
ひとたびビヘイビアだと割り切ってしまうと、タガが外れてしまった感じであります。前回は現実には存在しない理想ダイオードをでっち上げてピーク検出やりました。今回は高校生の数学を「駆使して」周波数の倍周器です。そのうち自前でPLLつかった周波数逓倍回路もやりたいと思っているのですが、とりあえず倍ね。ビヘイビアだけども。
“SPICEの小瓶(36) BVエレメントで、ビヘイビアな周波数倍周器を” の続きを読む
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ひとたびビヘイビアだと割り切ってしまうと、タガが外れてしまった感じであります。前回は現実には存在しない理想ダイオードをでっち上げてピーク検出やりました。今回は高校生の数学を「駆使して」周波数の倍周器です。そのうち自前でPLLつかった周波数逓倍回路もやりたいと思っているのですが、とりあえず倍ね。ビヘイビアだけども。
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オペアンプとダイオードを使えばカッコいいピーク検出回路をつくれますが、ダイオードだけではどうしてもVF分の電圧降下が見えてしまうっと。このところ「ビヘイビアな」SPICEモデルを動かしてみているので、ダイオードのモデルに「介入」すれば、VF分電圧降下しないピーク検出回路ができるんでないかと。勿論ビヘイビアだけれども。
“SPICEの小瓶(35) 理想ダイオードでビヘイビアなピーク検出” の続きを読む
前回は、実デバイスをシミュレーションするためのマクロモデルでしたが、今回は再びBehavioralなモデルに戻ります。何と言っても一端「踏み込んでしまった」Arbitrary Behavioral Voltage Sourceの中には、めくるめく?新たな世界が広がっており。ただし現物回路とは別物の世界だけれども。 “SPICEの小瓶(34) Behavioral Voltageモデル、rand、max試す。” の続きを読む
別件記事にて、超高精度オペアンプ、OP177の実機に「火を入れた」のですが、LTspiceシミュレーションは行いませんでした。OP177はアナデバ製のチップなのでLTspiceにもモデルが入ってます。しかし「デフォでモデルが入っているのはAバージョン」「手元の現物はGバージョン」デス。製品ページからマクロモデルをダウンロードして対応してみました。 “SPICEの小瓶(33) SPICE Macro ModelでOP177Gシミュレーション” の続きを読む
前回、積分回路のビヘイビア・モデルを作ったので、今回、微分回路のビヘイビア・モデルを作らんというわけにはいかんでしょう。しかし、一度禁断の荒業、BVエレメントを使ってしまったからには、積分だろうが微分だろうが一撃。簡単に作れてしまいます。その代わり純粋数学的。ちょっと気を許すとkV単位の電圧が出てきてビックリ。
“SPICEの小瓶(32) BVエレメント使って、微分のビヘイビア・モデル” の続きを読む
ついに禁断の荒業BVエレメントに手を出してしまいました。遅延をビヘイビアモデル化するためにです。LTspiceには Lossless Transmission Lineという伝送線路をモデル化するためのエレメントもあるのですがそちらは双方向、インピーダンスも要考慮。今回は信号を一方通行で遅らせたいだけなのよ。
“SPICEの小瓶(30) BVエレメント使って、遅延のビヘイビア・モデル” の続きを読む
前回はビヘイビアモデルではなく実回路化可能と思われる(やってないケド)三角波‐正弦波変換回路(折れ線近似)をLTspiceしてみました。今回はビヘイビアに戻ってモデルを作ってみます。マクローリン展開の係数を電圧制御電圧源のPOLYの係数にぶっこむという方法なのですが、教科書はちょいと小技を使ってました。流石。
“SPICEの小瓶(29) 三角波-正弦波変換ビヘイビアモデル、マクローリン展開と小技” の続きを読む
今回はSPICEのVCVSのPOLY記法を駆使し三角波‐正弦波変換回路のビヘイビアモデルを作る気でおったのです。しかし、神の啓示か悪魔の囁きか?古文書の1頁が目に留まってしまいました。ダイオード折れ線近似回路とな。あれあれ、これで三角波‐正弦波変換できるじゃん。手元在庫の部品ばかりで!なんと。 “SPICEの小瓶(28) 実回路化可能? 三角波-正弦波変換回路。ダイオード折れ線近似” の続きを読む
前回のアナログ電圧二乗回路(ビヘイビアモデル)はちょろかったですが、今回の平方根回路(ビヘイビアモデル)は難しかったです。再び教科書をのぞき見しながらモデルをこさえました。確かに平方根をとれてるのだけれども狐につままれたようです。自分を二乗したものが相手と等しければ自分は相手の平方根だと。 “SPICEの小瓶(27) アナログ電圧平方根回路ビヘイビアモデル、除算回路の手を使う?” の続きを読む
前回のアナログ電圧の除算回路ビヘイビアモデルに比べたら今回はチョロイです、アナログ電圧二乗回路ビヘイビアモデル。前回はムツカシーのでつい教科書をカンニングしてしまいましたが、今回は教科書など見なくても自力更生。電圧制御電圧源のPOLY(1)記法で一撃だと。調子こいているな、自分。 “SPICEの小瓶(26) アナログ電圧二乗回路ビヘイビアモデル、除算回路の後ではちょろい?” の続きを読む
前回、従属電圧源のPOLY記法を使って電圧加算回路(係数マイナスにすれば減算回路)のビヘイビアモデルを作りました。今回はその余勢を駆ってアナログ電圧の電圧乗算回路のビヘイビアモデルを作りたいと思います。POLY記法がわかればほとんど一撃なんだ、これが。調子に乗りすぎ?
前回、非線形な従属電源モデルの特性係数を外部から与えることができるようになりました。これも「POLY記法」のお陰です。とっつき悪いですが慣れれば強力。でもPOLYは非線形といわずとも線形なモデルでも活躍可能。今回はアナログ電圧の加算器のビヘイビアモデルをPOLYを駆使?して書いてみます。簡単? “SPICEの小瓶(23) 電圧制御電圧源のPOLYでアナログ電圧加算器のビヘイビアモデル作る” の続きを読む