手習ひデジタル信号処理(69) Scilab、ATOMS、モジュール管理

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Joseph Halfmoon

前回に引き続き、Scilabの使い方編続きです。2次元(画像)の信号処理をしようとして気づきました。素のScilabには画像入出力の関数が見あたりません。しかし「充実したモジュール」群から適切なものをロードしてやれば画像入出力どころか何でもできる?っと。今回はScilabのモジュール管理 ATOMS を使ってみます。 “手習ひデジタル信号処理(69) Scilab、ATOMS、モジュール管理” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(68) Scilab、sce拡張子とsci拡張子の使い分けの件

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今回は信号処理ネタではなくScilabの使い方です。Scilabのスクリプトをファイルとして格納するとき、拡張子をsceとしたらよいのか、sciとしたらよいのか理解しておらず、「とりあえず」ということでsce一辺倒でした。しかし調べてみたらsciにする御利益があるのでした。これだから素人はイケない。 “手習ひデジタル信号処理(68) Scilab、sce拡張子とsci拡張子の使い分けの件” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(67) Scilab、IIRフィルタでフィルタしようとしてハマった件

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前回Scilab様にIIRフィルタ設計をお願いできるようになったので、今回は実際にテキトーな信号をフィルタしてみるべし、と思い立ってハマりました。実際にフィルタ処理で気になっていたことがあったのだけれど、それ以前にハマる原因が潜んでました。Scilab恐るべし?って、なんだかな~。

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手習ひデジタル信号処理(66) Scilab、IIRフィルタ設計用関数、周波数特性表示付

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Joseph Halfmoon

前回はFIRローパスフィルタの「設計用」関数に「一皮」かぶせてみました。今回はIIRローパスフィルタと行きたいデス。今回は比較対象というか、目標を掲げました。以前、勝手に手習ひさせていただいていた三上直樹先生著の御本の付録のIIRフィルタ設計用関数です。「おんなじ」ような感じにいたしとうございます。 “手習ひデジタル信号処理(66) Scilab、IIRフィルタ設計用関数、周波数特性表示付” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(65) Scilab、FIRフィルタの係数求めるついでに周波数特性

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Joseph Halfmoon

前回はFIRローパスフィルタの係数を求め、求めた係数を使って「単位」インパルス入力信号をフィルタして時間応答を求め、さらにそれをFFTして周波数特性のプロットをいたしました。まどろっこしいデス。フイルタ係数を求めるときに「ついでに」周波数特性のプロットも見て、それからOKしたいです。知らんけど。今回は微妙な改善? “手習ひデジタル信号処理(65) Scilab、FIRフィルタの係数求めるついでに周波数特性” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(64) Scilab、FIRフィルタの係数求めてフィルタしてみるの回

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Joseph Halfmoon

前回は差分方程式をループで回すという「原始的」な方法で1次のIIRフィルタの時間応答を計算してみました。今回はScilabのネイティブ機能を使って、100次のFIRフィルタの応答を「1撃」で計算してみたいと思います。100次のフィルタの係数の計算もScilabに「お任せ」。中身はよくわからないけれど楽ちん。いいのか?
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手習ひデジタル信号処理(63) Scilab、差分方程式を直接計算、1次IIRフィルタ

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Joseph Halfmoon

前回前々回とScilab上で伝達関数から周波数応答を求めるのを練習していました。しかし、そういえば、ということで考えてみると差分方程式が与えられているのであれば、差分方程式から直接、時間応答が求まるのを練習してないじゃん、と。今回はそこんトコロを練習してみます。

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手習ひデジタル信号処理(62) Scilab、伝達関数H(z)から位相プロット、Fs対応版

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Joseph Halfmoon

正規化周波数表示はカッコいいけど実際の周波数でないと実感がわかないなどとブーたれて、前回は伝達関数からゲインプロットを実周波数で表示する関数を作ってみました。今回は、位相プロットで実周波数表示を行う関数を作ってみたいと思います。素人が良く理解しないまま試行錯誤しているのだけれども大丈夫か?自分。 “手習ひデジタル信号処理(62) Scilab、伝達関数H(z)から位相プロット、Fs対応版” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(61) Scilab、伝達関数H(z)からゲイン線図、Fs対応版

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Joseph Halfmoon

前回は暫定版ですがFFT表示用の関数を作って多少お楽に。今回は以前から忸怩たる思い?をしてきた伝達関数からゲイン線図をプロットする方法を「改良」したいと思います。いつも正規化周波数に対するプロット。カッコイイお作法ではあるものの、具体的な周波数が入らないとイメージがわかない年寄です。実サンプリング周波数を与えたいです。

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手習ひデジタル信号処理(60) Scilab、FFT表示用関数「とりあえず版」追加

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Joseph Halfmoon

前回入力信号を生成する関数群を作成してみました。前々回に時間領域で離散時間っぽいプロットはできるようになってます。今回は、周波数領域でプロットする関数です。Scilabには部品となる関数は用意されているのですが、これ使えばいい的なものはないみたいっす。目標はAnalog Dicovery2の周波数プロット画面ですが。

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手習ひデジタル信号処理(59) Scilab、入力信号定義用の関数を手作り

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Joseph Halfmoon

前回はScilab上で「離散時間信号」ぽいプロットができるようになったので、今回は「離散時間信号」ぽい入力信号を生成する関数を準備したいと思います。必要に迫られてその場その場で「誤魔化して」きたのが今までの実体。これを反省、事前にある程度「汎用」に使える「信号源」を用意しておこうという目論見です。

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手習いデジタル信号処理(58) Scilab、連続時間信号と離散時間信号のプロット

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Joseph Halfmoon

本シリーズ、ScilabとOctaveにはお世話になっておりますが知らん事多いなと痛感。そこで使い方、といってもデジタル信号処理に使いそうな部分を改めて手習ひさせていただくことにいたしました。初回は離散時間信号のプロットです。今までテキトーにプロットして離散信号なのに連続信号っぽいプロットになってしまった件もあり。

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手習ひデジタル信号処理(57) Keil Cloud StudioでSDRソースをビルド

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Joseph Halfmoon

最近Arm社Online Compilerを直接は開けなくなりました(まだ使えますが。)今後は否が応でもKeil Studio Cloudのようです。しかし、三上先生のSDRの御ソースはOnline CompilerでMbed OS2前提です。今回はKeil Studio Cloudへの移行を試みてみました。

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手習ひデジタル信号処理(56) SDR、AM復調できてもまだやることがあったデス

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Joseph Halfmoon

前回「三上先生ツール」のおかげでSDRのAM受信機の動作は復調までバッチリ、と思ったらいつもの早合点でした。そのままDAしたらスピーカがならせると思うなよ、という感じです。CICフィルタのせいで減衰している高域を持ち上げ、信号に載っている直流成分を除去し、受信強度による音量の変動をAGCすることが必要だと。先は長い。 “手習ひデジタル信号処理(56) SDR、AM復調できてもまだやることがあったデス” の続きを読む