やっつけな日常(74) Maxima on Android、3次元ベクトルの表示

3DvectorMoA
Joseph Halfmoon

前回はもったいなくもMaxima様を電卓代わりに使ってNPNトランジスタの動作点などを計算してしまいました。今回は「いったん」数学的なところに戻って3次元ベクトルを矢印でプロットしてみます。列ベクトルを1次変換して表示っと。目論見的には全然数学じゃなくて、3次元表示のめくるめく?世界に突入したいということなのですが。

“やっつけな日常(74) Maxima on Android、3次元ベクトルの表示” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(133) Scilab、伝達関数の周波数応答のピーク検出、一撃よ

fresonExamplePlot
Joseph Halfmoon

だらだらとピーク検出続けてます。前回は信号処理のプロは「1行でピーク検出」書けると感動。素人のお惚け老人には思いつきませぬ。今回はツボにハマるとScilab関数で一撃でピーク位置を検出できるの件です。ツボは伝達関数から周波数応答を求めよう、なんて時です。ScilabのExampleをなぞってみただけだけれど一撃。お楽。
“手習ひデジタル信号処理(133) Scilab、伝達関数の周波数応答のピーク検出、一撃よ” の続きを読む

やっつけな日常(73) Maxima on Android、エミッタ接地回路、動作点計算

DCoperatingPoint
Joseph Halfmoon

もったいなくもMaxima様を電卓代わりに使い、前回まで受動素子(R、L、C)共の複素インピーダンスを計算、グラフ化。でもね能動素子(トランジスタ)はどうよ。そこで、お惚け老人がいつも手抜きをしているトランジスタのDC動作点の設定(ホンワカしたところだけれども)をMaxima様にお願いできるようにしてみました。 “やっつけな日常(73) Maxima on Android、エミッタ接地回路、動作点計算” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(167)ARM64(AArach64)SIMD即値シフト3

SFTimm3EC
Joseph Halfmoon

SIMDの即値シフト命令の練習3回目です。前回は「一番ちょろい」命令3つばかりを練習してお茶を濁しました。今回は「ちょっと複雑な」命令に入っていきたいと思います。ただし、ナローとかロングとかは無。インサートとアキュムレートも無。それでも飽和と丸めが有り。その上、符号付だか符号無だかハッキリしろいと言いたくなる奴あり。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(167)ARM64(AArach64)SIMD即値シフト3” の続きを読む

やっつけな日常(72) Maxima on Android、複素インピーダンス、周波数応答

magPlot
Joseph Halfmoon

前回は、複素インピーダンスをベクトル表示ということで、複素平面上に「矢印」でベクトル表示をしてみました。いい感じ?でもベクトルとして実体を見せるためには特定の周波数を指定する必要があります。どっちかっていうと「周波数応答」が知りたいのだな~ということで、周波数応答プロット用の関数を追加。

“やっつけな日常(72) Maxima on Android、複素インピーダンス、周波数応答” の続きを読む

データのお砂場(135) R言語、tau、タウ粒子の崩壊モード、{boot}

tauHistgram
Joseph Halfmoon

Rのサンプルデータセットを巡りながら、この世の不思議、世界の仕組みについて学ぶ年寄です。今回はパッケージ「Boot」のサンプルデータセットの中から tau とな。タウ(τ)粒子の崩壊モードについてのデータらしいです。タウ粒子は「電荷をもつレプトン」らしいです。電子の親戚?でも素粒子物理素人のお惚け老人には何がなにやら?
“データのお砂場(135) R言語、tau、タウ粒子の崩壊モード、{boot}” の続きを読む

やっつけな日常(71) Maxima on Android、複素インピーダンス、ベクトル表示

DisplayImpedanceVector
Joseph Halfmoon

前回 Maxima on Android(MoA)の再活用ということで、2次元平面上のベクトルを1次変換した後のベクトルと合わせてグラフ表示できるようにしてみました。ここまでは数学ですが、ついつい抽象から離れて具象化したくなるお惚け老人です。複素インピーダンスをベクトル表示できるんじゃね。やってみました。 “やっつけな日常(71) Maxima on Android、複素インピーダンス、ベクトル表示” の続きを読む

忘却の微分方程式(149)反復練習112、1階連立微分方程式の初期値問題、Maxima

de79_Ex3
Joseph Halfmoon

今回は1階連立微分方程式の初期値問題です。前回から何度目か再登板のdesolve関数。もともとが初期値、境界値問題を解きやすく?できているように思います。一般解を求める時のように解いた後で整理するようなメンドイことは不要。ほとんど何もせずとも初期値問題の解答が得られるっと。ハマリどころってやつ? “忘却の微分方程式(149)反復練習112、1階連立微分方程式の初期値問題、Maxima” の続きを読む

帰らざるMOS回路(61) Xilinx Vivado、内蔵IPのリスト

IPCatalog
Joseph Halfmoon

さて改めてVivadoに「バンドル」されているIPを練習していきたいと考えました。別途ライセンス契約(多分有料)必要なものは除いてリストしてみたのですが、278個もありました(手元にインストール済Vivado環境にて。)とても全部は練習しきれないので「代表的なところ」だけでも。でも代表的ってどれなのよ。
“帰らざるMOS回路(61) Xilinx Vivado、内蔵IPのリスト” の続きを読む

連載小説 第159回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界は激変の連続でした。

“連載小説 第159回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(192) 「エミッタフォロア」同調アンプ

202404DUT
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年4月号(和文版)実習初回です。3月号の「同調アンプ」記事を終え、次は何よとみやれば再びの同調アンプでした。ちょっと回路構成は異なるけれどLCタンク回路は同じ。アナログ権化のアナデバ様がこだわるのだからそれだけの意味がある。分かっておるのか自分?
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(192) 「エミッタフォロア」同調アンプ” の続きを読む

やっつけな日常(70) Maxima on Android 再活用、ベクトルの表示と1次変換

MoAgraph
Joseph Halfmoon

別シリーズ「ブロックを積みながら」で線形代数?的なブロックを扱ってます。ベクトルに(左から)行列かけて1次変換した様子などグラフに描きたいなと思いました。別シリーズはまた別にやることにして、折角インストールしたのに使われていなかったMaxima on Androidの活用事例ということでやってみました。

“やっつけな日常(70) Maxima on Android 再活用、ベクトルの表示と1次変換” の続きを読む

ブロックを積みながら(157) Scilab/Xcos、行列(Matrix)パレットその2

matmul
Joseph Halfmoon

前回は行列の変形、抽出、転置といった操作を練習しました。今回は行列の「連結」に加えて「計算」に入りたいと思います。まずは掛け算と足し算から。ただね、数学で習う行列の積とか和とか「ピュアな演算」もできるのだけれども、「実務上必要そう」なクセのある計算もあり。別パレットのブロックも持ってこないといけないこともあり。

“ブロックを積みながら(157) Scilab/Xcos、行列(Matrix)パレットその2” の続きを読む

冥界のLSI(10) NEC(大昔の)Vシリーズ、シングルチップおまとめ

NEColdVseries
Joseph Halfmoon

20世紀のチップ共の記憶が薄れゆく中、いくらかでも記憶にとどめるべく取りとめないこと書き連ねてます。今回は第7回「V41/V51、NEC版PC/XTワンチップ」の補足。NEC V30は「いろいろあって」多くの人が記憶にとどめているけれど、VシリーズにはMCUもSoC(当時はそういう名前はなかったけど)もあったのだよね。
“冥界のLSI(10) NEC(大昔の)Vシリーズ、シングルチップおまとめ” の続きを読む