データのお砂場(143) R言語、plantTraits、植物の特徴、{cluster}

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Joseph Halfmoon

前回の「お花の特徴」ではお花の名前書いてないじゃん、と不平を述べてましたが、今回の「植物の特徴」では5文字の英字ですがお名前ついてます。しかし、サンプル・データ・セットがちょいと大き目です。136種類の植物種に対して31の因子についてのデータです。端から調べていくと何日かかかりそう。不平不満ばかりだな、自分。
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忘却の微分方程式(157) Maxima、{dynamics}、マンデルブロ/ジュリア集合

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Joseph Halfmoon

別シリーズで「吉例マンデルブロ集合」を描きました。Maxima様にもマンデルブロ集合、ジュリア集合など描く関数あり。そしてそれは最近練習しているplotdfパッケージを含む dynamicsパッケージの中に鎮座しておるのであります。dynamicsパッケージは「複素力学系」へといざなっておるのです。おっと、ヤバイよ。 “忘却の微分方程式(157) Maxima、{dynamics}、マンデルブロ/ジュリア集合” の続きを読む

帰らざるMOS回路(75) Xilinx Vivado、risc-vコアの設定のいろいろ、1

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Joseph Halfmoon

前回、Vitis IDEでデバッガを使うために、RISC-V(MicroBlaze-V)のコアを再設定しました。ハッキリ分かっているわけじゃないんだけれども、まあ「こんなもんだろ~」的な成り行きで設定してました。しかし、待てよと、それぞれのチェックボックス、プルダウンメニューの一つ一つに神だか悪魔だかが宿っておると。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(197) アクティブ・フィルタPart 1の「その1」

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年6月号(和文版)の1回目です。「アナログ・フィルタ」の実験。アナデバ様的には6月号がPart 1、7月号がPart 2と2回に渡ってます。でもPart 1だけでも「いろいろ多い」ので当方の今回はPart 1冒頭の「一番プリミティブなやつ」1個のみ。

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Pharoといっしょ(7) 工夫の無い数値積分でπ(パイ)を計算してみる

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Joseph Halfmoon

別シリーズで「∫」記号を頂くブロックどもが活躍。Pharoでも積分してみることにいたしました。こちらでは「何の工夫もないベタな数値積分」です。工夫はないですが、ターゲット関数を差し替えればいろいろできるハズ。なお下書きにしたのはRust言語で書いた短いコードです。Pharoで書いても短いです。 “Pharoといっしょ(7) 工夫の無い数値積分でπ(パイ)を計算してみる” の続きを読む

ブロックを積みながら(165) Scilab/Xcos、摩擦有り、力学台車のバネ運動

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Joseph Halfmoon

Xcos使って「物理学実験」を実施中です。今回はバネで往復運動をする台車の運動の観察?ですが、「摩擦あり」の場合です。「摩擦なし」の場合は別シリーズのMaxima様の第125回で微分方程式を解いてます。ただね、「摩擦あり」といってもいろいろありーの、なので、今回のはホンワカしたなんちゃってバージョン。
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モダンOSのお砂場(92) Arm Mbed、2026年7月 End of Life

Joseph Halfmoon

Arm Mbed環境は、オンラインでArmベースのマイクロコントローラのRTOSプログラムをお楽に作れるので重宝させていただいてきました。しかし、本日2024年7月11日、Arm Mbed様から End of Lifeの予告を受け取りました。ちょっとビックリ。まあ、2年の猶予はあるのだけれども。

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手習ひデジタル信号処理(140) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理

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Joseph Halfmoon

前回は画像フォーマット変換関数群とその「こまごま」を練習。今回は「モルフォロジー」Morphological Operationsです。ぶっちゃけ2値画像の変換処理デス。処理をしてみると「マスク」というか「ステンシルの型紙」を操作しているような感じです。ステンシルの型紙にペンを突っ込んでグリグリしている感じ?ホントか? “手習ひデジタル信号処理(140) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(174)ARM64(AArach64)SIMD FMAXV

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Joseph Halfmoon

前回から「Across Vector」、SIMDレジスタに並ぶ各要素を横断的に処理(縮約)して1個のスカラー値を得る命令を練習してます。今回はFMAXVとその一族です。浮動小数要素のMAXおよびMINを求める命令ですが2命令づつあります。同じMAXとる命令でもNaNの扱いで2種類に分かれるっと。メンドクセー奴だよ。
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Pharoといっしょ(6) PPM出力で描く、吉例mandelbrot集合

PharoMandelbrot
Joseph Halfmoon

前回、ビットマップグラフィクスをPPMファイル出力できるようになったので、今回は「吉例マンデルブロ集合」を描きたいと思います。過去の別シリーズでも何度となく描いてきた目出度い?フラクタル図形であります。本来は複素数で記述すべきところ、フロート2個で誤魔化してます。ファイル出力さえできてりゃ、後は簡単だ、と。ホントか?

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データのお砂場(142) R言語、flower、お花の特徴、{cluster}

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Joseph Halfmoon

前回は極北の大地の土壌の奥の方の元素成分データでした。今回は土壌の上に育つ植物、それも「お花」をつける草本どもの特徴についてのサンプルデータセットです。育つ土壌もその特徴の中に入っております。ただし具体的なお花のお名前は排除されております。1番とか2番とか数字だけ。お花ではなく、その処理に集中しろと?

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Pharoといっしょ(5) PPM形式カラービットマップグラフィック(テキストファイル)出力

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Joseph Halfmoon

前回、テキストファイルへの入出力ができるようになった「気がした」ので、応用としてPPM形式のファイル出力を試みました。Linuxではお馴染みのPPM形式はテキストファイルをダラダラと書き出せばカラーグラフィックになるお楽なフォーマットです。以前、Go言語、Rust言語をちょっと練習したときにもお世話になっている形式。 “Pharoといっしょ(5) PPM形式カラービットマップグラフィック(テキストファイル)出力” の続きを読む

忘却の微分方程式(156) Maxima、{plotdf}、Phase plane、Phase portrait

Samples
Joseph Halfmoon

ここ数回、plotdfパッケージを使わせていただいとります。しかしplotdfの真の御威光をアカラサマにするには、Phase plane(相平面)、phase portrait(相図)といった恐ろし気なものどもを避けて通るわけにはいかないようです。どうするんだ?そしたら本棚の奥からバッチリなご本が出てきたのよ。インド?

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帰らざるMOS回路(74) Xilinx Vivado、risc-v練習プラットフォーム改良

Running
Joseph Halfmoon

前回、Vitis IDEから「ソフトウエア・デバッガ」を使いました。使いやすいじゃん。しかし「プラットフォーム」のRISC-V(MicroBlaze-V)コアの設定がデバッガのことを無視した設定になっていたので、デバッガの機能を十分に引き出すことができませんでした。そこでハードを作り直しね。こういうときFPGAはお楽。
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