お手軽ツールで今更学ぶアナログ(198) アクティブ・フィルタPart 1の「その2」

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年6月号(和文版)の2回目です。前回は「一番プリミティブな」オペアンプ1個のアクティブ・ローパス・フィルタ(非反転)を実習。今回は反転型のアクティブ・ローパス・フィルタと非反転型のアクティブ・ハイパス・フィルタです。前回道筋できているので以下同文?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(197) アクティブ・フィルタPart 1の「その1」

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年6月号(和文版)の1回目です。「アナログ・フィルタ」の実験。アナデバ様的には6月号がPart 1、7月号がPart 2と2回に渡ってます。でもPart 1だけでも「いろいろ多い」ので当方の今回はPart 1冒頭の「一番プリミティブなやつ」1個のみ。

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帰らざるMOS回路(74) Xilinx Vivado、risc-v練習プラットフォーム改良

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Joseph Halfmoon

前回、Vitis IDEから「ソフトウエア・デバッガ」を使いました。使いやすいじゃん。しかし「プラットフォーム」のRISC-V(MicroBlaze-V)コアの設定がデバッガのことを無視した設定になっていたので、デバッガの機能を十分に引き出すことができませんでした。そこでハードを作り直しね。こういうときFPGAはお楽。
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帰らざるMOS回路(72) Xilinx、RISC-Vコア 12MHz版、Dhrystone

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Joseph Halfmoon

前回、FPGA上のRISC-Vコア(MicroBlaze V)を使って「伝統の」Dhrystoneベンチマークを走らせようと試み、「メモリが足りん」と怒られたところで中断。今回は仕切り直しであります。ようやくDhrystone 2.1成功。12MHzクロック、キャッシュレスという質素な構成ではありますが。
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帰らざるMOS回路(71) Xilinx Vitis、今度はDhrystoneに手こずる

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Joseph Halfmoon

FPGA上のRISC-Vコア(MicroBlaze V)を使って、「Hello World」に「Lチカ」と成功、次は何かベンチマークをと思い至りました。前回の目論見では後は以下同文。しかし、そうは問屋が卸しませぬ。Xilinxのソフト開発環境VitisのExample、Dhrystoneを走らせるだけなんだが。
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SPICEの小瓶(49) LTspice、ステートマシン記述言語を内蔵していた

stateMachine
Joseph Halfmoon

ロジック・ハードウエアあるいはソフトウエアの世界ではステートマシンを記述することはよくあるじゃないかと思います。ところが、アナログな回路シミュレーターであるLTspiceにもステートマシン記述機能が隠れてました。その「記述言語」をContraption Programming Languageと唱えるようです。初耳だぜ。 “SPICEの小瓶(49) LTspice、ステートマシン記述言語を内蔵していた” の続きを読む

帰らざるMOS回路(69) Xilinx Vivado、ついに成功 RISC-VからHello

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Joseph Halfmoon

前回、チップ上のRAMにビルドしたオブジェクトがロードできんのが問題ということを理解。IP内部にメモリを含んでいるMCSではなく、単体CPUのIP+単体メモリIPであれば動作するだろうと。なんたって以前に動作OKになっているし。そこでRISC-V単体コアIPでやってみました。ようやくHello World成功。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(196) トランス結合アンプその2

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年5月号(和文版)の2回目です。「トランス結合アンプ」の実験です。前回はまずは回路をLTspiceでシミュレーションしてみるべし、とやってみました。しかし元記事のご指定の周波数の信号入れてもハシボーな感じ。どこか決定的に間違っている?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(195) トランス結合アンプその1

TCampCircuit
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年5月号(和文版)の1回目です。4月号の第193回はコレクタにLCタンク回路を接続した同調アンプでした。今回はコレクタにトランスを接続した「トランス結合アンプ」です。初回なのでまずはLTspiceしてみるべしとやってみましたが、なんじゃらほい?

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トホホな疑問(60) リアルな部品の現実を見よ(その2)?コンデンサの直列抵抗

RC
Joseph Halfmoon

前回、RLローパスフィルタの周波数特性がシミュレーション結果と違う件を追求しました。なんのことはない、シミュレーションで使う理想的なL(インダクタンス)と違い、現物デバイスには「見えない直列抵抗(ESR)」が隠れているためでした。今回はRCローパスフィルタの現物の周波数特性の合わない件を追求。結局、同じ原因ね。トホホ。 “トホホな疑問(60) リアルな部品の現実を見よ(その2)?コンデンサの直列抵抗” の続きを読む

トホホな疑問(59) リアルな部品の現実を見よ?インダクタンスの直列抵抗

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Joseph Halfmoon

さて、別件シリーズでRC/RL/RLCローパスフィルタの周波数特性をシミュレーションし悦に入りました。しかし「現物でそんな上手く行くわけねーずら」という声が聞こえてくるような。。。気のせい?そういうことで確認のため「シミュレーション通りの定数」の現物回路を組み立てて実機で測定してみました。確かに理想と現実は違う?

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SPICEの小瓶(48) RC、RL、RLCローパスフィルタの周波数特性

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Joseph Halfmoon

前々回、LTspiceの.MEASコマンドでカットオフ周波数を計算したのですが、「その方法では上手く行かない」ケースを見つけてしまいました。RLCのローパスフィルタの周波数特性を描こうとしたときにです。カットオフ周波数前に「小さなピーク」あり、前回方法では「ピーク前のまだ通過域」のところを誤って算出。これはイケない。 “SPICEの小瓶(48) RC、RL、RLCローパスフィルタの周波数特性” の続きを読む

帰らざるMOS回路(63) Xilinx Vivado、Accumulator

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Joseph Halfmoon

前回はVivadoに「バンドル」されているIPからRAM-Based Shift Registerを練習。LUTを使ってFIFOみたいな構造を作れるIPでした。今回はAccmulatorです。入ってくる値をどんどん積算して結果を出力してくれるもの。なんか計算用のブロックを使って作ってくれるのか?どうなんだ? “帰らざるMOS回路(63) Xilinx Vivado、Accumulator” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(194) RLC バンドパスフィルタ

RLCbandpassDUT
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』最新記事の日本語版はまだアップされていなかったです。そこで今回は勝手実験です。ちょうど別シリーズでインダクタとキャパシタを使ったパッシブ・フィルタの計算をやってます。計算してそれきりだったので実機にておさらいしてみるかと。計算と違っていたらビックリなんだが。
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