まったく土木・建築分野とは縁遠い人が知っていたくらいなので、未だに「高力ボルト需給ひっ迫」問題は続いているのでしょう。本日は需給を調べるつもりはまったくないのですが、参考までに、昨年、その問題を明らかにした国土交通省の調査へのリンクを張っておきます。
建設現場の高力ボルト需給ひっ迫を受け緊急調査を実施 8割強で工期に影響
ありふれたものを言うときに「ネジ、くぎ」みたいな表現をすることがありますが、今回はまさに「ネジ」の供給が律速になっていて、今の世の中の仕組みの不思議さの一端を見せてくれているようです。
さて、本題は「ネジ」の検査の方です。過去何回か橋梁の検査方法、といっても主にコンクリート側の検査を調べさせてもらってきましたが、そろそろ「鋼」の方にも調べを進めたい、と思っております。
「鋼」には「鋼」の流儀がある
に違いありません。