず。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(218)x86(16bit)、浮動小数点数のテスト

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Joseph Halfmoon

前回は8087での浮動小数点数の比較結果を8086のフラグに反映させて分岐する練習でした。今回は比較でなくテストです。8087のレジスタスタックのトップに置かれている浮動小数値が、正なの負なのゼロなの?と調べる命令。でもメンドクセーことに「比較不能」という分類もこれあり。浮動小数だもんね。ようやくNaN登場。
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データのお砂場(186) R言語、Animals再び? でも中身は違うのよ{MASS}

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Joseph Halfmoon

MASSパッケージのサンプルデータセットの2つ目は、Animalsです。忘却力の老人は定かには思い出せんのですが、何やら既にやったような記憶がありました。しかし同名ですが、異なるデータセットでした。「中の人」もお名前が被っているのは気になっているみたい。名前被りだけでなく、似たものも複数あり。いろいろあるみたいだ。

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忘却の微分方程式(195)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、2階同次線形

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回は36ページ「3.3 二階微分方程式 3.3.2 同次線形微分方程式」です。怖れ多いことですが今回の演習ノートの解説文にタイポ?(コピペ・エラー?)あり、Googleの生成AIGemini 2.0の解説を先に掲げます。

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AIの片隅で(69) Google様の機械学習集中講座、実世界のMLその2 AutoML

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Joseph Halfmoon

お惚け老人も学べば立派になれるかもしれないGoogle様のMACHINE LEARNING CRASH COURSEを学ぶ全12ユニットの第11回。なんと、ここまで学んできた「手動」のプロセスを「ほぼほぼ」自動化してくれるAutoMLというものがあるんだそうな。その上、今回のユニットは予定時間30分。これでOKなのか?

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SPICEの小瓶(63) LTspice、{Educationalフォルダ} LM308内部

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Joseph Halfmoon

前回はLM78xxレギュレータ(相当のLTspiceモデル)の中身を覗きました。今回は同じLMシリーズから、LM308オペアンプ相当の回路を眺めたいと思います。遠き神代のプレシジョン・オペアンプだろ、と思っていたら、どうも一部界隈ではいまだに人気のオペアンプみたいです。とっくにディスコンになっているのだけれども。

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ブロックを積みながら(202) Scilab/Xcos、Modelica ダイオードブリッジ

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Joseph Halfmoon

前回は、Scilab/Xcos上でのModelicaブロックを使って「論理NORゲート」の「アナログ的な」シミュレーションを行いました。今回はダイオード・ブリッジ、単相全波整流回路のシミュレーションを行ってみます。比較のためLTspiceにも御登場いただき同等なモデルを動かしてみたいと思います。 “ブロックを積みながら(202) Scilab/Xcos、Modelica ダイオードブリッジ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(183) Scilab、{Scilabデモ}、ARMAその1

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Joseph Halfmoon

信号処理素人老人がScilabの「信号処理のデモ」物色中デス。今回はARMAモデルです。あらまー、言うと思った。時系列データの解析と予想に使われる「アレ」です。Scilabでは、CACSDの部に、ARMA関係の関数どもが多数含まれてます。今回は人為的なサンプルデータを「でっち上げて」そこからパラメータを同定してみると。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(217)x86(16bit)、浮動小数点数の比較と判断

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Joseph Halfmoon

前回で8087の加減乗除は極めてしまったかと思いましたが早とちりデス。計算したら、計算結果を判断するという過程が必要。当然、8087には8087の比較命令というものが存在するのですが、8086側が司っているプログラム・フローに反映するのはどしたら良いの?ここで古代の遺物と蔑まれていた命令が活躍。ホントか?

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データのお砂場(185) R言語、Aids2、昔のオーストラリアのAIDS事情?{MASS}

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Joseph Halfmoon

前回は日本国政府ご提供の「実」統計データの地図描画機能などに触れさせていただきました。流石に機能充実。今回はシリーズ趣旨に戻りサンプルデータセットです。使用させていただくパッケージはMASSとな。どうもいろいろ盛り沢山なパッケージみたいです。その中でもABC順に舐めるので、今回はAIDS?病気のデータ、およよ。
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忘却の微分方程式(194)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、2階定数係数線形

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回は35ページ「3.3 二階微分方程式 3.3.1 定数係数線形微分方程式」です。1階あれば2階あり、しかしその出だしということで、Maxima様は勿論、前回しくじったGoogleの生成AI、Gemini 2.0様も盤石。

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AIの片隅で(68) Google様の機械学習集中講座、実世界のMLその1

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Joseph Halfmoon

お惚け老人も学べば立派になれるかもしれないGoogle様のMACHINE LEARNING CRASH COURSEを学ぶ全12ユニットの第10回。クラッシュと言いながらダラダラです。今回は「学んできた」MLモデルを実世界へ適用、そして運用するときの「あれやこれや」についてです。AIの裏側は意外と(当然?)ブラック?

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連載小説 第174回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京勤務。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しだったのですが、世界は激変していきます。乗り遅れると大変な事になっちゃうんだけど、もう乗り遅れてる?

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