
遥か半世紀を遡る8088/8086の時代からx86はマルチプロセッサに対応しとります。そのお印がLOCKプリフィックスです。LOCK自体はエミュレータ上でも使い放題ですが意味なし。その動作をシミジミ味わうには、マルチ・プロセッサに対応したインテル・マルチバスシステムなどが必要。そんなもの無いぞなもし。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(210)x86(16bit)、LOCKプリフィクス” の続きを読む
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
遥か半世紀を遡る8088/8086の時代からx86はマルチプロセッサに対応しとります。そのお印がLOCKプリフィックスです。LOCK自体はエミュレータ上でも使い放題ですが意味なし。その動作をシミジミ味わうには、マルチ・プロセッサに対応したインテル・マルチバスシステムなどが必要。そんなもの無いぞなもし。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(210)x86(16bit)、LOCKプリフィクス” の続きを読む
x86(16bit)のオペコードマップの「塗りつぶし」も見た目は後一息という雰囲気を醸してます。今回は過去回でMOVSのみ練習して他の命令どもから目を背けていたストリング命令の残りからSCASとCMPSを練習してみます。メモリの中から特定のパターンを見つけたり文字列同士の比較に威力を発揮するもの。まあCISCらしい。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(207)x86(16bit)、SCASとCMPS” の続きを読む
x86(16bit)のオペコードマップもかなり塗りつぶし出来てきて、今回は落穂拾い回。XLATとな。何の略かと問えばTRANSLATEみたい。AIの言語変換ではありませんよ。バイト単位で最大256バイトの単なる表引きデス。当時、どなたかがこういう命令が欲しいなどとリクエストしたのかな?お惚け老人には知るよしもなし。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(206)x86(16bit)、XLAT” の続きを読む
前回はCBWとCWDでした。今回はCMC、CLCとSTCです。似たような3文字ニーモニックの命令が続きますが他意はありません。x86は3文字ニーモニックの命令が多いだけのこと。今回の3命令に共通するのは末尾のCです。CARRY FLAGのCです。キャリーフラグ(CF)を操作したいことがそれだけ多いってこってす。
前回はファーポインタをレジスタ組にロードするLESとLDSでした。今回は符合拡張を行うCBWとCWDです。8086らしいなと思うのは、この命令、明示的なオペランドをとりません。レジスタはキメウチ、アキュムレータのみです。この辺のレジスタの使い方に偏りがあるのが御先祖に8ビットを頂くx86らしさかと。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(202)x86(16bit)、CBW、CWD” の続きを読む
前回は8086範囲をはみ出すENTER/LEAVE命令でしたが、今回は8086以来のファーポインタ(セグメント間参照)のロード命令、LESとLDSです。そろそろ8086命令は一巡するんじゃないかなどと思っていたのですが、数えてみたらまだまだ残ってます。先が長いのでそろそろ8086範囲は終わらせたいのだけれど。
前回は、ENTERが作り出すスタックフレームを眺めながらボヤイてましたが演習には至りませんでした。「やりたくないな~」感が充満。Debug.exeは強力なソフトウエアデバッガですが、「ソフトウエアの」デバッガです。自身がブレークかけるためにもスタックを消費。スタック操作の証拠を残すのがメンドイです。仕方ねえ、やるです。
前回CALL/RET命令を練習。しかし即値つきRETはENTER/LEAVEと一緒ね、ということで後回し。今回はENTER/LEAVE命令(8086に不在、80186以降のx86が装備)が「想定」しているスタックフレームについて復習していきます。便利?「高水準言語とのセマンティンクギャップ」が叫ばれた当時のアダ花?
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(199)x86(16bit)、ENTER、LEAVEその1” の続きを読む
前回は条件フラグ共を「見て飛ぶ」条件ジャンプ命令Jccでした。今回はカウンタ・レジスタCXを「見て飛ぶ」(ついでの操作もあるけど)条件ジャンプ命令どもです。16ビットのx86はこのCXの扱いといい、ぜんぜん汎用レジスタでないです。御先祖から引きづっているものが多過ぎる?でもま、ループなど作る時には便利な命令どもです。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(197)x86(16bit)、LOOPとJCXZ” の続きを読む