ブロックを積みながら(202) Scilab/Xcos、Modelica ダイオードブリッジ

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Joseph Halfmoon

前回は、Scilab/Xcos上でのModelicaブロックを使って「論理NORゲート」の「アナログ的な」シミュレーションを行いました。今回はダイオード・ブリッジ、単相全波整流回路のシミュレーションを行ってみます。比較のためLTspiceにも御登場いただき同等なモデルを動かしてみたいと思います。 “ブロックを積みながら(202) Scilab/Xcos、Modelica ダイオードブリッジ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(183) Scilab、{Scilabデモ}、ARMAその1

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Joseph Halfmoon

信号処理素人老人がScilabの「信号処理のデモ」物色中デス。今回はARMAモデルです。あらまー、言うと思った。時系列データの解析と予想に使われる「アレ」です。Scilabでは、CACSDの部に、ARMA関係の関数どもが多数含まれてます。今回は人為的なサンプルデータを「でっち上げて」そこからパラメータを同定してみると。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(217)x86(16bit)、浮動小数点数の比較と判断

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Joseph Halfmoon

前回で8087の加減乗除は極めてしまったかと思いましたが早とちりデス。計算したら、計算結果を判断するという過程が必要。当然、8087には8087の比較命令というものが存在するのですが、8086側が司っているプログラム・フローに反映するのはどしたら良いの?ここで古代の遺物と蔑まれていた命令が活躍。ホントか?

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データのお砂場(185) R言語、Aids2、昔のオーストラリアのAIDS事情?{MASS}

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Joseph Halfmoon

前回は日本国政府ご提供の「実」統計データの地図描画機能などに触れさせていただきました。流石に機能充実。今回はシリーズ趣旨に戻りサンプルデータセットです。使用させていただくパッケージはMASSとな。どうもいろいろ盛り沢山なパッケージみたいです。その中でもABC順に舐めるので、今回はAIDS?病気のデータ、およよ。
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忘却の微分方程式(194)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、2階定数係数線形

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回は35ページ「3.3 二階微分方程式 3.3.1 定数係数線形微分方程式」です。1階あれば2階あり、しかしその出だしということで、Maxima様は勿論、前回しくじったGoogleの生成AI、Gemini 2.0様も盤石。

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ブロックを積みながら(201) Scilab/Xcos、ModelicaブロックNORゲート

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Joseph Halfmoon

前回、Xcos上でModelicaブロックを動かせるようになり。そこでModelicaブロック使用デモを端から動かして、Modelicaブロックどもを浚っていく予定。今回は電気系、その中でも「論理NORゲート」です。「論理」といってもデジタルではなく、アナログ回路扱いです。回路シミュレーションできるみたい。

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手習ひデジタル信号処理(182) Scilab、{Scilabデモ}、2次元畳み込み

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Joseph Halfmoon

信号処理素人老人がScilabの「信号処理のデモ」物色中デス。前回は1次元のConvolutionでした。当然ということで今回は2次元のConvolutionです。何をコンボリューションするのかと言えばアリガチ過ぎるガウシアンフィルタ(ぼかしフィルタ)です。定番中の定番、あれやこれやで何度もやっている気がするんだが。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(216)x86(16bit)、浮動小数点数の加減乗除

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Joseph Halfmoon

前回は8087の浮動小数加算命令を練習、これで加減乗除はバッチリかと思えば、「演算順序」の問題もあり。某国の小学校のようにスカラーの乗算に順序を求めることは流石にないです。減算、除算のときだけです。オペランドの表記法のルールと相まって慣れないとハマります。それもこれもスタック・アーキテクチャのせい?知らんけど。

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データのお砂場(184) e-Stat、日本地図に実際の統計データを描く練習

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Joseph Halfmoon

前回は、R言語のパッケージをつかって日本地図を描きました。これを使えば日本地図上に各種統計情報などを表示できそうです。しかし、日本の統計情報であれば日本国政府様のご提供によるデータによる、というのが本筋でしょう。日本国政府様のやることです。統計情報の可視化ツールなども万全でご提供されとります、流石。手抜かりなどない?

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忘却の微分方程式(193)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、ラグランジュ

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回は34ページ「3.2.9 広義のClairaut(Lagrange)の微分方程式」です。ここまで無双してきたGoogleの生成AI、Gemini 2.0様もとうとう年貢の納め時?まあ、たまには間違うこともあら~な。

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ブロックを積みながら(200) Scilab/Xcos、Modelicaブロックの使用

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Joseph Halfmoon

さて、過去記事でちょっと触ったことがありますが、世の中にはModelicaというモデリング環境があります。そしてScilab/XcosはこのModelica上で実行されるモデル・ブロックを含めることができる、ことになってます。しかし当方環境にて実行すると途中で落ちます。”c_pass1: なんちゃら”などと言われます。

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手習ひデジタル信号処理(181) Scilab、{Scilabデモ}、1次元畳み込み

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Joseph Halfmoon

信号処理素人老人が、Scilabの「信号処理のデモ」物色中。今回はみんな大好きConvolutionです。最近、コンボリューションというとニューラルネットでばかり遭遇するような気がします。気のせいか?まあ、フツーに信号処理でも大活躍ですな。今回はそんなコンボリューション関数の復習ということで。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(215)x86(16bit)、浮動小数点数の加算

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Joseph Halfmoon

前回は8087に浮動小数値をロード。その度にレジスタ・スタックは積みあがっていきます。今回は、浮動小数の加算。演算結果はスタックトップに書きこむのですが、スタックトップ位置はそのままの場合と、ポップして1個少なくなる場合あり。それに忘れちゃいけないx86はCISCデス。FADDでメモリを参照することも可。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(215)x86(16bit)、浮動小数点数の加算” の続きを読む

データのお砂場(183) R言語、日本地図を描く3つの方法、それぞれクセあり

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Joseph Halfmoon

前回までmapsパッケージ所蔵の地図データの使い方など練習。結構「世界地図」は描ける気がしてきましたが肝心の日本地図がイケません。そこで今回は、追加のパッケージ2つ、mapdataとNipponMapを導入し、3通りの方法で日本地図を描いてみたいと思います。並べてみると3者3様、個性というかクセ強。

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