Pico三昧(56) ラズパイPico2:RP2350、HWスピンロックの試用

HWspinlockResults
Joseph Halfmoon

前回はMicroPython処理系が備えているlockをつかって2コアの排他制御を試みました。今回はラズパイPico/Pico2に特有なハードウエア・スピンロック機構を使ってみます。RP2040のときには有用であったHWスピンロックですが、RP2350では後ろ向きの機能になってます。でも使えることに変わりありませぬ。 “Pico三昧(56) ラズパイPico2:RP2350、HWスピンロックの試用” の続きを読む

データのお砂場(164) R言語、environmental、NYの空気、{lattice}

Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータをABC順に眺めてます。今回はlatticeパッケージのenvironmental、なんかデジャヴのような。忘却力の年寄りはほぼほぼ忘れてましたが、調べたら2年以上まえに「似たデータセット」を扱ってました。ちょいとツッコミどころがあるデータでした。今回は可視化の処理例なのでまあいいか? “データのお砂場(164) R言語、environmental、NYの空気、{lattice}” の続きを読む

Lispと一緒(33) ラズパイPico2でもuLisp、I2Cポートスキャン

I2CscanSchematic
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。前回はSPIにメモリを接続しました。今回はI2Cバスにメモリを接続です。しかし読み書きの前にI2Cポート・スキャンからです。まあ、uLispの例題そのまま走らせるだけなんだけれども。一応、実機波形を確認。I2Cバス動いてますなあ。 “Lispと一緒(33) ラズパイPico2でもuLisp、I2Cポートスキャン” の続きを読む

Pico三昧(55) ラズパイPico2:RP2350、MicroPythonで排他制御再び

ThreadLOCKtest
Joseph Halfmoon

前回は2コア平行動作でコア間FIFO通信を使用。FIFOは制御がお楽。しかしその先を考えると排他処理など必要じゃないかと。一応PicoのRP2040にもPico2のRP2350にもSIOブロック内にハードウエアSpinlockというものがあるのだけれども、これってどうよ?その前に_ThreadモジュールのLOCKか?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(214) エンベロープ・ディテクタその5

EnvDetectorBiasCircuit
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習5回目です。前回までダイオードがONする範囲で包絡線を得ていました。しかし振幅が小さくなり(変調が深くなると)ダイオードがONする範囲から外れてきます。そういう場合はちょいとバイアスを与えるのが良いみたい。

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Lispと一緒(32) ラズパイPico2でもuLisp、SPIメモリ読み書き

Pico2_23LC512_BB
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。前回はSPIの出力波形を堪能。しかし波形を眺めているだけではSPIしたことになりませぬ。今回はSPI接続のSRAM、23LC512をターゲットにSPI経由での書き込みと読み出しを実験。uLispのコードもCのコードも変わらんぜよ。

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Pico三昧(54) ラズパイPico2:RP2350、MicroPythonでコア間通信

FifoTrial
Joseph Halfmoon

MicroPythonメインの別シリーズがあるのに、こちらでやっているのはRP2350のハードを直接操作するような実験をしているため。何にしてもMicroPythonはお楽。ただしMicroPython処理系の予期せぬところを触ってヤバイことになることもあり。前回は2コア実行、今回はコア間の通信機能を使ってみます。

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手習ひデジタル信号処理(161) Scilab、{IPCV}、アフィン変換とその眷属

imtransformSample
Joseph Halfmoon

今を去ること半世紀以上前、中学の幾何の先生が「アフィン変換」なる言葉をつぶやいた強烈な記憶アリ。しかしその時もその後も理解できたような気もせぬままに生きてきた老人です。さて今回手習ひしてみるのはアフィン変換です。画像を平行移動、回転、拡大縮小、せん断変形させるものです。変換関数だけでなく、眷属どもが意外と便利。

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Lispと一緒(31) ラズパイPico2でもuLisp、SPI出力

DefaultSPI0waveformMODE2
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。先ごろからハードウエア制御に入いっとります。前回はPWM出力(関数名的にはanalogwrite)、今回はSPI出力を練習してみます。端子的にはキメウチだけれども、それなりに制御できるのでないかと。実機で波形を味わってみるの回です。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(194)x86(16bit)、LEA 実効アドレス

LEAcom
Joseph Halfmoon

LEA、Load Effective Addressは孤高な命令と思いきや、メモリアクセスする命令共には裏で気脈を通じているみたい。そしてメモリアクセスするかのごときアセンブリ言語表記だけれども、決してメモリにアクセスすることなくレジスタ操作を行うだけの命令。必須なこともあれば、避けて通ることもできる?なんだそれ。

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データのお砂場(163) R言語、barley、大麦の収量試験、{lattice}

barleyPlotSample
Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータをABC順に眺めてます。今回はlatticeパッケージのbarley、大麦の収量のデータです。かなり古い(戦前。第二次世界大戦前ってことね、念のため)データである上、ちょっといろいろケチがついてもいるデータらしいっす。でもま、処理例を適用してグラフを描くのには何の問題もないっと。

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Pico三昧(53) ラズパイPico2:RP2350、MicroPythonで2コア実行

CPUID
Joseph Halfmoon

前回はイネーブルになっているデュアル・コアはそれぞれArmなんだかRISC-Vなんだかハッキリしろい、ということでステータスレジスタを読み出して確認しました。しかし、2コアの片方しか動かしてなかったです。今回は超簡単な実験スクリプトで2コアの両方が動いているところを確認したいと思います。手抜きだけれども。

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連載小説 第168回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京勤務。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しだったのですが、世界は激変していきます。乗り遅れると大変な事になっちゃうんだけど、もう乗り遅れてる?

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