Pharoといっしょ(10) Sumの計算のお作法に戸惑う

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Joseph Halfmoon

Smalltalkの法灯を継ぐモダンな処理系Pharoを練習中です。今回は平均とか標準偏差とか「ありがちな」ものどもをPharo上で計算練習。計算そのものは「予定どおり」できるのだけれども、その中でのSUMの計算の仕方に戸惑ってます。正しく計算できるのは分かったけれども、お惚け老人にはお作法の真意が分からず。もやもや。
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ブロックを積みながら(167) Scilab/Xcos、電気回路実験、LCR直列回路

spiceCircuit
Joseph Halfmoon

このところの「初歩の物理実験」シリーズ、前回まで力学実験でした。今回は電気回路実験ね。でも、電気回路実験するならばScilab/Xcosより適任のSPICE系シミュレータが存在します。さらに言えばXcosの中にも「電気工学」というパレットありです。まあ今回は前回までの流れでXcosでフツーに微分方程式を解いてみます。
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手習ひデジタル信号処理(142) Scilab、{IPCV}、空間的な変換

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Joseph Halfmoon

前回はモルフォロジーでした。今回は、Spatial Transformations(空間的な変換、変形)に分類されている関数どもを練習してみます。画像の一部(サブリージョン)の抽出、リサイズ(拡大、縮小)、ローテイト(回転)そして「画像ピラミッド」の構築です。サンプル画像はすべてお猿様のご尊顔。お猿様祭りだ?

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(176)ARM64(AArach64)SIMD ペア操作群2

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Joseph Halfmoon

前回はベクトルレジスタ2個の隣接要素どうし演算、ベクトルレジスタ1個分(半分の長さ)に縮める「ペアワイズ」操作のうち整数演算の命令5つを練習。今回は残りの「ペアワイズ」操作命令5個を練習してみます。今度は浮動小数点命令ね。やっぱりADDとMAX、MIN操作なのだけれどもNANの扱いでMAX、MINは各2命令あり。
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データのお砂場(144) R言語、pluton、プルトニウム同位体混合比、{cluster}

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Joseph Halfmoon

前回は心休まる?植物の特徴データでしたが、今回は心休まらない?プルトニウムの同位体の混合比です。プルトニウムには非常に多くの同位体が存在するみたい。すべて放射性核種で半減期いろいろ。超微量天然にも存在する他は全て人工物のようです。元になった燃料の素性やら、原子炉の運転条件、その他によって同位体の混合比もバラバラ。
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忘却の微分方程式(158) Maxima、{dynamics}、カオスゲームって何よ?

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Joseph Halfmoon

今回、dynamicsパッケージの chaosgame関数を演習するのですが、本件、山嵜大輝先生著の同名の漫画とは「多分直接の」関係ありません。もしかすると漫画の方でもカオスからフラクタル図形を紡ぎだしているのかも知れませんが、読んでないので分かりませぬ。もしかすると奥底では結びついているのか?知らんけど。 “忘却の微分方程式(158) Maxima、{dynamics}、カオスゲームって何よ?” の続きを読む

帰らざるMOS回路(77) Xilinx Vivado、RISC-V、タイミング制約に悩む

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Joseph Halfmoon

RISC-V(MicroBlaze-V)コアを扱い始めて気になっていたのが、タイミングエラーです。踏みつぶしてFPGA上に実装しても「動いているように見える」けど気持ち悪いです。今回はどこで何が起こっているのか確認してフォルス・パスなり何なり制約条件を付けようかとして悩みました。hiddenの中に埋もれてるじゃん。

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ブロックを積みながら(166) Scilab/Xcos、単振り子、もち微小振動ね。

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Joseph Halfmoon

前回は力学台車、今回は振り子です。高校生(中学生?)の物理実験という感じです。もちろん「微小振動」の振り子です。前回よりも簡単になってないかい?まあ、台車をやって振り子をやらないような片手落ちはマズかろうと。まあアリガチな物理実験のタネはそんなに無いような気もするし、思いついたものからやっていくと。いい加減だな。

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Pharoといっしょ(9) 続 CRC、CRC8/AHT21B、CRC8/DVBS2の計算

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Joseph Halfmoon

前回、PharoのCRCクラスを使ってCRC16とCRC32を計算してみました。しかし、「マイコンなどを扱うことが多いお惚け老人」には肝心要な計算を確かめてません。CRC8ね。それも機種にスペシフィックなやつ。今回はAHT21B温湿度センサ、とPIC16F18855 MCU搭載CRC計算機向けを計算してみます。

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手習ひデジタル信号処理(141) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理その2

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Joseph Halfmoon

今回は前回の訂正から入らねばなりませぬ。前回「モフォロジー」と記してましたが「モルフォロジー」と記すのが良いようです。またバッサリ2値白黒画像の処理と断定してましたが、カラー画像にも適用可能です。ステンシルプレートのような2値画像に適用する場合が「応用し易い」だけのこと。お詫びして訂正させていただきます。 “手習ひデジタル信号処理(141) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理その2” の続きを読む

帰らざるMOS回路(76) Xilinx Vivado、risc-vコア、FPU追加してみる

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Joseph Halfmoon

前回、RISC-V(MicroBlaze-V)のコアの設定画面、各チェックボックス、プルダウンメニューの一つ一つに神だか悪魔だかが宿っておるということで調べてみました。その中でも大物といえばFPUデス。小さなSpartan-7 FPGAに収まるのかどうかちょいと不安だけれども追加してみましたぞ。追加するだけなら簡単。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(175)ARM64(AArach64)SIMD ペア操作群1

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Joseph Halfmoon

前回まで「ベクトル横断」命令群を練習してました。ベクトルにつまった要素を縮約処理して1個のスカラーにまとめてしまうもの。しかし、スカラーにまでまとめる前にもう一手間あるんじゃないすか、というのが今回のペア操作です。複数SIMDレジスタにまたがる長大なベクトルを隣接要素どうしで処理して半分の長さに縮めるもの。
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Pharoといっしょ(8) PharoでCRCを計算する小ネタ

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Joseph Halfmoon

素人老人は今回Pharo様にCRC計算してね、とお願い。当然ながらPharo様はCRCを計算できるクラスを持ってます。それにお願いするか「継承」すればよい筈。しかしね、CRCといってもいろいろアリ。デフォルトで計算できるCRC16とかCRC32とかは何なの?「違う奴」はどうしたら良いの?分からんことだらけだな。
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データのお砂場(143) R言語、plantTraits、植物の特徴、{cluster}

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Joseph Halfmoon

前回の「お花の特徴」ではお花の名前書いてないじゃん、と不平を述べてましたが、今回の「植物の特徴」では5文字の英字ですがお名前ついてます。しかし、サンプル・データ・セットがちょいと大き目です。136種類の植物種に対して31の因子についてのデータです。端から調べていくと何日かかかりそう。不平不満ばかりだな、自分。
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