前回は吉例Lチカをやってみました。今回から uLisp の備える関数どもを端から一通り触っていきたいと思います。といっても御本家COMMON LISPのような膨大な関数があるわけではないです。約180個ほど。しかしその中のディスプレイ用関数群はディスプレイ接続しなければ不要。実際には百数十くらいか?
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Pico三昧(29) ラズパイPico2:RP2350、Boot ROMとBoot RAM
前回のOTPはPico2で追加されたメモリでした。一部はユーザ使用も可能かと。一方、今回眺めてみるROM(ブートROM)はPicoの中の人がプログラムしたマスクROMみたいです。ユーザが書き変えることは出来ません。しかしその機能に毎度お世話になっておる、と。そしてPico2では専用RAMが追加されているみたい。 “Pico三昧(29) ラズパイPico2:RP2350、Boot ROMとBoot RAM” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(203) サレンキー型アクティブ・フィルタその3、BPF
サレンキー型のアクティブ・フィルタの実習を続けてきております。前々回はLPF(ローパス・フィルタ)、前回はHPF(ハイパス・フィルタ)でした。今回はBPF(バンドパス・フィルタ)です。このフィルタはちょいとクセ強みたいです(バンド・ストップほどでないけど。)実験回路通りに実習すれば予定通りっと。いいのかそんなことで。
Lispと一緒(4) ラズパイPico2でもuLisp、吉例Lチカ
ラズパイPico2をターゲットに、別シリーズにて 「C/C++ SDK」「Arduino」「MicroPython」の3種の開発環境にて吉例Lチカ。Pico2でもソフトが作れる雰囲気。しかし、心の底で引っかかっていたものがあります。組み込み用のLisp処理系、uLispです。今回は処理系インストールして吉例Lチカまで。
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ブロックを積みながら(174) Scilab/Xcos、回転のアニメーション表示、動画
前回はRPM(毎分の回転数)で測れるような回転のアニメーションモデルのひな型を作製しました。実時間だけでなく実時間のx倍といったスローモーションも可能っす。そうするってーと、静止画より、動画で結果を残しておきたいです。動画で残すのはどしたら一番お楽でしょうか?今回はXcosのアニメの一番お楽な動画化の件ね。 “ブロックを積みながら(174) Scilab/Xcos、回転のアニメーション表示、動画” の続きを読む
Pico三昧(28) ラズパイPico2:RP2350、OTP、ワンタイムプログラミング記憶
ラズパイPico2搭載のRP2350のスペックをPicoのRP2040と比較してます。前回RP2350の「デュアルコアがまたデュアル」な制御でOTPというものが登場しました。ワンタイム・プログラミング・ストレージ。これはRP2040には存在せず、RP2350で登場したものです。今回はOTPについてざっと調べてみます。
手習ひデジタル信号処理(150) Scilab、{IPCV}、ラドン変換って何よ?
好んで入りたいとは思わないのです。しかし歳をとるとCT(Computed Tomography)の機械に入れられること時折。中は見えないですがドーナツの中で高速回転しとるよ感の音。そして自分の腹の断面図、それもスライス状に多数が提示されるのであります。このときラドン変換の計算(近似か?)がなされている?ホントか?
ぐだぐだ低レベルプログラミング(184)x86(16bit)、シフト、ローテイト(86のね)
前回は、MUL(掛け算)命令。今回はレジスタやメモリの中のビットをシフトしたりローテイトしたりする命令について調査。全8種類(実際は7種類)もあり。「フツーの」RISCはこの系統の命令種類をこれほどもってません。それにキャリーフラグが影響うけること多いなど動作もクセ強。御先祖の8ビットの血統を色濃く受け継いでおると。
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Pico三昧(27) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040との仕様比較3
前回までに、ラズパイPico2搭載のRP2350とPico搭載のRP2040の電源、クロックなどの比較を行いました。いよいよチップの内部です。最初は「プロセッサ・サブシステム」部分。PicoのRP2040はデュアルArmコア、RP2350ではデュアルArm+デュアルRISC-Vだと。でも実は構造、かなり似てました。
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データのお砂場(152) R言語、economics、米国の経済指標データ{ggplot2}
さて今回は米国の経済指標データです。米国の中央銀行にあたる連邦準備銀行の一つであるセントルイス連邦準備銀行は蓄積した各種統計データとその研究で有名みたいです。素人老人は知らんかったよ。その定評あるデータを使っているggplot2の各種グラフ描画例を適当に選んで味わってみるの回?です。例を引き写しているだけなのよ。
Pico三昧(26) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040との仕様比較2
前回はラズパイPico2搭載のRP2350とPico搭載のRP2040の電源、クロック端子などを中心に比較してみました。今回は残りの端子を比べてみます。しかし調べているうちにRP2354なる型番のチップも存在(現物を見たわけでないけれども)することが分かりました。パッケージ内部にFlashをスタックした版みたい。
忘却の微分方程式(166) Maxima、{ezunits}、単位と変換、次元解析、物理定数
頭の抽象度が低い年寄っす。年寄になる前からそうなので、数字には何か単位がついてないと不安を感じます。単位がついていたからといって分かったというわけでもないんだけれども。でもま、そんな抽象度の低い老人にもMaxima様のご配慮は行き届いております。ezunitsパッケージとな。直接呼ぶ必要もないのだけれども。 “忘却の微分方程式(166) Maxima、{ezunits}、単位と変換、次元解析、物理定数” の続きを読む
ソフトな忘却力(67) FreeDOS、FORTRAN-77、READしてWRITE
前回は、古式ゆかしくWRITE文とFORMAT文を使って「ラインプリンタ」風出力を行ってみました。実際は標準出力に印字するだけだけれども。今回はREAD文とFORMAT文をつかって「カードリーダ」(といっても磁気カードとかRFIDではないよん。紙カードだよ)からの読み込みを行ってみます。実際には標準入力なんだけれども。
Pico三昧(25) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040との仕様比較1
過去回(第21回)でラズパイPico2搭載のRP2350マイクロコントローラのデータシート、PicoのときのRP2040のそれに比べて2倍以上のページ数(1346p)があると愕然としました。愕然としてばかりもいられないので、少しづつ読み進めていきたいと思います。RP2040と比べながらね。今回は電源、クロック端子など。