ラズパイPico/Pico2の用語は、昔ながらのマイコン屋からすると異なっており、その「文化的な背景の違い」を感じることがあります。今回眺めてみるSIOもそんな用語の一つです。SIOといったら、昔のマイコン的にはSerial I/Oですが、ラズパイPico/Pico2ではSingle cycle I/Oです。 “Pico三昧(34) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SIO比較” の続きを読む
手習ひデジタル信号処理(152) Scilab、{IPCV}、画像特徴点、いろいろあるけど?
前回まで「なんちゃら変換」。今回から「画像特徴点」に進出?英語で”Detect features from an image”あるいは”Feature detection”か。”Keypoint detection”言う場合は微妙に目的が違う感じがします。そのクセ同じお名前のアルゴリズムが登場。素人老人は知らんけど。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(186)x86(16bit)、ASCII ADJUST一族
x86命令には「BCD補正命令」なる一族あり、その中でもパックドBCD数を扱うDAA命令は御先祖の8ビット機(8080/8085)でも存在した伝統の命令です。しかしx86ではアンパックドBCD数を扱うための頭文字にAを頂く命令どもが追加されております。強力?でも今となっては盲腸みたいなもん?どうなん?
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Lispと一緒(9) ラズパイPico2でもuLisp、「ピー」と問えば真偽が返る、その2
Common Lispの系譜を継ぐ、マイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。前回は末尾に「p」がつく問いかけ(述語)どものいくつかを練習。今回はその続きです。「ピー」一族ではないけれども、今回はパソコン上のCommon LispとuLispの微妙な違いに遭遇。Lisp素人老人には是非もなし。
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データのお砂場(154) R言語、luv_colours、Luv色空間?{ggplot2}
第148回と、第149回で色空間なるものにちょいと触れた朧げな記憶があるのです。しかし、忘却力の年寄はもういけません。今回はLuv色空間についてのサンプル・セータ・セットらしいのですが、Luv色空間っていったいなんだったけ?あれ、過去回ではやってなかった?素人老人は理解もせず、ただ飛び込むのみ。見る前に飛べってか。
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Pico三昧(33) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、XIP比較
前回比較したのは主記憶SRAMでした。今回は命令コードや固定データがおかれている筈のFlashです。ただしラズパイPico/Pico2の場合、FlashはQSPI接続されているので、そのままでは主記憶にはなりませぬ。その出来ないところを埋めてさもインプレースで実行できるように見せかけてくれるハードウエアがXIPです。 “Pico三昧(33) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、XIP比較” の続きを読む
忘却の微分方程式(168) Maxima、for、do、next、thru他 繰り返し
前回は Maxima様の縁の下に隠れているLisp(Common Lisp)を呼び出すためにMaxima様の「Program Flow関係」に踏み込んでしまいました。毒を食らわば皿まで、ということで(何が毒だ)、今回はMaxima中でループを構成する方法を練習してみます。forとかdoとか「ありがちな奴ら」が大挙登場。
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Lispと一緒(8) ラズパイPico2でもuLisp、「ピー」と問えば真偽が返る
Common Lispの系譜を継ぐ、マイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。いつの御代からは知らねど、古来、問いかけ(述語、predicate)には末尾に p をつけるのだそうな。uLispとは言えども「なんちゃらピー」なる関数は大量に存在します。今回はその主なものを触ってみる初回ということで。
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Pico三昧(32) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SRAM比較
今回比較するのは主記憶SRAM。データでもコードでも置ける普通のSRAMです。PicoのRP2040では合計264KB、Pico2のRP2350では合計524KB。でも違うのは容量だけではないみたい。バスとの接続、パワードメイン、セキュリティといろいろ差異ありっと。でも気にしなければ通り過ぎることも可?ホントか?
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(204) アクティブフィルタ、KHN 状態変数フィルタ
前回までサレンキー型アクティブ・フィルタの実習してきましたが、どうもサレンキー型にも「限界」あるみたいです。他の形式のアクティブ・フィルタも実習せよ、との思し召しのようです。今回は「状態変数フィルタ」だそうな。主要パラメータを個別調整可能だと。発明者3名様の頭文字をとって KHN状態フィルタと呼ばれることもあるみたい。
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Pico三昧(31) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、DMAC
前回はPico2とPicoの内部バスを比較してみました。似ているけれどもコマケー違いは多々あり。概ねPico2の方が強化されとります。今回拝見するのはDMAです。これまたよく似ているけれどもPico2の方が強化されている?でもね、データシート的には「左遷」されている感じがしなくもないです。どうしたDMA。
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ブロックを積みながら(175) Scilab/Xcos、Super Blockおまとめ、お楽
前回は回転のアニメーションを動画化する方法を検討。ただね、「回転のアニメーション」表示のXcosモデル、単純なアニメーションなんだけれども、ちょっと煩雑な前処理が必要なところにちょいと不満があります。複数個の回転を扱うときなどメンドイです。そこで今回は定型的な前処理部分をスーパーブロック化。1個の箱に押し込めてみます。 “ブロックを積みながら(175) Scilab/Xcos、Super Blockおまとめ、お楽” の続きを読む
Lispと一緒(7) ラズパイPico2でもuLisp、世界はCONSとATOMで出来ている
Common Lispの系譜を継ぐ、マイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。どうも「世界はCONSとATOMで出来ている」らしいです。今回はデータの構造体であるCONSを作り出すCONS関数と、CONSなのかATOMなのかを判断するATOM関数を練習してみます。根幹ゆえCommon Lispと当然の一致。
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手習ひデジタル信号処理(151) Scilab、{IPCV}、流域変換って何よ?
今回は Watershedアルゴリズムです。画像を「地形図」にみたててその高低を測り、「分水嶺」を求めて川の流域のごとくにセグメンテーションするのだとかしないとか。分かったような、分からぬような。まあScilab IPCVにも変換関数あり、やってみるのですが、Helpの例が動きませぬ。IPCVの中の人のチェック漏れ? “手習ひデジタル信号処理(151) Scilab、{IPCV}、流域変換って何よ?” の続きを読む