トホホな疑問(57) 複数 .ino ファイルに虚を突かれる。Arduino IDE

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Joseph Halfmoon

Arduinoではinoという形式のファイルを主につかって記述することになっています。メンドイ作業を隠蔽し裏側でC++コンパイラでコンパイルできるようにしてくれるもの。複数の .ino ファイルを使うことも可能で見通しもよいです。.cppのソースを追加してもよいのですが、.ino はお楽。けれど落とし穴にはまりました。 “トホホな疑問(57) 複数 .ino ファイルに虚を突かれる。Arduino IDE” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(103)ARM64(AArach64)FSUB、FMUL他

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Joseph Halfmoon

前回はFADD命令をさわり、ARMv8p0には半精度浮動小数点型が無かったというお間抜け発覚。今回はFADD以外のFloating-point arithmetic (two sources)の残りFSUB, FMUL, FNMUL, FDIVであります。まあ、以下同文っていう感じなんでありますが。単精度と倍精度。

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SPICEの小瓶(19) LTspice階層化、簡単じゃん。マクロモデル活用開始

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Joseph Halfmoon

別シリーズにて30年前のSPICEのマクロモデル/ビヘイビアモデル作成の教科書を発掘。これを手がかりにSPICEのマクロモデル作成への進出をたくらみました。アナログ素人のクセに。でも今時テキストベースのモデルでもなし、だいたいLTspiceで階層設計ってどうやるのだっけ?そんなことも知らないでよくやる気になったな自分。

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GoにいればGoに従え(6) BBC micro:bit (v1.5)で超簡単、温度計よ

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Joseph Halfmoon

今回はmicro:bitのマイコンが内蔵している温度センサを読み取ってみます。ICの温度を測るもの、温度計と期待しちゃいけない奴。温度の表示は25個あるLEDを温度に応じて光らせます。0℃なら0個、20℃なら10個、50℃以上なら25個という感じ。2℃あがるごとに1個点灯。前回の表示ルーチンも細かく改良、ホントか?
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忘却の微分方程式(83) 反復練習46、媒介変数表示グラフに囲まれた面積、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は陰関数、今回は媒介変数です。ハート型です。バレンタインだからというわけでないです。メンドい感じのグラフだな、これは。これも修行と。違うか。今回の媒介変数の例題では、プロットだけでなく積分も媒介変数のまま行うことになるみたい。要は置換積分なんだけれども。高校生なら覚えている置換積分も、年寄は忘却の彼方。どうする?

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MicroPython的午睡(92) STM32版、74HC595で7SEG LED2桁駆動

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Joseph Halfmoon

少し前に購入した7SEG LEDのDIP化ボードの組み立て後の動作確認をMicroPythonにて実施。何度となく74HC595を使った回路をやっているような気がしていたのですが、今回のSPIでインタフェース、スタティック駆動、MicroPythonという条件は無かったですな。まあ網羅できるわけもないのでありますが。
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データのお砂場(69) R言語、英国の階級社会の投影? occupationalStatus

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Joseph Halfmoon

今回は英国における父と子の “occupational status” 統計です。1979年以前の統計、半世紀くらいは前のもの。「大人の事情」か具体的なことは一切ない、ただ数値(整数の度数)の小さなテーブルです。想像するに、英国は今もそんなに変わっていないのではないかと。それどころか、このところの日本も似てきている?

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オプション沼(6) gccに-cオプション、できるファイルはいろいろなのよ。

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Joseph Halfmoon

前回アセンブラソース生成で止める gcc の -S オプションを使ってみました。今回はオブジェクトファイル生成で止める -c オプションを使ってみます。Makefileの中とかでよく見るアレです。日頃お世話になっている気がする割にはどんなオブジェクトファイルが出来ているのか意識して見てないデス。たまには確認しておけと。 “オプション沼(6) gccに-cオプション、できるファイルはいろいろなのよ。” の続きを読む

RustにいればRustに従え(2) CRC8をmut無、for無で計算する

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Joseph Halfmoon

Rust言語では書き換え可能な変数には mut と宣言しないとなりません。使っちゃいけないわけじゃないけれども。前回はmut無、for無で数値積分をやっつけました。今回はmut無、for無でCRC8を計算してみます。結局、mutの代わりにクロージャ、forの代わりにイテレータが暗躍?しているのだけれども。

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ブロックを積みながら(104) Node-REDでSQLiteの練習その5

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Joseph Halfmoon

前回はタイムスタンプの一致を検出、特定日付のデータだけを抽出しました。でもね、日付といったら何時から何時までと指定するのが普通でしょう。今回は前回メンドイとか言ってとりつけなかった第2のdatepickerノードを設定、日付範囲でデータ抽出を行えるようにしてみます。これでようやくまともになった?

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ソフトな忘却力(31) GNU Readlineライブラリを使ってみる

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Joseph Halfmoon

冒頭に掲げましたるman pageの末尾のお言葉、投げやりな感じもするけれど、カッケー。一度そういうことを書いてみたかったデス。今回のGNU Readlineライブラリは多分毎日お世話になっているけれど、ライブラリとして使ってみるのは多分初めて。GPLv3なので避ける方も多いと。大人の事情ってやつね。

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手習ひデジタル信号処理(71) Scilab、整数型と実数型間の変換、そんなことも知らずに

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Joseph Halfmoon

前回画像データを扱って驚愕したのは、Scilabの整数型から実数型への変換方法を知らなかった、という間抜けぶりです。慌てふたき無理やりな変換で誤魔化しました。今回はこの基本的な部分をちゃんと調べておきたいと思います。といって調べりゃ分かるのよ。ついでに変数のタイプをわかりやすい?文字列で出力する関数も作ってみました。
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IoT何をいまさら(114) ESP32C3版XiaoにmicroSDカード接続

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Joseph Halfmoon

前回は、Seeeduino Xiao(SAMD21版)にmicroSDカードスロットを接続しアクセスできることを確認。Arduinoのサンプルスケッチを動かすだけ。今回は同じXiaoでもESP32C3版にmicroSDカードを接続して動作確認してみたいと思います。差し替えるだけ、とおもったらそうでもなかった。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(102)ARM64(AArach64)FADDと半精度

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Joseph Halfmoon

前回、浮動小数点レジスタのお名前一覧など図にしておったので半精度浮動小数が使える、と頭から信じておりました。しかし今回気づきました。これがArmv8でもv8.2からの拡張であることを。つまり手元のラズパイ4のCortex-A72(Armv8p0)では使えないようです。トホホ。ということで倍精度、単精度のみの練習とな。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(102)ARM64(AArach64)FADDと半精度” の続きを読む