手習ひデジタル信号処理(142) Scilab、{IPCV}、空間的な変換

GaussianPyramidReduction
Joseph Halfmoon

前回はモルフォロジーでした。今回は、Spatial Transformations(空間的な変換、変形)に分類されている関数どもを練習してみます。画像の一部(サブリージョン)の抽出、リサイズ(拡大、縮小)、ローテイト(回転)そして「画像ピラミッド」の構築です。サンプル画像はすべてお猿様のご尊顔。お猿様祭りだ?

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手習ひデジタル信号処理(141) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理その2

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Joseph Halfmoon

今回は前回の訂正から入らねばなりませぬ。前回「モフォロジー」と記してましたが「モルフォロジー」と記すのが良いようです。またバッサリ2値白黒画像の処理と断定してましたが、カラー画像にも適用可能です。ステンシルプレートのような2値画像に適用する場合が「応用し易い」だけのこと。お詫びして訂正させていただきます。 “手習ひデジタル信号処理(141) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理その2” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(140) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理

MorphologicalOpsEC
Joseph Halfmoon

前回は画像フォーマット変換関数群とその「こまごま」を練習。今回は「モルフォロジー」Morphological Operationsです。ぶっちゃけ2値画像の変換処理デス。処理をしてみると「マスク」というか「ステンシルの型紙」を操作しているような感じです。ステンシルの型紙にペンを突っ込んでグリグリしている感じ?ホントか? “手習ひデジタル信号処理(140) Scilab、{IPCV}、モルフォロジー処理” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(139) Scilab、{IPCV}、変換関数群とその使用のこまごま

imShowHSV
Joseph Halfmoon

前回は、画像の数値要素型や色空間の変換関数など多数あり、とのことでそれらの相関図的なものを描いて終わっておりました。まあ、見た通りといえばその通りみたいなのですが、それでも細々した注意点などあり。それに大体、どういう画像形式なんだか調べるにはどしたら良いの?画像処理素人老人には戸惑うことばかりっす。 “手習ひデジタル信号処理(139) Scilab、{IPCV}、変換関数群とその使用のこまごま” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(138) Scilab、{IPCV}、画像タイプ、色空間の変換関数群

ImageTypesColorSpaceConversions
Joseph Halfmoon

前回は、画像の解析などに使えそうな関数どもを手習ひしてみました。今回は画像のある形式から他の形式へと変換する変換関数どもについて調べてみます。これがまた、いろいろあるんだ。ざっくり言うとRGBとかHSVとか「色空間」の間の変換と、符号無8ビットとかダブルとか数値表現の間の変換に分かれるみたい。覚えきれませぬ。

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手習ひデジタル信号処理(137) Scilab、IPCVツールボックス、画像の解析と統計

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Joseph Halfmoon

前回からScilabのツールボックスIPCVの手習ひ開始。この手の処理ならOpenCV使えばとも思うけど、OpenCVは巨大かつ進化が早いっす。お惚け老人は遥か以前のOpenCVバージョンで止まってます。その点、IPCVはScilabの中ではドキュメントが充実している方で、かつ枯れてる感じがします。お惚け老人には好適?
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手習ひデジタル信号処理(136) Scilab、IPCVツールボックス、再び

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Joseph Halfmoon

前回、ちゃんと「基礎を固める」べしとて2次元のコンボルーション関数convol2dを練習、画像モドキにことさらにソーベルフィルタなどかけてみました。でもね、画像を処理するのであれば、立派な「ツールボックス」が存在するのであります。それも大分以前に一度インストールしたきりになってます。今回はその復活、IPCVとな。

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手習ひデジタル信号処理(135) Scilab、離散二次元畳み込み、前後に一手間いるのよ

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Joseph Halfmoon

前回は、基礎を踏み固めるべしとて、Scilabの離散1次元畳み込み、conv関数などを練習しました。1次元をやったのだから、次は2次元だよね、という流れで今回は離散2次元畳み込みのconvol2d関数練習してみます。改めて眺めてみると1次元のときとはスタイルが微妙に違うんでないかい?ひと手間かけろと?

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手習ひデジタル信号処理(134) Scilab、conv、convol、離散一次元畳み込み

ConvOptions
Joseph Halfmoon

忘却力のお惚け老人も見た瞬間は分かった気になるので毎日のようにYou Tube様など視聴させていただいております。今回はコンボルーションについての解説動画を見ていて思い至りました。そういえばScilabのconv関数、「ちゃんとした」使い方を確認してなかったなと。分からないまま使っていた砂上の楼閣状態?

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手習ひデジタル信号処理(133) Scilab、伝達関数の周波数応答のピーク検出、一撃よ

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Joseph Halfmoon

だらだらとピーク検出続けてます。前回は信号処理のプロは「1行でピーク検出」書けると感動。素人のお惚け老人には思いつきませぬ。今回はツボにハマるとScilab関数で一撃でピーク位置を検出できるの件です。ツボは伝達関数から周波数応答を求めよう、なんて時です。ScilabのExampleをなぞってみただけだけれど一撃。お楽。
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手習ひデジタル信号処理(132) プロは1行でピーク検出。Scilabでなぞってみた

Joseph Halfmoon

前回も「素朴なピーク検出」続けてしまいました。しかしネット上を漁っていて発見、「プロの人は1行でピーク検出しちゃうんだ」。信号処理も素人ならScilabも素人のお惚け老人は驚愕。さっそく「真似っこ」してみようと。しかし、元のコードはMATLAB、Scilabは「似ているけど、じゃない」方なのでそのままでは動きませぬ。
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手習ひデジタル信号処理(131) Scilab、素朴なピーク検出、その2

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Joseph Halfmoon

前回、自前の「素朴なピーク検出関数」を作製、FFT結果に適用し所望のドップラー効果のピーク周波数位置を求められました。しかし、ありがちな「ピークが台地(メサ)状だったらどうよ」問題に対する挙動を確かめてません。お惚け老人は自分で作っておきながら既にロジックは忘却力の彼方。実際に確かめてみるしかないっと。どうなのよ。
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手習ひデジタル信号処理(130) Scilab、素朴なピーク検出、その1

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Joseph Halfmoon

前回は「実験材料の音源」である救急車のピーポー音をFFTしてピークとなる周波数の抽出を試みました。単純な最大値抽出だったので1周波数のみ検出。ピーポーで2波長、それにドップラー効果がかかっているので合計4波長が観察できるはずです。今回は「素朴なピーク検出関数」を自前で拵えて音源波形に適用してみたいと思います。
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手習ひデジタル信号処理(129) Scilab、音源(救急車)の周波数を求めてみる、その1

FFT1
Joseph Halfmoon

前回「実験材料の音源」として救急車のピーポー音(サイレン)を作製。遠くから近づく様子が聞き取れて悦に入りました。さてその処理の第一歩として音源の周波数を求めたい、と。FFTかけてグラフ上で読み取れば一目瞭然なんでありますが、関数の処理結果で数値として取得したいです。とりあえずの関数作ってみたけれども機能不足デス。 “手習ひデジタル信号処理(129) Scilab、音源(救急車)の周波数を求めてみる、その1” の続きを読む