スターリングエンジン

Arahaスターリングエンジンであります。

このエンジンの名前を初めて知ったのは、はるか忘却の彼方で何時のことか記憶にございません。それでも、温度差だけで動くエンジンということで気になってました。そんな折、ショッピングサイトでスターリングエンジンの模型を発見。思わずポチッとしてしまいましたとさ。


スターリングエンジンの模型は、台座の長辺が16cm、アルコールランプの直径が3cmです。アルコールランプが小さいので長時間の駆動はできません。ランプに火を灯してホイールを少し回すと、ガチャガチャと勢いよく動きだします。ピストンが壊れてしまうのではと心配になるほどです。

回転軸は発電機に繋がっていて、色が変化するLEDと、更にUSB Type‐Aのコネクタから出力できます。

 

負荷なしの場合の出力電圧は4.46Vでした。
(写真が見づらくて申し訳ない)

 

 

おまけで付いてきたLEDライトを接続すると、出力電圧は3.12Vに低下します。

 

 

手持ちのダイソーで買った扇風機を接続すると、残念なことに扇風機は全く回転しません。そして、スターリングエンジンの動作がゆっくりになります。

これはこれで優雅に動作するので楽しめます。


Gemini 2.5 Flashに聞いてみた(概要のみ)

「スターリングエンジンが商業的に普及しない理由は」
スターリングエンジンが商業的に広く普及しない主な理由は、以下の点に集約されます。
1. 応答性の低さ
2. 高い製造コストと複雑な構造
3. 大きな熱交換器と低い出力密度
4. 競合技術の優位性
5. メンテナンスの難しさ

「スターリングエンジンについて商業的に最も成功したのはスターリングエンジンの模型でしょうか 」
スターリングエンジンが商業的に最も成功した事例は、模型ではなく、「逆スターリングエンジン」として利用される極低温冷却器(冷凍機)です。
一方で、模型のスターリングエンジンも広く普及しており、商業的な成功事例の一つと言えるでしょう。

Youtubeに2008年のNHK「おはよう日本」の動画がありました。

Youtube 幻のスターリングエンジンがついに実用化!
https://www.youtube.com/watch?v=WBI7s2EKbqg
夢の省エネエンジン実用化目前
3,010,230 回視聴 2008/12/14

ロバート・スターリングが1816年にスターリングエンジンを発明してから200年余り、無数の実用化の挑戦が残念な結果となった歴史を知れば、「実用化目前」とは拙速だったようです。

番組で紹介された3社のその後についてGemini 2.5 Flashに聞いてみた
「リンナイ のスターリングエンジンの現状」
「百瀬機械設計株式会社のスターリングエンジンの現状」
「パナソニックのスターリングエンジンの現状はいかに」
3社のいずれもスターリングエンジンの実用化に至らなかったらしい。

しかしながら、スターリングエンジンの実用化に挑戦する人は後を絶たない模様です。ところで、こんなニュースがありました。

核融合炉に「水銀を入れて金に変える」仕組みが発表――採算もとれる予定
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/182901

もし錬金術が実用化するのであれば、スターリングエンジンも頑張って欲しい。

「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です