前回、Smalltalkの法灯を継承するPharoの整数型をちょいと味見してみました。しかし整数といえば16進数がデフォルト、それも頭0ズメ、キッチリ4桁とか8桁とかでないと不安になる年寄です。今回は前回積み残した細々したところを確かめておきます。そんな気にせずとも懐の広いPharo様は受け止めてくれる感じだけれども。
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データのお砂場(141) R言語、chorSub、C土壌層の元素含有量{cluster}
今回のサンプル・データ・セットのタイトルは、Subset of C-horizon of Kola Data です。素人老人は、”C-horizon”って何? “Kola Data”って何?という世界です。解説ページには僅かな手がかりのみ。なんのこっちゃ?インターネットのお陰で出所は判明。それだけで嬉しい。しかしそれでどうするの? “データのお砂場(141) R言語、chorSub、C土壌層の元素含有量{cluster}” の続きを読む
忘却の微分方程式(155) Maxima、{plotdf}、空気抵抗、速度?二乗?に比例
前回、空気抵抗の無い時の自由落下をplotdfしてみました。今回は空気抵抗のある場合です。しかし、気づいてしまいました。高校の時に教わった「空気抵抗が速度に比例する」というドグマ?が成立するのは極めて狭い範囲だということを。「フツー」の時は速度の二乗に比例するじゃん。レイノルズ数登場。流体の沼にハマってしまうのか?
帰らざるMOS回路(71) Xilinx Vitis、今度はDhrystoneに手こずる
FPGA上のRISC-Vコア(MicroBlaze V)を使って、「Hello World」に「Lチカ」と成功、次は何かベンチマークをと思い至りました。前回の目論見では後は以下同文。しかし、そうは問屋が卸しませぬ。Xilinxのソフト開発環境VitisのExample、Dhrystoneを走らせるだけなんだが。
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SPICEの小瓶(49) LTspice、ステートマシン記述言語を内蔵していた
ロジック・ハードウエアあるいはソフトウエアの世界ではステートマシンを記述することはよくあるじゃないかと思います。ところが、アナログな回路シミュレーターであるLTspiceにもステートマシン記述機能が隠れてました。その「記述言語」をContraption Programming Languageと唱えるようです。初耳だぜ。 “SPICEの小瓶(49) LTspice、ステートマシン記述言語を内蔵していた” の続きを読む
Pharoといっしょ(2) SmallIntegerはint64_tとは違うみたい
普段 uint32_t 型あたりで細々と暮らしている年寄です。Pharo様を学びながらも、ビット演算したりすることを考えると整数型のビット幅が気になって夜も眠れません。ホントか?そこで今回はSmallIntegerクラスについてチョイ調べて愕然。どうせint64_tだろ、などと高をくくっていたらば大間違い。
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ブロックを積みながら(163) Scilab/Xcos、月面での垂直飛び(再びの自由落下)
前回までにひととおりのパレットを舐めた(まだ残っているものがあるケド)ので、今回からはXcosを「実際の」問題(極めて単純化しているケド)に適用していきたいと思います。Maximaを使っている別シリーズでちょうど「月面上の垂直ジャンプ」を計算していたので、今回はそれと同じことをXcosでやってみます。 “ブロックを積みながら(163) Scilab/Xcos、月面での垂直飛び(再びの自由落下)” の続きを読む
帰らざるMOS回路(70) Xilinx Vitis、RISC-Vから吉例Lチカ
前回は、FPGA上のRISC-Vコアで走るソフトウエアでHello Worldできました。ようやくだったな。となれば今回はハードウエアでは吉例な「Lチカ」です。FPGAに書き込むビットストリームにはGPIOを搭載済です。Vitis IDEでHello Worldソースをチョイ直したらLチカできるハズ。 “帰らざるMOS回路(70) Xilinx Vitis、RISC-Vから吉例Lチカ” の続きを読む
手習ひデジタル信号処理(138) Scilab、{IPCV}、画像タイプ、色空間の変換関数群
前回は、画像の解析などに使えそうな関数どもを手習ひしてみました。今回は画像のある形式から他の形式へと変換する変換関数どもについて調べてみます。これがまた、いろいろあるんだ。ざっくり言うとRGBとかHSVとか「色空間」の間の変換と、符号無8ビットとかダブルとか数値表現の間の変換に分かれるみたい。覚えきれませぬ。
ぐだぐだ低レベルプログラミング(172)ARM64(AArach64)SIMD即値シフト8
ついにA64のSIMD即値シフト命令、8回を費やし今回にて完了であります。命令数トンデモなかったデス。今回は残るナロー化(ソース要素のビット幅の半分の結果を得る)右シフト一族のうち、サチュレーションやらラウンディングやら複数重なるような複雑な奴らです。でもね、順番にやっているうちに慣れました?どんとこいっと。ホントか?
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データのお砂場(140) R言語、animals、動物のクラスタリング{cluster}
サンプル・データ・セットをダウンロードしたときの老人の密な楽しみは、数字の裏側にある世界の不思議、今だ知らぬ事象を目の当たりにすることです。そこで忘却力の老人は、毎度Rによる統計処理より背景調査?に勤しむのであります。しかし今回は調査の余地がありませぬな。つまらん?いやいや生成AIに問いかける題材が多数?
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Pharoといっしょ(1) Morph再び、GUIの呼び出しで戸惑うのよ。
Smalltalkの法灯を伝えるPharoの練習もはや10回以上となりました。この辺で独立したシリーズに格上げ(それがどうしたというところ。)さて、過去回にてMorphって何よ、と問いかけ、多少は分かった気になってましたが、GUIを実際に使ってみる段でまたもや戸惑いました。お間抜け老人が慣れるまでは遠い道のりだな。 “Pharoといっしょ(1) Morph再び、GUIの呼び出しで戸惑うのよ。” の続きを読む
忘却の微分方程式(154) Maxima、{plotdf}、「自由落下空間」、地球と月
今回はplotdf関数に戻って「実例」を描いてみたいと思います。「何の変哲もない」自由落下のモデルです。高さ方向のみ1次元、重力加速度は地表面の値で固定、空気抵抗なし、これ以上シンプルにできない?モデルです。ただし、重力加速度のみパラメータ化したので地表面だけでなく月面や火星面などいろいろ計算可能。よくあるやつね。
帰らざるMOS回路(69) Xilinx Vivado、ついに成功 RISC-VからHello
前回、チップ上のRAMにビルドしたオブジェクトがロードできんのが問題ということを理解。IP内部にメモリを含んでいるMCSではなく、単体CPUのIP+単体メモリIPであれば動作するだろうと。なんたって以前に動作OKになっているし。そこでRISC-V単体コアIPでやってみました。ようやくHello World成功。
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