前回『初回が0なのはプログラムの仕様<バグともいう>です。』など勝手なことを書いて「逃げて」しまいました、すみません。今回はバグ修正版? ArmのWFI(Wait for Interrupt)命令を使って、割り込みが発生するまで「低消費電力で」待ちを入れたいと思います。まあこれとても根本的な対策ではないのでありますが。
鳥なき里のマイコン屋(137) ラズパイPico、C/C++SDKでPIO、サイド出力
前回は、ラズパイPicoのユニークなPIO(Programable IO)でパラレル入出力をやってみました。ただし、出力タイミングはCPUからの書き込み次第でした。今回は、CPUタイミングを排除し、ハード側の一定のタイミングで出力するとともに、パラレル出力には必須のストローブ信号を付加してみたいと思います。
ソフトな忘却力(2) ラズパイ4でCプログラミング、libconfig
前回はコマンドラインオプションの取得用ライブラリ getopt でした。今回は、ファイルに書き込まれたコンフィギュレーション設定を読み取るための libconfigを使ってみます。最近私はPythonではJSON形式使っていますが、libconfigも分かり易いのではないかと。勿論、読み書き両対応。C/C++にも両対応。
Literature watch returns(29) トラ技2021.10月号、あれ?
久しぶりのCQ出版さんの「トランジスタ技術」誌です。2021年10月号。特集も「お役立ち」ですが、ちょっと気になる新連載が始まりました。三上直樹先生、『STM32マイコンではじまるPC計測』です。あれ、何か見覚えあるような。そうです前回のデジタル信号処理のご本の著者による連載。ちょうど準備済なんですわよ。
忘却の微分方程式(13) 分数、小数の入力、MATHEMATICAとMaxima
貧乏根性で、折角無料で使えるのだから”Wolfram Mathematica for Raspberry Pi” を使ってみる、ついでに使い方が分かっていないMaxima(PC上)でも同じことをやってみる、の第2回です。前回は入力で、どちらもクセが強いことがすこし分かってきました。今回は分数と小数です。似ているような、似ていないような。
ぐだぐた低レベルプログラミング(28) RISC-Vでアセンブラ再開、環境のレストア
昨年は結構RISC-Vマイコンを動かしていたのですが、RISC-V debuggerをボードから外してしまった後「疎遠」となっておりました。今回開発環境をレストア(といってデバッガ取り付けるだけですが)し、再び取り組んでみたいと思います。目標はRV32I全命令を動かしてみること。全命令というと大変そうですがRISC-Vだもんね。
MicroPython的午睡(42) array.array、意外に小さい使える領域
別件でラズパイPico上のMicroPythonを使用して、arrayモジュールを使ってみたところ、バイト要素が高々16000個以下でエラーで落ちました。他のプログラム要素の使用分もあるので一概には言えないですが、ラズパイPico搭載のSRAM量からしたらかなり小さくて予想外。どういう書き方したらどのくらいの容量が使えるのだか気になって調べてみました。対象はラズパイPicoとM5ATOM LiteのMicroPythonです。
IoT何をいまさら(93) ATSAMD51、内蔵ペリフェラルの割り込み受け
前回に続き、Microchip社ATSAMD51マイコンをローレベル(ハードに近いレベル)でプログラムしていきたいと思います。今回は内蔵ペリフェラルの発生する割り込みの受けです。「割り込み源」としては前回使用してみたTRNG(真性乱数ジェネレータ)を使います。今回は単なる割り込み源としての登場です。
鳥なき里のマイコン屋(136) ラズパイPico、C/C++SDKでPIO、今度は入力
ラズパイPicoのPIO(Programable IO)、前回は任意のデータの8ビットパラレル出力を行ってみました。今回は、前回の8ビット出力に加えて、4ビットのパラレル入力を追加してみたいと思います。実験用に外付け回路を追加。でもまだまだPIOアセンブラは数行、極めてシンプルであります。
鳥なき里のマイコン屋(135) ラズパイPico、C/C++SDKでPIO、多ビット出力
ラズパイPicoのPIOですが、MicroPythonから使う方が簡単かな~などと思う今日この頃です。でもこちらのシリーズでは気を取り押してC/C++SDKでやります。さて、前回は単純bit-bangingでしたが、今回は任意の多ビットの値をPIO使って出力してみたいと思います。こんな進捗では何時までかかることやら。まあ急ぐ理由もなし。
ソフトな忘却力(1) リモート接続でLinux Cプログラミング getopt
なんだかな~。老人の忘却力とて、使わなければ忘れるし、使わないものはもともと覚えていないし(当然か。)このところマイコンの「クロス」開発ばかりで、ホスト上の「セルフ」がないです。普通にCとかPythonとかのプログラミングも忘れてしまいそうなので、忘却いや記憶の鍛錬を。今回はコマンドライン引数の処理、C言語編。
忘却の微分方程式(12) 折角なので使ってみた、Wolfram+Raspberry Pi
一昨日、ラズパイ3のソフトウエアをupdateしていて気づいたのがWolframです。600MBくらいのダウンロードサイズ「でか」、ということで気づきました。そう言えば無料で使えるとあって、嬉しくインストールさせていただいたのですが、完全に忘却の彼方にありました。折角なので使い方勉強しよう、そして忘却の微分方程式に使おう、と。
MicroPython的午睡(41) MQTTでPublish、M5ATOM Lite
超小型デバイスM5 ATOM Liteに、MicroPythonのESP32向けgenericポートを書き込んで動かしております。前回は nptサーバに接続してRTCに時刻を設定しました。今回はMQTTブローカにPublishして、Node-REDのダッシュボードにATOM LiteのRTCの時刻を表示させてみます。
ブロックを積みながら(35) Node-RED、バージョンアップしたらSQLiteがいない
Node-REDは以前からIoTネタで使わせていただいておったのです。しかし必要に応じて(泥縄式)使ってきたので、よく理解せず使っているところも大有り。この際「広く浅く」全貌をとらえるべしと思い立ち、『ブロックを積みながら』(Node-REDは「積まない」スタイルだけど)で勉強してみることにいたしました。まずは今回ソフトウエアのアップデートから。 “ブロックを積みながら(35) Node-RED、バージョンアップしたらSQLiteがいない” の続きを読む