今回から2階線形微分方程式に突入しました。しかし Maxima様の伝家の宝刀 ode2 を持ってすれば、1階だろうと2階だろうと問題ない、と。当然、2階の方が多少メンドくさくなっているのだけれども、ほとんどそれを気にさせない切れ味デス。今回は2階線形微分方程式でも同次方程式の一般解を練習。
ブロックを積みながら(145) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその1
いつものフローは左から右に横方向に信号が流れる形です。しかし今回は上から下が練習の「主方向」です。そして配線の色も赤。「イベント」とよばれる「データ信号」を制御するための信号を取り扱うためのブロックどもを練習してみます。これまでもCLOCKにはお世話になっていたのだけれども、エッジ検出、遅延に分周、いろいろあるのよ。
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手習ひデジタル信号処理(120) Scilab、wfirでFIRフィルタを設計
前回、周波数標本法というアルゴリズムでFIRフィルタを設計できるfsfirlin関数の出力でフィルタできることを確かめました。今回はウインドウィング法で線形位相のFIRフィルタを設計できるwfir関数を使ってみます。この関数は「推し」みたい。Scilabには珍しくGUIも完備してます。手放しで喜べないのだけれども。
ぐだぐだ低レベルプログラミング(155)ARM64(AArach64)SIMD FRINTx
前回につづき今回も勝手命名「SIMD整数変換系」の命令の練習です。浮動小数値を浮動小数形式のまま整数に丸めるもの。メンドイので後回しにしたかった奴ら。浮動小数に「つきもの」の丸めモロだしです。丸めの差が見えるように入力値を選ばねばならないけれど、一部の結果はステータスフラグまで見に行かないとわかりませぬ。メンドイ。
データのお砂場(122) R言語、manaus、マナウスでのリオネグロ川の水位、{boot}
Rのパッケージ「Boot」に含まれるサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。前回はスコットランドのアイラ島の「岩」でした。今回はブラジルはマナウス市の川の水位です。マナウスって、確かアマゾン川の真ん中辺にある町だったよな。。。アマゾン川の水位ってそんなに変動するのか?わからんなあ。
忘却の微分方程式(136) 反復練習99、完全微分形微分方程式の例題なんだが、Maxima
前回は「ベルヌーイ」様のお名前にビビリながらも ode2 で解けました。伝家の名刀 ode2?今回教科書では再び「解の公式」をお教えくださっているのです。曰く、完全微分形微分方程式の解の公式であります。タイトルすら長すぎ、忘却力の年寄は覚えきれないっす。積分も途中で間違いそうだけれども。今回もode2で一刀両断。
レトロな(17) 8085、SRAMへのリード、ライトサイクルを観察、OKよ。
前回作業で、古代の8ビット、インテル8085に接続したSRAMにRaspberry Pi PicoをDMACとして接続、ホストから書き込んだ機械語コードを実行できるようになったみたいっす。余勢を駆って?今回は短いプログラムをメモリの書き込み、SRAMへのメモリ・リード、メモリライトが出来ている確認をいたしました。 “レトロな(17) 8085、SRAMへのリード、ライトサイクルを観察、OKよ。” の続きを読む
ブロックを積みながら(144) Scilab/Xcos、信号のルーティング、切り替える
前回はスカラー値をまとめてベクトルの流れとしたり、ベクトルを複数のスカラー値の流れにバラシたりを練習。今回は信号の流れを「切り替える」奴らを練習してみます。手動で切り替え、データの大きさを判断して切り替え、与えられるイベントで切り替え。あると便利だけれども練習するのはメンドイです。ついでに前回の落穂ひろいもね。
手習ひデジタル信号処理(119) Scilab、fsfirlinのLPFでフィルタしてみる
前回、FIRフィルタを作ろうとしたら、いくつも設計用の関数が並立?していることに気づきました。その中でfsfirlin関数というものの設計例通りに「手習ひ」しバンドパスフィルタらしきものを生成しました。しかし、実際に信号をフィルタしてません。信号処理素人の老人は実際の波形に適用してみないと納得いかんね。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(154)ARM64(AArach64)SIMD from整数
前回はSIMD「整数変換系」と勝手に称して表をまとめるだけで疲れてしまい、実習なしでした。今回は実習編。整数から浮動小数への変換命令の練習です。ニーモニック的には前回の巨大な表の末尾の2個だけです。浮動小数からの変換命令がそれだけ多いということだけれども、整数からの変換にも多少は凸凹あり。それほど単純ではありませぬ。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(154)ARM64(AArach64)SIMD from整数” の続きを読む
データのお砂場(121) R言語、islay、アイラ島の珪岩の古磁気の方角、{boot}
Rのパッケージ「Boot」に含まれるサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はislayとな。スコットランドはアイラ島でとれた珪岩の古地磁気の測定データみたいです。1回計算した後に気づきました。アジマスって角度だよな。0°から始めて360°までいったら元に戻るんだった。ダメじゃん、そのまま計算したら。
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帰らざるMOS回路(49) Digilent CMOD S7、ADCのサンプルプロジェクト
前回、MicroBlaze32ビット・ソフトコア利用のサンプルプロジェクトでの吉例Lチカ動作が成功。超小型のFPGAボードCMOD S7、なかなかいろいろ出来るんでないの、と気を良くしてます。今回はこれまた気になっていたオンボードのADコンバータを使用してみます。12ビット、1Mサンプル毎秒を2チャンネル搭載。
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忘却の微分方程式(135) 反復練習98、ベルヌーイの方程式の例題なんだが、Maxima
今回は「ベルヌーイの方程式」です。ベルヌーイ一族のお名前を聞くだけでビビッてしまう年寄です。どちらのベルヌーイ様か存じませんがベルヌーイ様のお名前を冠する微分方程式など解ける気がまったくしません。しかし教科書は変数変換によって一階微分方程式に変形できるのだ、とお教えくださっているのです。しかし今回もode2で一撃っす。
MicroPython的午睡(143)RPi PicoでM5Stackを挿げ替える
たまたまその上でMicroPythonやっていたというだけで「ソフトウエア制御DMAC」のシーケンサと化していたM5Stackです。折角のM5Stackを単なるシーケンサに使うのはモッタイナイ。そこで今回「シーケンサ」ホストを台数に余裕のあるRaspberry Pi Pico機に変更。M5Stackはお役目から解放。
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