忘却の微分方程式(184)「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読むルンゲクッタ

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDFファイル、以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回読ませていただくのは26ページ目。「3.1.3 微分方程式の数値解:rk 関数」です。rkはRunge-Kuttaです。泣く子も黙るルンゲクッタ法ね。数値解析とか勉強するとイの一番?にやるやつ。

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SPICEの小瓶(58) LTspice、dflopの挙動、デフォルト遅延0なのよ

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Joseph Halfmoon

Dフリップ・フロップを数珠繋ぎにすればシフトレジスタになる、とLTspiceの”dflop”を並べてみたらば挙動がオカシイです。あれれ、クロックの立ち上がり一発、並べたdflopをデータが一気通貫、クロック毎にシフトしてくれないのよ。調べてみたらば原因は簡単。デフォルトの遅延ゼロ。ちょいと遅延を与えたら解決。トホホ。 “SPICEの小瓶(58) LTspice、dflopの挙動、デフォルト遅延0なのよ” の続きを読む

ブロックを積みながら(191) Scilab/Xcos、Xcosデモ、ハイブリッドオブザーバ

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Joseph Halfmoon

制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かしながら「制御」を学ばんと無謀な試みを続けてます。今回は「ハイブリッドな」オブザーバです。ハイブリッド車じゃありませんよ、観測器です。ハイブリッドの意味は連続系を扱えるのだけれども時々ジャンプを入れて離散的な挙動もする、ということみたいです。ほんとか?それでいいのか?

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手習ひデジタル信号処理(172) Scilab、{IPCV}、Deep Learning?

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Joseph Halfmoon

ScilabのIPCV「ツールボックス」に含まれる関数を練習中。今回は「Deep Learning」デス。おっと、IPCVはAI分野にも触手を伸ばしていたのね。でもま、今となっては古典的なDeep Learningのそのまた入口のHello World的な部分。古文漢文的な?教養だけれど試験にはでない?

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(206)x86(16bit)、XLAT

Joseph Halfmoon

x86(16bit)のオペコードマップもかなり塗りつぶし出来てきて、今回は落穂拾い回。XLATとな。何の略かと問えばTRANSLATEみたい。AIの言語変換ではありませんよ。バイト単位で最大256バイトの単なる表引きデス。当時、どなたかがこういう命令が欲しいなどとリクエストしたのかな?お惚け老人には知るよしもなし。
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データのお砂場(174) R言語、nzMapEnv、ニュージーランドの島々 {maps}

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Joseph Halfmoon

R言語付属のサンプルデータベースをABC順に経めぐってます。今回は mapsパッケージの nz です。ニュージーランドの島々の地図データです。フランスやイタリアは行政区画の地図でしたがニュージーランド場合は島です。解説読むと「主要3島と沿岸の19の小さな島々」とあるのですが、主要3島って北島と南島とあとどこだっけ? “データのお砂場(174) R言語、nzMapEnv、ニュージーランドの島々 {maps}” の続きを読む

忘却の微分方程式(183) 「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読む その5

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDFファイル、以下「演習ノート」と略)を拝読中であります。今回読むのは25ページ目。「3.1.2 ode2 関数」です。微分方程式を「数式のまま」解く関数は前回のdesolveと今回のode2と2種類ありますが、ode2は先に一般解をもとめるもの。

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Lispと一緒(49) Wio TerminalでもuLisp、SDカードの使用

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Joseph Halfmoon

迂闊なことに、つい最近までWio Terminal(ハード的にはWiFi対応)上のuLispで無線LANできるものと思い込んでました。しかし、uLisp4.6b ではWio Terminal上でのWiFi対応は無。仕方ないのでSDカードを使用できるようにしてみました。とばっちり? SDカードはフツーに使えます。 “Lispと一緒(49) Wio TerminalでもuLisp、SDカードの使用” の続きを読む

ブロックを積みながら(190) Scilab/Xcos、Xcosデモ、離散カルマンフィルタ

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Joseph Halfmoon

制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かしながら「制御」を学ばんと無謀な試みを続けてます。前回はカルマンフィルタでした。カルマンという御名前にビビリながら動かしてみましたがサッパリ。別シリーズでもっと簡単なカルマンフィルタやって分かったような気になって今回の再挑戦です。今回は「離散」とな。どこが違う? “ブロックを積みながら(190) Scilab/Xcos、Xcosデモ、離散カルマンフィルタ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(171) Scilab、{IPCV}、超解像(多画像超解像)

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Joseph Halfmoon

ScilabのIPCV「ツールボックス」に含まれる関数を練習中。今回は「超解像」。単なる画像のアップコンバージョン的なものから「ディープ」なAI使ったものまでいろいろある中で、IPCVが提供している関数は「マルチフレーム画像」からなんやかんやで「超解像」画像を作りだす関数みたいです。素人老人にはよう分からんぜよ。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(205)x86(16bit)、I/O空間とI/O命令

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Joseph Halfmoon

今回はI/O命令デス。I/O命令といってもその動作はデータの転送です。8086/8088においてはMOVと変わるのは「空間」の種別のみ。他のプロセッサ、かってのライバル?68系も、現在ブイブイ言わせている?ArmやRISC-VにもI/O空間などありませぬ。みなメモリ・マップドI/Oね。でも使っているのよねI/O。

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データのお砂場(173) R言語、lakesMapEnv、世界の湖水 {maps}

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Joseph Halfmoon

R言語付属のサンプルデータベースをABC順に経めぐってます。今回は mapsパッケージの lakes です。世界の大きな湖を列挙した地図データ(ポリゴン)みたいです。しかし、データベースを眺めてみれば、アラル海は湖扱いでリスト入りしているのに、カスピ海は「海」扱い。そこの違いはどこに?ちゃんと根拠があるみたい。 “データのお砂場(173) R言語、lakesMapEnv、世界の湖水 {maps}” の続きを読む

忘却の微分方程式(182) 「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読む その4

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDFファイル、以下「演習ノート」と略)を拝読中。全624ページ也。今回は24ページ目。「3.1.1 desolve 関数」です。いよいよ微分方程式の求解。しかし、この辺は本シリーズの過去回でも既に練習済のところだな。そういえば気になっていたところもあり。 “忘却の微分方程式(182) 「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読む その4” の続きを読む

ソフトな忘却力(74) R言語記述のカルマンフィルタ例をScilabへ移植

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Joseph Halfmoon

別件シリーズのXcosデモで「カルマンフィルタ」に遭遇。デモといいつつちょっと複雑。素人老人は分かった気がしませぬ。そこでWeb上の先達の方々のページを拝見。中でも『logics of Blue』様のページの例が分かりやすかったです。ありがとうございます。元はR言語。今回これを勝手にScilabで書き直してみましたぞ。

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