ブロックを積みながら(169) Scilab/Xcos、3次元ランダムプロット、酔歩?

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Joseph Halfmoon

前回、3次元プロットに使えるブロック2種を練習。3次元空間に何やら「軌跡」を描ける気がしてきました。そこでお手軽に描けそうなものといって思いつくのがランダムウオーク、酔歩ってやつ。あっちによろよろ、こっちにぐたぐた、乱数使えば描けるハズ。何の工夫もなく3次元に拡張してプロットしてみるのみ。乱数の分布くらい変えてみるか。

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手習ひデジタル信号処理(144) Scilab、{IPCV}、画像の強化と修復、その1

baboonEnhancement
Joseph Halfmoon

前回は画像の算術演算を行い、お猿様のご尊顔が変化する様子を観察しました。今回も「お猿様祭り」はつづきます。前回のような「単純な」算術演算ではなく、画像ならではの「強化と修復」処理向けの関数どもを手習ひしてみます。ただ、関数の数が多いので今回は半分だけだけれども。例によってお猿様のご尊顔が変化(へんげ)。 “手習ひデジタル信号処理(144) Scilab、{IPCV}、画像の強化と修復、その1” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(178)ARM64(AArach64)オプショナル命令確認

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Joseph Halfmoon

前回「表引き」命令を練習した後も練習すべき「SIMDのデータ処理命令は尽きまじ」などと思っておったお惚け老人です。しかしマニュアルをよく見てみれば、残り2つのカテゴリのうち一つは ARMv8.3、もう一つは ARMv8.0だけれども「optional」でした。ラズパイ4機で該当の「optional」使えるのか?

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データのお砂場(146) R言語、votes.repub、昔の共和党得票率{cluster}

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Joseph Halfmoon

米国大統領選挙も近いです。サンプル・データ・セットをABC順に舐めているのでたまたまですが、今回はvotes.repubです。約170年前から約50年前にいたる合計31回の米国大統領選挙における共和党の州別得票率データです。これをみるに共和党(そしてその相手の民主党)はダイナミックに変化してきておるのだと。
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忘却の微分方程式(160) Maxima、{dynamics}、カオスと「窓」? orbit

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Joseph Halfmoon

前回は図形で描くカオスの中からフラクタルを紡ぎだすchaosgame関数でした。今回は「一次元離散力学系の族に関する軌道図」の中にトートツに出現するカオスを拡大したらばフラクタルなorbit関数です。お惚け老人はサッパリ分からんぜよ。まあ皆大好き(特に高校生?)漸化式を計算していたらいつの間にかカオスという感じです。 “忘却の微分方程式(160) Maxima、{dynamics}、カオスと「窓」? orbit” の続きを読む

ブロックを積みながら(168) Scilab/Xcos、3次元プロット、ブロック2種

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Joseph Halfmoon

「初歩の物理実験」シリーズ、ここまで2次元のグラフでお茶を濁してきましたが、いよいよ3次元空間へ進出すべしという機運が盛り上がってきました(といっているのはお惚け老人だけですが。)そういえば3次元プロット可能なXcosブロック、使ったことがありませぬ。そこで今回は3Dプロットの練習。2種類あるのよブロックが。 “ブロックを積みながら(168) Scilab/Xcos、3次元プロット、ブロック2種” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(143) Scilab、{IPCV}、画像の算術演算

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Joseph Halfmoon

前回は画像の空間的な変換でした。今回は画像の算術演算(Image Arithmetic)の回です。ぶっちゃけ、加減乗除に、差分絶対値、反転、線形結合などアリガチな演算を画像に対して施すもの。まあ、お惚け老人でも結果はほぼほぼ想像がつく関数どもデス。例によってサンプル画像はお猿様のご尊顔。今回もお猿様祭りは続くとな。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(177)ARM64(AArach64)SIMD 表引き命令群

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Joseph Halfmoon

今回は「表引き」命令群です。「群」といっても2命令だけ。SIMD(ベクトル)ソースレジスタのバイト要素をインデックスとして、複数のSIMDレジスタを「バイト・テーブル」としてアクセスし、引いた結果をデスティネーションのSIMDレジスタに書き込むという命令です。1度に最大16個の表引きをできるもの。単純だけれど強力?

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データのお砂場(145) R言語、Ruspini、「ファジィな」?、{cluster}

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Joseph Halfmoon

忘却力の年寄ですが「昔の事」は覚えているのです。前世紀末に近付いたころ、当時の記法では「ファジィ」と綴るものが家電製品やら何やらに蔓延っていた記憶、ファジィな洗濯機とかね。流行語になった?くらいなので当時広く「言葉は知られていた」けれど、何が何だか分かっている人は少なかったような。。。しかし最近はとんと聞かず。
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忘却の微分方程式(159) Maxima、{dynamics}、4角と5角でカオスゲーム

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Joseph Halfmoon

前回は「カオスからフラクタル図形を紡ぎだす」chaosgame関数の代表例ということで正三角形をランダムに動かしながらシェルピンスキーのガスケットが描かれるのを眺めました。でもシェルピンスキーだけじゃないです。4角形でも5角形でも6角形でもカオスゲームは成り立つみたいです。ただし数字の選び方がビミョ~。 “忘却の微分方程式(159) Maxima、{dynamics}、4角と5角でカオスゲーム” の続きを読む

帰らざるMOS回路(78) Xilinx Vivado、RISC-V、高級FPGAならOK?

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Joseph Halfmoon

前回、RISC-V(MicroBlaze-V)コアの中にタイミングエラーが出るので悩んでました。使用しているFPGAは「お求めやすい」けれども「小さくて速いとは言えない」Spartan-7です。多分、スピードグレードも一番お手頃なやつ。もしかして「速い」FPGAターゲットにしたらタイミングエラー消えるんでないの?

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Pharoといっしょ(10) Sumの計算のお作法に戸惑う

statCollection
Joseph Halfmoon

Smalltalkの法灯を継ぐモダンな処理系Pharoを練習中です。今回は平均とか標準偏差とか「ありがちな」ものどもをPharo上で計算練習。計算そのものは「予定どおり」できるのだけれども、その中でのSUMの計算の仕方に戸惑ってます。正しく計算できるのは分かったけれども、お惚け老人にはお作法の真意が分からず。もやもや。
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ブロックを積みながら(167) Scilab/Xcos、電気回路実験、LCR直列回路

spiceCircuit
Joseph Halfmoon

このところの「初歩の物理実験」シリーズ、前回まで力学実験でした。今回は電気回路実験ね。でも、電気回路実験するならばScilab/Xcosより適任のSPICE系シミュレータが存在します。さらに言えばXcosの中にも「電気工学」というパレットありです。まあ今回は前回までの流れでXcosでフツーに微分方程式を解いてみます。
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手習ひデジタル信号処理(142) Scilab、{IPCV}、空間的な変換

GaussianPyramidReduction
Joseph Halfmoon

前回はモルフォロジーでした。今回は、Spatial Transformations(空間的な変換、変形)に分類されている関数どもを練習してみます。画像の一部(サブリージョン)の抽出、リサイズ(拡大、縮小)、ローテイト(回転)そして「画像ピラミッド」の構築です。サンプル画像はすべてお猿様のご尊顔。お猿様祭りだ?

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