
LTspiceのexampleフォルダ配下のEducationalには「現物デバイス相当」のモデルが格納されてます。前回はアナログタイマNE555の「バイポーラ・トランジスタ」レベルのモデルでした。今回は電源IC、定番中の定番、78xxシリーズのリニア・レギュレータです。最近は使わんかも知れんけど。
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LTspiceのexampleフォルダ配下のEducationalには「現物デバイス相当」のモデルが格納されてます。前回はアナログタイマNE555の「バイポーラ・トランジスタ」レベルのモデルでした。今回は電源IC、定番中の定番、78xxシリーズのリニア・レギュレータです。最近は使わんかも知れんけど。
LTspiceのexampleフォルダ配下のEducationalには、「現物デバイス相当」のモデルが格納されてます。BCDカウンタ74160、電圧制御発振器MC1648と練習してきて、今回はみんな大好きアナログタイマNE555の「バイポーラ・トランジスタ」レベルのモデルです。まあSpiceモデルも含まれているんだが。
“SPICEの小瓶(61) LTspice、{Educationalフォルダ} NE555内部” の続きを読む
前回、Educationalフォルダに格納されていたBCDカウンタ74160のモデルを動かしてみました。Educationalフォルダを探してみると、他にも「現物デバイス」のモデルが格納されているみたいです。興味シンシンよのう。今回は古のモトローラ社の電圧制御発振器MC1648のモデルを練習してみます。
前回、LTspiceの「ビヘイビア」なdflopを並べてみたら、デフォルトの遅延0でデータが「抜けて」しまったので慌ててコンポーネントに属性つけてシミュレーションしました。しかし属性つけずとも「動いている感」バッチリなモデルがEducationalフォルダにありました。BCDカウンタ74160のモデルです。
“SPICEの小瓶(59) LTspice、{Educationalフォルダ} BCDカウンタ” の続きを読む
Dフリップ・フロップを数珠繋ぎにすればシフトレジスタになる、とLTspiceの”dflop”を並べてみたらば挙動がオカシイです。あれれ、クロックの立ち上がり一発、並べたdflopをデータが一気通貫、クロック毎にシフトしてくれないのよ。調べてみたらば原因は簡単。デフォルトの遅延ゼロ。ちょいと遅延を与えたら解決。トホホ。 “SPICEの小瓶(58) LTspice、dflopの挙動、デフォルト遅延0なのよ” の続きを読む
前回、Scilab上で生成したFM変調信号、サンプリング周波数一定の信号をLTspiceに輸入したらばLTspice上では「フツー」に定周期ではない(変曲点あたりで時間キザミが細かくなる)信号としてシミュレーションされていることを観察。今回は逆。LTspiceの非定周期の信号をScilabに輸出するけどどうするの?
“SPICEの小瓶(56) FM変調波形、今度はLTspiceからScilabへ波形を輸出?” の続きを読む
前回、Scilab上でのデジタル信号処理波形は定周期だけれども、LTspiceのシミュレーションでは時間ステップが変動するところが違う、ところを観察しました。それじゃScilab上の一定周期の波形をLTspiceに持ち込んだらどうなるの?という疑問があり。まずはScilabからLTspiceに波形を輸出しないとな。
“SPICEの小瓶(55) FM変調波形、ScilabからLTspiceへ波形を輸出” の続きを読む
別シリーズでパルス平均化弁別器というものを題材に使いFM変調信号から元の信号を取り出す(復調)ようなシミュレーションをLTspiceとScilabの両方で行いました。お惚け老人的には処理結果の信号は「同じようなもんでないの」。下手な信号休むに似たり。違うか。しかし、両者の数値信号の間には暗くて深い断絶があるみたいです。 “SPICEの小瓶(54) FM変調波形にみる、LTspiceとScilabの処理の違い” の続きを読む
ロジック・ハードウエアあるいはソフトウエアの世界ではステートマシンを記述することはよくあるじゃないかと思います。ところが、アナログな回路シミュレーターであるLTspiceにもステートマシン記述機能が隠れてました。その「記述言語」をContraption Programming Languageと唱えるようです。初耳だぜ。 “SPICEの小瓶(49) LTspice、ステートマシン記述言語を内蔵していた” の続きを読む