忘却力の老人は、前回、Pharo様のClass定義の流儀に戸惑いを隠せませんでした。まあツールが至れり尽くせりやってくれるのに慣れてなかったです。さてその際、TDD(テスト駆動開発)を標榜されているPharo様なのに、とてもユニットテストの方法など一度に覚えられんと後回しにしてしまいました。今回はそこね。後づけ。 “ソフトな忘却力(39) Smalltalk、Pharo、Unit Testをやれよ” の続きを読む
ソフトな忘却力(38) Smalltalk、Pharo、最初のクラス定義に戸惑う
素人老人が年甲斐もなく、モダンに仕立て直されたSmalltalk後継Pharoに突っ込んでます。今回は「Example」を読みながら、最初のクラスを定義してみようと思ったのです。ただただ文書に書いてある通りに入力すれば良いだけ、と高を括っていたら、結構ね、戸惑うことが多かったです。頭も固くなっているんじゃないか?自分。 “ソフトな忘却力(38) Smalltalk、Pharo、最初のクラス定義に戸惑う” の続きを読む
ソフトな忘却力(37) Smalltalk、Pharo、今頃になってHello world
素人老人が年甲斐もなく熱狂。Pharo様「カッケー」。でも大事なものを忘れてないかい。新たな言語を勉強するときに必須のやつ、吉例「Hello world.」です。これをやっとかないと先に進めませぬ。まあ、You Tubeで視聴させていただいているMOOCの動画の第5回で出てきて思い出した、というだけなんでありますが。
“ソフトな忘却力(37) Smalltalk、Pharo、今頃になってHello world” の続きを読む
ソフトな忘却力(36) Smalltalk、Pharo、充実の開発環境
素人老人が年甲斐もなく勉強させていただいているのはSmalltalkの血脈を引き継ぐモダーンで「純なオブジェクトオリエンテッド」にして「開発環境にして言語処理系」なPharo様です。前回はそのお勉強のリソースの充実に圧倒されました。今回はインストール済の「GUI環境」をマウスでクリクリしてみたいと思います。
“ソフトな忘却力(36) Smalltalk、Pharo、充実の開発環境” の続きを読む
ソフトな忘却力(35) Smalltalk、Pharo、充実のお勉強リソース
つい調子こいてSmalltalkの血脈を継ぐ処理系Pharo様をインストール。さっそくTutorial実施。チュートリアルすらProfStefという「オブジェクト」です。nextとかメッセージを送るとページが進みます。しかしその先のお勉強はどうしたらよかですか?Smalltalk素人老人が分かり易い奴がいいんだが。
“ソフトな忘却力(35) Smalltalk、Pharo、充実のお勉強リソース” の続きを読む
ソフトな忘却力(34) Smalltalk、Pharo Tutorialsで練習
別シリーズ記事にて古文書『Smalltalk』(昭和61年刊)発掘、つい調子に乗って後継の処理系Pharoをインストールしてしまいました。約40年前に敷居が高くて断念した処理系に雰囲気クリソツ、いい感じデス。ついては古文書通りでチュートリアル的なことができるのか?しかし、流石に40年の月日は伊達じゃない?どうする?
ソフトな忘却力(33) MD5ハッシュを計算してみる、OpenSSL
別シリーズ記事(ESP32版MicroPython)にてMD5がサポートされてなかったです。もったいなくもSHA256ハッシュの計算を実施。別にMD5に何か格別の思い入れがあるわけではないのですが、一応計算方法を確認しておくかと。Linux上での作業なので大仰にもOpenSSLを利用です。あるもんは何でも使え?
“ソフトな忘却力(33) MD5ハッシュを計算してみる、OpenSSL” の続きを読む
ソフトな忘却力(32) NCURSES、New Cursesライブラリを使ってみる
前回に続き「いつもお世話になっている」割には使った記憶のないライブラリを使ってみます。今回は ncursesライブラリ、古い curses ライブラリの置き換えで”New” がついての ncurses みたいです。忘却力の年寄はターミナルウインドウ上でもncursesベースのユーティリティに頼ってます。ほんとに便利。
“ソフトな忘却力(32) NCURSES、New Cursesライブラリを使ってみる” の続きを読む
ソフトな忘却力(31) GNU Readlineライブラリを使ってみる
冒頭に掲げましたるman pageの末尾のお言葉、投げやりな感じもするけれど、カッケー。一度そういうことを書いてみたかったデス。今回のGNU Readlineライブラリは多分毎日お世話になっているけれど、ライブラリとして使ってみるのは多分初めて。GPLv3なので避ける方も多いと。大人の事情ってやつね。
ソフトな忘却力(30) SQLite3をC言語から使う。Amalgamationって何よ。
別シリーズではNode-REDの裏側でSQLiteを使わせていただいてます。Node-RED(JavaScript)からは勿論、コマンドラインからGUIからもSQLを操作してます。なんといってもSQLiteは簡便でお楽。この辺でC言語プログラムからもSQLite3してみるかと思い立ちました。これがまたお楽?ホントか?
ソフトな忘却力(29) uuid、libuuidでパースして比較、wsl2、Ubuntu
今回はUUIDです。たまに登場するやたら長い(128ビット)IDです。勝手に生成しても(高い確率で)衝突しないIDなんだと。Bluetoothなどの通信でも登場し言われたとおりに書き写すしかない?アレです。手元のwsl2上のUbuntu20.04LTSでは、何も言わずにインストール済というかOSの一部になっている?
“ソフトな忘却力(29) uuid、libuuidでパースして比較、wsl2、Ubuntu” の続きを読む
ソフトな忘却力(28) libqrencode、ソースからインストールして使ってみた編
今回はQRコードのエンコード用のライブラリを使わせていただいたのですが、バイナリあるのに「わざわざ」configureスクリプトを生成するところからです。最近 configure するような作業をしてないので、更新後のPCにはツールも入ってなかったです。たまにやらないと忘却力がすべてを押し流していってしまいます。 “ソフトな忘却力(28) libqrencode、ソースからインストールして使ってみた編” の続きを読む
ソフトな忘却力(27) MPFR、the Multiple Precision Floating-Point Reliable Library
前回に引き続き清水の舞台から飛び降りるつもりにならないと浮動小数を使えないしがないマイコン屋には無縁なライブラリを使用してみます。今回はMPFRライブラリです。浮動小数点数専用の多倍長演算ライブラリです。前回のGMPとの違いはsin, cos, tanなど数学関数が「だいたいサポート」されているところかと。
“ソフトな忘却力(27) MPFR、the Multiple Precision Floating-Point Reliable Library” の続きを読む
ソフトな忘却力(26) GMP、The GNU MP Bignum Library
単精度浮動小数点数ですら恐れ多くて使えない、しがないマイコン屋にとっては多倍長精度演算ライブラリなどはまずは無縁な存在であります。しかし稀にその名を目にすることがあります。何かの事情でソースからgccをビルドしなけりゃならないときでしょう。gmpを使えるようにしておいてね、と言われます。たまには使ってみたいもんデス。