手習ひデジタル信号処理(68) Scilab、sce拡張子とsci拡張子の使い分けの件

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Joseph Halfmoon

今回は信号処理ネタではなくScilabの使い方です。Scilabのスクリプトをファイルとして格納するとき、拡張子をsceとしたらよいのか、sciとしたらよいのか理解しておらず、「とりあえず」ということでsce一辺倒でした。しかし調べてみたらsciにする御利益があるのでした。これだから素人はイケない。 “手習ひデジタル信号処理(68) Scilab、sce拡張子とsci拡張子の使い分けの件” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(99)ARM64(AArach64)、所謂call、ret

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今回はいわゆるCALL命令をエクササイズしてみます。A64的にはBL命令ですが。またいままで見て見ぬフリ?をしてきていたスタックポインタも登場、だいたいA64でPUSH/POPするのはどしたらよいのでしょうか?32ビットのArmとはだいぶ違う感じ。ここを乗り越えるとA64のABIが見えてくる。ホントか? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(99)ARM64(AArach64)、所謂call、ret” の続きを読む

GoにいればGoに従え(2) 再びmicro:bit v1.5のLED配列に謀られる

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Joseph Halfmoon

昨晩、アイキャッチ画像の御本「基礎から学ぶ TinyGoの組込み開発」を購入させていただきました(AmazonのKindle形式電子書籍版ですけど。)これを読めば立派にTinyGo書ける人になること必定?しかし、すみません、まだ読んでません。今回はダメダメなまま前回心に引っかかっていた問題に再突入。

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忘却の微分方程式(79) 反復練習42、ベータ関数に帰着する定積分の例題、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回も絶対に自力じゃ解ける気がしない定積分の例題です。ベータ関数に帰着するもの。だいたいベータ関数ってどんなんだっけ?「親類」にはガンマ関数とかヤバそうな奴らがいたような。しかし、Maxima様におかれましては一撃で解いておしまいになります。Maximaはベータ関数そのものも持っているのでそちらでもやってみるか? “忘却の微分方程式(79) 反復練習42、ベータ関数に帰着する定積分の例題、Maxima” の続きを読む

オプション沼(2) gcc、いつもの-gオプション。objdumpにも-gあったのね。

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Joseph Halfmoon

コマンドラインから直接 gcc を起動するような場合、いつも無意識のうちに -g -O0 とオプションを付けとりますな。多分バグをこさえて デバッガ のお世話になるだろうから。それに最適化の効いたオブジェクトをスラスラ読めるほどデキる人でもあるまいし。今回は -g して生成される「もの」を遠くから眺めてみるの回。
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MicroPython的午睡(88) STM32版、SPI接続のSRAM読み書きテスト

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前回までにTimerは何とか制御できそうな気がしてきたので、今回からインタフェース回路に進みます。最初はSPIです。シリアルだけれどもそこそこ高速な転送速度を使えるインタフェースです。STM32版のMicroPythonの場合、ソフトウエア的には2系統のモジュールでSPIにアクセスできます。別に同じハードなんだけれども。 “MicroPython的午睡(88) STM32版、SPI接続のSRAM読み書きテスト” の続きを読む

データのお砂場(65) R言語、mtcars、50年前の自動車「ロードテスト」の結果

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Joseph Halfmoon

今回のサンプルデータは、約50年前のMotor Trend US誌に掲載された1973年から74年モデルの自動車に関する諸元の比較表です。燃費とか比べてもいるのだけれど、「ガソリン垂れ流しているのかよ」という感じです。データには日本車、ドイツ車も混じっているけれど、当時のアメ車主体のデータだろうから当然か。 “データのお砂場(65) R言語、mtcars、50年前の自動車「ロードテスト」の結果” の続きを読む

トホホな疑問(56) Scilab、関数と同名の変数を定義してしまったときの挙動

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Joseph Halfmoon

別件でScilabを使わせていただいていたときに、「不可解」な挙動に遭遇。よく見てみれば、私がScilab既定の関数と同名の変数を作って値を代入していたために発生した問題だったです。でもね、Scilabって関数を再定義してしまうと警告してくれるのがデフォルトじゃなかったっけ? “トホホな疑問(56) Scilab、関数と同名の変数を定義してしまったときの挙動” の続きを読む

ブロックを積みながら(100) Node-RED、SQLクエリの結果でドロップダウンリスト

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Joseph Halfmoon

前回SQLiteノードの練習だったので、今回もSQLと思ったのですが、その前に前回結果をドロップダウンリストにしておきたいと思います。SQLのクエリを組み立てるのにドロップダウンリストで検索条件など指定しておきたいので。前回クエリの結果をドロップダウンリストに流しこむのにJSONataでちょい変形。
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手習ひデジタル信号処理(67) Scilab、IIRフィルタでフィルタしようとしてハマった件

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Joseph Halfmoon

前回Scilab様にIIRフィルタ設計をお願いできるようになったので、今回は実際にテキトーな信号をフィルタしてみるべし、と思い立ってハマりました。実際にフィルタ処理で気になっていたことがあったのだけれど、それ以前にハマる原因が潜んでました。Scilab恐るべし?って、なんだかな~。

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ソフトな忘却力(28) libqrencode、ソースからインストールして使ってみた編

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Joseph Halfmoon

今回はQRコードのエンコード用のライブラリを使わせていただいたのですが、バイナリあるのに「わざわざ」configureスクリプトを生成するところからです。最近 configure するような作業をしてないので、更新後のPCにはツールも入ってなかったです。たまにやらないと忘却力がすべてを押し流していってしまいます。 “ソフトな忘却力(28) libqrencode、ソースからインストールして使ってみた編” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(98)ARM64(AArach64)、条件分岐CBNZ族

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Joseph Halfmoon

前回は条件フラグを「見て」飛ぶ一般的な条件分岐命令B.condでした。しかし思い起こせばRISC-Vでは条件フラグが無く、「その場」でレジスタの内容を判断して飛ぶ命令ばかりでした。A64でもそういう命令が無いわけではないです。今回はフラグを使わずレジスタの内容で分岐するCBNZ命令一族について実習してみます。

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GoにいればGoに従え(1) TinyGoの復活というか再インストール

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Joseph Halfmoon

昨年の前半、年に一つくらいは「新言語習得」ということでGo言語を練習してました。その回数30回以上とな。しかし老人の忘却力には抗えませぬ。現在は元の木阿弥状態。記憶を復活させるべくGoの処理系、とくにマイコン用にオブジェクトコードを生成できるTinyGoの復活というか再インストールに取り組みましたです。 “GoにいればGoに従え(1) TinyGoの復活というか再インストール” の続きを読む

忘却の微分方程式(78) 反復練習41、無限区間における異常積分(広義積分)Maxima

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Joseph Halfmoon

前回が「有限区間」であったので今回は「無限区間」で異常積分に取り組むこととあいなりました。自分じゃまったく解ける気がいたしませぬ。例によって「準備」とか「整理」とかに手間かかるのでしょ、と思っていたら一撃。ただ式を入力するだけでお答えが求まってしまうと。Maxima様は無限はお得意? “忘却の微分方程式(78) 反復練習41、無限区間における異常積分(広義積分)Maxima” の続きを読む