今回は「表引き」命令群です。「群」といっても2命令だけ。SIMD(ベクトル)ソースレジスタのバイト要素をインデックスとして、複数のSIMDレジスタを「バイト・テーブル」としてアクセスし、引いた結果をデスティネーションのSIMDレジスタに書き込むという命令です。1度に最大16個の表引きをできるもの。単純だけれど強力?
L.W.R.(48) PV-A1200MkII、1200bpsモデム、AIWA
今回の古文書は1980年代中盤に購入の1200bpsモデムのマニュアル。会社ではLAN(10Mbps、同軸ケーブル)や専用線を使用。しかし個人のネット接続は公衆電話回線の時代。「次世代の2400bpsモデム」が発売になり1200が在庫整理で値引きになっていたので買いました。多分1987年でないかと。ネットに接続、感激。
データのお砂場(145) R言語、Ruspini、「ファジィな」?、{cluster}
忘却力の年寄ですが「昔の事」は覚えているのです。前世紀末に近付いたころ、当時の記法では「ファジィ」と綴るものが家電製品やら何やらに蔓延っていた記憶、ファジィな洗濯機とかね。流行語になった?くらいなので当時広く「言葉は知られていた」けれど、何が何だか分かっている人は少なかったような。。。しかし最近はとんと聞かず。
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なんちゃって図絵(5) 半導体、フェルミ準位とバンドギャップを描く
前回まで『「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明(数式なし)」により分かった気になる』を標榜しておりましたが改心いたしました。「数式にトートツに値を代入」、「なんちゃってな図」を描いて「もらおう」と。わかっちゃいないお惚け老人が真実に迫る唯一のよりどころは数式だと。まあ、ちゃんと描いて「もらえれば」なんでありますが。
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忘却の微分方程式(159) Maxima、{dynamics}、4角と5角でカオスゲーム
前回は「カオスからフラクタル図形を紡ぎだす」chaosgame関数の代表例ということで正三角形をランダムに動かしながらシェルピンスキーのガスケットが描かれるのを眺めました。でもシェルピンスキーだけじゃないです。4角形でも5角形でも6角形でもカオスゲームは成り立つみたいです。ただし数字の選び方がビミョ~。 “忘却の微分方程式(159) Maxima、{dynamics}、4角と5角でカオスゲーム” の続きを読む
帰らざるMOS回路(78) Xilinx Vivado、RISC-V、高級FPGAならOK?
前回、RISC-V(MicroBlaze-V)コアの中にタイミングエラーが出るので悩んでました。使用しているFPGAは「お求めやすい」けれども「小さくて速いとは言えない」Spartan-7です。多分、スピードグレードも一番お手頃なやつ。もしかして「速い」FPGAターゲットにしたらタイミングエラー消えるんでないの?
連載小説 第161回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界は激変の連続でした。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(199) アクティブ・フィルタPart 1の「その3」
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年6月号(和文版)の3回目です。前回までにオペアンプ1個の「プリミティブな感じ」のアクティブフィルタ、ローパス(LPF)、ハイパス(HPF)と実習してきました。今回はご所望の周波数帯だけを通過させるバンドパス・フィルタ(BPF)です。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(199) アクティブ・フィルタPart 1の「その3」” の続きを読む
Pharoといっしょ(10) Sumの計算のお作法に戸惑う
Smalltalkの法灯を継ぐモダンな処理系Pharoを練習中です。今回は平均とか標準偏差とか「ありがちな」ものどもをPharo上で計算練習。計算そのものは「予定どおり」できるのだけれども、その中でのSUMの計算の仕方に戸惑ってます。正しく計算できるのは分かったけれども、お惚け老人にはお作法の真意が分からず。もやもや。
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ブロックを積みながら(167) Scilab/Xcos、電気回路実験、LCR直列回路
このところの「初歩の物理実験」シリーズ、前回まで力学実験でした。今回は電気回路実験ね。でも、電気回路実験するならばScilab/Xcosより適任のSPICE系シミュレータが存在します。さらに言えばXcosの中にも「電気工学」というパレットありです。まあ今回は前回までの流れでXcosでフツーに微分方程式を解いてみます。
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手習ひデジタル信号処理(142) Scilab、{IPCV}、空間的な変換
前回はモルフォロジーでした。今回は、Spatial Transformations(空間的な変換、変形)に分類されている関数どもを練習してみます。画像の一部(サブリージョン)の抽出、リサイズ(拡大、縮小)、ローテイト(回転)そして「画像ピラミッド」の構築です。サンプル画像はすべてお猿様のご尊顔。お猿様祭りだ?
ぐだぐだ低レベルプログラミング(176)ARM64(AArach64)SIMD ペア操作群2
前回はベクトルレジスタ2個の隣接要素どうし演算、ベクトルレジスタ1個分(半分の長さ)に縮める「ペアワイズ」操作のうち整数演算の命令5つを練習。今回は残りの「ペアワイズ」操作命令5個を練習してみます。今度は浮動小数点命令ね。やっぱりADDとMAX、MIN操作なのだけれどもNANの扱いでMAX、MINは各2命令あり。
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データのお砂場(144) R言語、pluton、プルトニウム同位体混合比、{cluster}
前回は心休まる?植物の特徴データでしたが、今回は心休まらない?プルトニウムの同位体の混合比です。プルトニウムには非常に多くの同位体が存在するみたい。すべて放射性核種で半減期いろいろ。超微量天然にも存在する他は全て人工物のようです。元になった燃料の素性やら、原子炉の運転条件、その他によって同位体の混合比もバラバラ。
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忘却の微分方程式(158) Maxima、{dynamics}、カオスゲームって何よ?
今回、dynamicsパッケージの chaosgame関数を演習するのですが、本件、山嵜大輝先生著の同名の漫画とは「多分直接の」関係ありません。もしかすると漫画の方でもカオスからフラクタル図形を紡ぎだしているのかも知れませんが、読んでないので分かりませぬ。もしかすると奥底では結びついているのか?知らんけど。 “忘却の微分方程式(158) Maxima、{dynamics}、カオスゲームって何よ?” の続きを読む