ブロックを積みながら(151) Scilab/Xcos、PID「レギュレータ」ブロック

FlowPID
Joseph Halfmoon

前回に続き「連続時間パレット」内のブロックの練習です。今回は1個だけ。PIDブロックとな。泣く子も黙る(黙らないか)古典制御の華?です。PはProportional(比例)、IはIntegral(積分)、DはDifferential(微分)な制御のための「コンパイル済スーパーブロック」らしいです。これ一つあればOK?

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ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2

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Joseph Halfmoon

前回は連続時間パレットの中でも比較的「プリミティブ」なブロックどもを練習してみました。今回はいよいよXcos使う上での中心的存在の一つ、「連続系伝達関数」と「連続系状態空間システム」を練習してみます。といって練習するのは簡単なやつだけだけれども。実際のいろいろに適用してみるのはまだ大分先かな~。はやくやれよ、自分。
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ブロックを積みながら(149) Scilab/Xcos、連続時間パレットその1

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Joseph Halfmoon

今回から連続時間パレットの練習に入ります。こここそはXcos使う上での真髄的なもののひとつらしいっす。連続時間=微分方程式系で書き表せるもの、あるいはラプラス演算子sで書き表せる連続系の伝達関数を用いて表現できるものです。デジタル計算機の上で計算しているのだけれども、表向きはソルバ様が頑張って連続に見せてくれるのね?
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ブロックを積みながら(148) Scilab/Xcos、Sinksパレットその2

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Joseph Halfmoon

前回、出力表示に使うブロックをいくつか練習してみました。どれも使い途はありそうだけれども、表示が渋いものばかり。今回は同じSinksパレット内の出力表示用のブロックだけれども、も少し「色がついて賑やかな」ブロックを使ってみたいと思います。それにしてもScilabのHELPファイル、素っ気なさすぎ。

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ブロックを積みながら(147) Scilab/Xcos、Sinksパレットその1

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Joseph Halfmoon

Scilab/Xcosを使う際には結果をグラフとして見ることが多いので、毎度グラフを描くための「スコープ」にお世話になっております。ここまでY軸1個のCSCOPE、複数Y軸を持てるCMSCOPEなど使用しております。今回は「スコープ」が属しておりますSinksパレットについて改めて練習してみたいと思います。

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ブロックを積みながら(146) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその2

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Joseph Halfmoon

Event handling paletteの練習2回目です。前回は、エッジ検出、遅延に分周と「ハードテイスト」なイベント処理を練習しましたが、今回は、論理演算にIF~THEN~ELSE的な「ソフトテイスト」なものどもです。イベント処理だけでフローを描くと縦に長くなるのでイベントでもGOTOしてます。あったのね。

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ブロックを積みながら(145) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその1

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Joseph Halfmoon

いつものフローは左から右に横方向に信号が流れる形です。しかし今回は上から下が練習の「主方向」です。そして配線の色も赤。「イベント」とよばれる「データ信号」を制御するための信号を取り扱うためのブロックどもを練習してみます。これまでもCLOCKにはお世話になっていたのだけれども、エッジ検出、遅延に分周、いろいろあるのよ。
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ブロックを積みながら(144) Scilab/Xcos、信号のルーティング、切り替える

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Joseph Halfmoon

前回はスカラー値をまとめてベクトルの流れとしたり、ベクトルを複数のスカラー値の流れにバラシたりを練習。今回は信号の流れを「切り替える」奴らを練習してみます。手動で切り替え、データの大きさを判断して切り替え、与えられるイベントで切り替え。あると便利だけれども練習するのはメンドイです。ついでに前回の落穂ひろいもね。

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ブロックを積みながら(143) Scilab/Xcos、信号のルーティング、まとめる、バラす

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Joseph Halfmoon

前回、ベクトルを扱うために先走ってMUXブロックを使ってしまいました。今回からはMUXを含む信号の「ルーティング」用のパレットに含まれるブロックを練習してみたいと思います。スカラーをベクトルにまとめたり、ベクトルをスカラーに分解したり、あるいはベクトルの一部を取り出したりするものども。ついでにGOTOもね。

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ブロックを積みながら(142) Scilab/Xcos、数値計算パレットその2、ベクトル処理

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Joseph Halfmoon

前回は数値計算パレットの中のブロックを練習してみました。いずれもスカラー値に対する操作でした。しかし、Xcosは「細い線一本」で接続していても、その中にベクトルとか行列とかを載せて「流通」させることができるみたい。今回は配線の上に載っているベクトルを処理するモノどもを使ってみん、と(ここには割り算あるけど使ってない。)

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ブロックを積みながら(141) Scilab/Xcos、数値計算パレットその1。

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Joseph Halfmoon

Xcosのブロックを「一通りなでた」後、応用例に進まんとの密かな野望です。元より忘却力の年寄、一回に5種ブロックを練習するくらいがせいぜいであります。直ぐに忘れてしまう~。前回まで演習の信号源パレット、まだまだブロックあるのですが先に進めました。今回は算術を行うブロックどもであります。まずは加減乗から。徐はどうした?

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ブロックを積みながら(140) Scilab/Xcosの信号源その2。指示待ち?な奴ら

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Joseph Halfmoon

前回はXcosの信号源、周囲の状況に一切かかわりなく勝手に波形を生成する「自立した」ブロックを練習してみました。今回も信号源なのですが、指示待ちのヒトたちです。出力タイミングを示す制御信号がやってこないと新たな信号を出さないブロック。でも、こいつらを使役すれば任意のタイミングで任意の値を得ること思いのままと。ホントか?

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ブロックを積みながら(139) Scilab/Xcosの信号源。シンプルで自立した奴ら

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Joseph Halfmoon

前回はXcosの配線、クセが強いのうなどと文句を垂れながらも配線練習しました。今回は信号源を練習してみます。Xcosの信号源は多数あり、まずは「シンプルで自立した」信号源の皆さまデス。逆に言えば外の様子に忖度することなく、勝手に連続した信号を垂れ流しつづけるだけの皆さま。我が道を行きます。 “ブロックを積みながら(139) Scilab/Xcosの信号源。シンプルで自立した奴ら” の続きを読む

ブロックを積みながら(138) Scilab/XCOSの配線?クセが強いのう。

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Joseph Halfmoon

前回から Scilab/XCOSを練習してます。XCOSはブロック線図などを描いてシミュレーションできる強力なツールです。しかし操作はちょいとクセ強です。とくにブロック間の配線、慣れないと思うような線にならないので、短気で怒りっぽくなっている老人はイライラします。上手くできない自分が悪いんだけれども。
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