前々回は陰関数を微分、前回は媒介変数表示の関数を微分でした。今回は2階の微分なのですが、単純な関数を2階微分するのは芸がないということか、2階の微分の対象は陰関数と媒介変数表示の関数です。Maxima様が計算してくれるのですが正直メンドイです。まあ、高次といっても2階微分できればだいたいの工学的な問題はオッケー? “忘却の微分方程式(67) 反復練習30、陰関数、媒介変数表示、2階微分だあ、Maxima” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(163) RISC-VコアESP32、Arduino2.0で吉例Lチカ
Espressif社のESP32シリーズはWiFi対応の定番SoC、当方でも使ってますがxtensaコア版でした。今回RISC-Vコア版搭載ESP32の開発ボードSeeed XIAO ESP32C3入手。先日インストールしたばかりのArduino IDE2.0を使って吉例Lチカをやってボード動作を確認してみました。
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データのお砂場(53) R言語、euro、1998年末のユーロ参加国の為替固定レートとな?
ユーロは相当昔からの気でいましたが、今回のサンプルデータセットの件で振り返ってみると紙幣の一般への流通が始まってからだと高々20年、年寄にはつい昨日であったのですな。今回のサンプルデータはその過程の1ステップ?統合前に参加各国の通貨の為替レートを固定化したときの換算テーブルであります。外積が出てくるの?意外ね。 “データのお砂場(53) R言語、euro、1998年末のユーロ参加国の為替固定レートとな?” の続きを読む
やっつけな日常(42) Rustに入ればRustに従え、ループを回る、mutの個数?
前回は「ありがちな」エレトステネスの篩をRustで練習してみました。しかし気になったのが mut の多さです。小さなプログラムなのに mut と宣言しているところが4か所もありました。普段、Cで書いていたら気にしないのにRustだと mut と書かねばならないのでとても気になります。Rustを作った人たちの思うツボか?
モダンOSのお砂場(53) Mbed OS2用のソースをOS6でビルドできるように改変
別シリーズでMbedOS2用のソースをビルド。Keil Studio Cloudのエディタ画面上では問題の赤×印多数でしたが、OS2のライブラリを参照するように設定しておけば問題なくビルド完了。しかしOS6ではビルド不可です。今回、不可だった部分を修正、OS6のオブジェクトを作って動作を確認。小手先対応なんだけれども。
ブロックを積みながら(89) Node-RED、Dashboard、slider
Node-REDのDashboardノードの落穂ひろいの今回はsliderノードです。スライダーを表示してダッシュボード上で数値を設定できるもの。ユーザからの入力を受け付けるだけでなく、フロー側できめた初期値、設定値などを表示するような役割を持たせることも可能です。単純なノードのようでいて微妙に表示も変化したりも。
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うさちゃんと一緒(25) Z80の魔改造? Rabbit4000でDNSクエリその1
前回までうさちゃんRabbit4000自身を調査。今回から再びうさちゃんを使役してネットワークのロウレベルなところを直接触っていきたいとおもいます。DNS(Domain Name System)から。Raspberry Pi 4上のDNSサーバに向かってうさちゃんからQueryを投げ、ラズパイからお返事してもらうと。
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MicroPython的午睡(75) Linux版MicroPythonビルド、SSH接続
前回ラズパイPico用のMicroPythonをソースからビルド。環境できたのでラズパイPicoに限らず他のマイコン向けのMicroPythonもビルドできるハズ。今回はLinux用のMicroPythonをビルドしてみます。ビルド後、Windows上のThonnyIDEからSSH接続しバックエンドとしてみます。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(86)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その2
前回は整数の掛け算命令について表にまとめたところで終わってました。今回は3つある演算パターンのうち、すべてのレジスタのビット幅が等しい第1のパターンを練習してみます。「普通のMUL命令」もこの分類です。でも基本は積和演算MADDです。MULはMADDのエイリアスという扱い、実際にはMADDだと。
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やっつけな日常(41) Rustに入ればRustに従え、配列の大きさ、usizeって何よ?
前回、定数といっても unsafe な奴を使ってしまったので、今後は unsafe でない constを使うべし、と思い定めました。さてconstな定数を使って配列を定義してみたところがエラー。Rustは、配列のサイズを宣言する際に定数の型すらもチェックしておるのでした。成り行きで配列を確保してるんじゃね~よ、と。 “やっつけな日常(41) Rustに入ればRustに従え、配列の大きさ、usizeって何よ?” の続きを読む
忘却の微分方程式(66) 反復練習29、サイクロイド曲線の接線の方程式を求める、Maxima
今回は「媒介変数」表示のサイクロイド曲線を微分し、接点での勾配を求めて接線の方程式を求めよ、と。アイキャッチ画像に汚く書き入れましたが、赤の位置で黄色い接線の方程式を求めます。前回までのように diff()は一発、後始末すればOKというパターンからはちょいと面倒。やってみればなんとかなりそうな、そうでないような。。。
手習ひデジタル信号処理(57) Keil Cloud StudioでSDRソースをビルド
最近Arm社Online Compilerを直接は開けなくなりました(まだ使えますが。)今後は否が応でもKeil Studio Cloudのようです。しかし、三上先生のSDRの御ソースはOnline CompilerでMbed OS2前提です。今回はKeil Studio Cloudへの移行を試みてみました。
データのお砂場(52) R言語、esoph、食道がんの症例対処研究とな?
R言語のサンプル・データセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。今回のデータセットは espoh、「食道がんの症例対処研究」のデータだそうです。その要因として酒とタバコの摂取量を想定するもの。ちょいと込み入ってます。今回は処理例が提示されているので、それをつかえば処理はできると。 “データのお砂場(52) R言語、esoph、食道がんの症例対処研究とな?” の続きを読む
MicroPython的午睡(74) MicroPythonソースから最新版ビルド
別シリーズでラズパイPicoのC/C++SDK環境を復活させたので、その余勢を駆ってラズパイ用のMicroPythonをソースからビルドしてみました。Picoのためというよりは、アイキャッチ画像に並んでいる他機種向けの最新版オブジェクトを得るためです。マイコン毎のフォルダの下にさらに多数のボード毎のポートありです。