MicroPython的午睡(96) STM32版、曜日表現、Thonnyとマニュアル相違?

RTC_Tue
Joseph Halfmoon

今回はコマケー話です。STM32版のRTCに関して納得いかない部分があったので書いておきます。Day of Week、曜日の話です。MicroPythonマニュアルページを見ると曜日は月曜始まりで1から7の筈なのだけれど、手元のMicroPythonは0から6、ズレているのだけれども動いているみたいだし。どうなんだろ。 “MicroPython的午睡(96) STM32版、曜日表現、Thonnyとマニュアル相違?” の続きを読む

忘却の微分方程式(87) 反復練習50、バームクーヘン型回転体の求積、Maxima

Q51plot3d
Joseph Halfmoon

前回も回転体の体積の定積分でしたが、今回も回転体です。ただし求積法がちょいと異なります。バームクーヘン型とな。バームクーヘンが薄い生地を巻き付けるような構造をしているように、1枚1枚の極薄の側面積を積分して行けば体積になるのだ、と。個人的には前回よりもわかりやすいかも。コーヒー飲みながら積分するのがよろしいようで。 “忘却の微分方程式(87) 反復練習50、バームクーヘン型回転体の求積、Maxima” の続きを読む

データのお砂場(73) R言語、quakes、フィジー周辺の地震、3次元分布とな

colPlot0
Joseph Halfmoon

今回は日本人には馴染み深い、地震データです。といっても場所は南太平洋、フィジー周辺のもの。最近も火山の大噴火がありましたが、フィジーも日本同様のプレート沈み込み帯、それもプレート2枚に挟まれたそれなりに複雑な地域みたいっす。Rのサンプルデータを見てもプレートの存在が一目瞭然じゃないかと。ホントか? “データのお砂場(73) R言語、quakes、フィジー周辺の地震、3次元分布とな” の続きを読む

オプション沼(10) gccの-Eオプションを活用する? -dM、-dN、-dDオプション

dM
Joseph Halfmoon

前々回、-Eオプションに対して「積極的に使いたい感じはしない」などと不埒なことを書いてしまいました。しかし過ちは直ぐに訂正いたします。「結構お楽に使えるじゃん」と。-dM、-dN、-dDの3兄弟的オプションズと併用すれば、ということでありますが。知りたかったマクロの値が一目瞭然なのであります。お好みにより表現はチョイス

“オプション沼(10) gccの-Eオプションを活用する? -dM、-dN、-dDオプション” の続きを読む

RustにいればRustに従え(6) 吉例mandelbrot集合を描く、mut無、for2

mandelbrot
Joseph Halfmoon

前回そろそろRustも入出力とか地道なところを練習しないといろいろできないじゃん、と痛感しました。そこで画像出力をやってみることに。題材は吉例「マンデルブロ集合を描く」であります。流石に画像出力はmutいるだろ~と思ったらアカラサマなmut無で書けてしまいました。流石にFOR文は2つ。 “RustにいればRustに従え(6) 吉例mandelbrot集合を描く、mut無、for2” の続きを読む

ブロックを積みながら(108) Node-RED、データベース・フィールドのバグを修正

DBupdateFlow
Joseph Halfmoon

前回、集計対象のデバイスをmicro:bit V2からATOMLiteに変更しようとしてまさかの事態が発覚。ATOMLiteでデータベースに記録していたタイムスタンプのフォーマットがSQLite3の時間文字列フォーマットと異なってました。これでは期間を指定してデータを取り出したりできません。今回はフォーマットのFIX。
“ブロックを積みながら(108) Node-RED、データベース・フィールドのバグを修正” の続きを読む

SPICEの小瓶(21) POLYって何よ?非線形従属電源の多項式定義、なんじゃそりゃ

LIBtxt
Joseph Halfmoon

前々回、SPICEのマクロモデルの活用を「心に誓った」ものの、そのために越えなければならない山は沢山ある(ちんまい山だけれども)です。その最初の一つが「多項式による非線形な従属電源の表現」でないでしょか。POLY(1)などと書かれているヤツ。その後ろには数字がずらずらと並んでます。なんじゃこりゃ。

“SPICEの小瓶(21) POLYって何よ?非線形従属電源の多項式定義、なんじゃそりゃ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(75) Scilab、comm_tbxをインストールしてみる

psdPlotFSK099
Joseph Halfmoon

SDR(Software Defined Radio)のお勉強をしていた筈が、いつの間にかScilabそのものの練習になってました。まだまだわかっちゃいないScilabの練習は続けつつ、SDRよりに軌道修正。今回からScilabのCommunication toolbox(comm_tbx)を使ってみます。

“手習ひデジタル信号処理(75) Scilab、comm_tbxをインストールしてみる” の続きを読む

IoT何をいまさら(117) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、メニューの改良

UIupdated
Joseph Halfmoon

前回までで、多少「行編集」っぽい入力ができるようになったので、今回はメニューの見た目を改良してみたいと思います。やっぱりメニューはコンソール画面の一番上に固定したいです。ついでにちょいと目立つようにお化粧もしたい。また、エラーとかステータスとかの出力は画面の下の方に別表示としたいです。古き良き時代をリスペクト?

“IoT何をいまさら(117) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、メニューの改良” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(106)ARM64(AArach64)FPSR/FPCR

A64_FPCR_FPSR
Joseph Halfmoon

何時までも見て見ぬふりもできないので今回はFPSRとFPCRを調べてみたいと思います。命令ニーモニックではありませぬ。フローティングポイントステータスレジスタとコントロールレジスタ、「メンドイ」浮動小数の例外やら非数(NaN)などの制御とそのステータスを保持するもの。今回はレジスタのビットの配置から。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(106)ARM64(AArach64)FPSR/FPCR” の続きを読む

GoにいればGoに従え(9) TinyGo、micro:bitでは不在、v2では使えるAD?

micro_bit_target
Joseph Halfmoon

いつかは壁に当たると思っていましたが早かったです。TinyGoからmicro:bitのADCを使おうとするとエラーになります。ところが同じコードをmicro:bitでもv2をターゲットにすると通ります。TinyGoのmachineのソースをちらちら眺めてみると、どうもnRF51系のADCは未サポートっす。残念。
“GoにいればGoに従え(9) TinyGo、micro:bitでは不在、v2では使えるAD?” の続きを読む

忘却の微分方程式(86) 反復練習49、回転体の体積を求める、Maxima

Ex50plot
Joseph Halfmoon

前回は、ある軸にそった断面積が分かるときに体積を求める例題でした。今回はその応用という感じ?曲線をある軸の周りに回転させたときにできる曲面と「回転軸座標のある範囲」で囲まれる体積を求めよ、という感じっす。そのままでは前回とあまり変わらないので、ちょいとひねり、いや回転を加えてるみたい。 “忘却の微分方程式(86) 反復練習49、回転体の体積を求める、Maxima” の続きを読む

MicroPython的午睡(95) STM32版、ハードウエアCRC32演算器の試用

STM32CRC_EC
Joseph Halfmoon

今回からSTM32版の独自部分、stmモジュール内に定義された定数を使ってSTM32のハードウエアを探っていきたいと思います。今回は一番簡単そうなところということでCRC32計算ペリフェラルを使ってみたいと思います。このペリフェラル、使用するのは簡単だけれど、検算がメンドイ。

“MicroPython的午睡(95) STM32版、ハードウエアCRC32演算器の試用” の続きを読む

データのお砂場(72) R言語、pressure、水銀の蒸気圧、単位はミリメートルHgで

pressurePlot3
Joseph Halfmoon

今回、解説のvapor pressure of mercury in millimeters (of mercury)という句を読んで、一瞬親父ギャグと思った私の頭が親父ギャクです。水銀の蒸気圧曲線データです。古いので単位もmmHg(水銀柱高さ)です。当時はSI単位じゃなかったんだな。水銀が重なるのはいたしかたない。
“データのお砂場(72) R言語、pressure、水銀の蒸気圧、単位はミリメートルHgで” の続きを読む