前回「間が持たない」ということで、アナデバ様の元記事ではブロックダイアグラムでアイディアのみ提示されていたパルス平均化弁別器によるFM検波をLTspiceしてみました。シミュレータなので部品使い放題、しかしお惚け老人のなんちゃって回路です。でもこれScilab使ってデジタル信号処理できるんじゃ。やってみました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(217) なんちゃってパルス平均化弁別器のScilabモデル” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(216) FM検波、なんちゃってパルス平均化弁別器?
『StudentZone』の2024年11月号、6種類の回路が列挙されているなか、まさかの実習1回、それもシミュレーションのみでした。「間が持たない」ので今回は解説はあるけれど具体的な回路がないものについて御勝手シミュレーション。その動作を味わいたいと思います。もとより素人のなんちゃって回路っす。大丈夫か?
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(215) FMディテクタ、スロープ検波器
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年11月号(和文版)の実習初回。前回までAM検波。今回はFM。各種FM検波器の解説が掲載されとります。『StudentZone』のタイトル的には今回も『ADALM2000による実習』ですが実機実習はみあたらず、シミュレーション「のみ」です。いいのか?
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(214) エンベロープ・ディテクタその5
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習5回目です。前回までダイオードがONする範囲で包絡線を得ていました。しかし振幅が小さくなり(変調が深くなると)ダイオードがONする範囲から外れてきます。そういう場合はちょいとバイアスを与えるのが良いみたい。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(213) エンベロープ・ディテクタその4
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習4回目です。たかだが部品3個の包絡線検波回路、前回は積み残しのFFT結果を眺めて終わりました。今回は部品倍増、といっても6個ですが、の回路です。前回までの正の半波の包絡線に加えて負の半波の包絡線もとってみるっと。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(212) エンベロープ・ディテクタその3
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習3回目です。前回は包絡線検波器(といっても部品3個)の実機でした。しかし波形を眺めただけでFFTしてませんでした。そこで今回は積み残しのFFT測定。それにしても波形がひん曲がっているのが気になります。原因はコンデンサとな。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(212) エンベロープ・ディテクタその3” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(211) エンベロープ・ディテクタその2
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習2回目。前回からエンベロープ・ディテクタ、包絡線検波器してます。前回LTspiceシミュレーションでは入力のAM変調波形生成がメンドかった。今回は実機はAnalog Discovery2で入力波形を生成したのですが一撃っす。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(210) エンベロープ・ディテクタ
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習1回目です。今回はエンベロープ・ディテクタ、包絡線検波器です。やっぱ一番の応用はAMラジオですかね。でも最近AM局は寂しい感じっす。AM信号からエンベロープ取り出すのは一撃?でもシミュレーションしようとしたら手こずりました。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(209) アナログ・ポリフェーズ・フィルタその3
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年8月号(和文版)の実習3回目です。前回はNPNトランジスタで作った差動増幅器の負荷にLCフィルタを使う回路で90°づつ位相がずれた信号が取り出せるポリフェーズフィルタの「シミュレーション」を行いました。今回は積み残し、実機確認です。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(208) アナログ・ポリフェーズ・フィルタその2
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年8月号(和文版)の実習2回目。前回はRC受動回路のみのポリフェーズ・フィルタ。回路は簡単。でも特性はビミョー。今回はトランジスタ4個で差動増幅器を作り、差動出力の負荷としてLCフィルタを使う回路です。90°づつ位相がずれた信号が取り出せるっと。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(207) アナログ・ポリフェーズ・フィルタその1
今回からアナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年8月号(和文版)です。再びフィルタ。しかし今回はアナログ・ポリフェーズ・フィルタ。「想定」されているのは入力信号からIとQを取り出して複素信号にしたい、ってことみたい。無線の風が吹いてきたような気がする。アナログ素人老人はビビルぜ。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(206) アクティブフィルタ、Twin-T ノッチ・フィルタ
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年7月号(和文版)、長らく実習してきましたが漸く末尾。毎回1種類のフィルタというペースでちんたら実習してきたからですが。末尾にいたりて実習するフィルタはTwin-T型のノッチフィルタとな。T型のパッシブな回路2つとオペアンプ2個をくみ合わせたもの。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(205) アクティブフィルタ、Tow-Thomasフィルタ
前々回までサレンキー型、前回はKHN状態フィルタでした。そして今回はTow-Thomasフィルタ。双2次(Biquad)フィルタだそうな。近眼の目で回路を遠くからみれば前回のKHN状態フィルタと今回のTow-Thomasフィルタはクリソツ。老眼の目を近づけてみたらばRとCが違ってたりフィードバックが変更されてたりと。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(204) アクティブフィルタ、KHN 状態変数フィルタ
前回までサレンキー型アクティブ・フィルタの実習してきましたが、どうもサレンキー型にも「限界」あるみたいです。他の形式のアクティブ・フィルタも実習せよ、との思し召しのようです。今回は「状態変数フィルタ」だそうな。主要パラメータを個別調整可能だと。発明者3名様の頭文字をとって KHN状態フィルタと呼ばれることもあるみたい。
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