やっつけな日常(67) STM32 Nucleo、Arduino用LCDシールドでバッチリ

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Joseph Halfmoon

前々回、Arduino Uno R3用の「バニラ味」シールドボードを発掘。LCDを搭載して動作OK。前回Uno R4に接続して動作OK、しかし電気的にマズイ。どうしたものかと考えつつ、今回はNucleoボードに同じシールドボードを取り付け。動作OK、そして電気的にもOK。ソフトもハードも何もしてないんだけれども。

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データのお砂場(131) R言語、polar、ラテライトの古地磁気による極位置、{boot}

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Joseph Halfmoon

Pole Positionsと言われて「F1」を想像したこの老人はミーハーです。せめて複素平面上の「極」とか思いつかんのかな。しかし、今回のは地球の極(多分、南磁極)の位置です。それもかなり古い時代のです。サンプルデータセットのタイトル的には「ニューカレドニア産ラテライトの古地磁気学的研究による極の位置」であります。
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やっつけな日常(66) Arduino Uno R4 前回のLCDシールドは動くけどマズイ!

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Joseph Halfmoon

前回、Arduino Uno R3用のバニラ味の「シールドボード」を発掘、これ幸いとI2C接続の2行x8文字のLCDを接続してみました。「問題なく」表示できたので今回は余勢を駆ってUno R4にも接続。同じく表示はできたのです。しかし電気的にヤバイことにようやく気づきました。ちゃんとよく確認しろよ、自分。 “やっつけな日常(66) Arduino Uno R4 前回のLCDシールドは動くけどマズイ!” の続きを読む

忘却の微分方程式(145)反復練習108、2階非同次線形微分方程式の初期値問題、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回につづき定数係数2階非同次線形微分方程式です。今回はその初期値問題。教科書的にはステップバイステップでお教えいただいております。こちらでは伝家の宝刀 ode2() 関数で一般解を求め、ic2() 関数で初期値を与えれば初期値問題も一撃デス。折角、初期値を与えて関数の形が確定したので今回はプロットもしてみましたぞ。

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帰らざるMOS回路(57) Xilinx Vivado、TCLを制する者が制約を制す。

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Joseph Halfmoon

FPGA設計プロジェクトに必須のXDC拡張子の「制約」ファイルは、信号をFPGAのどの端子に出力するかから、DC電圧の規定、AC的な遅延時間などFPGAを物理的な回路として成り立たせるための諸般を記述するものです。そして『XDC は単なる文字列ではなく、~中略~ Tcl コマンドです。(UG945より引用)』だそうな。

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連載小説 第158回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界は激変の連続でした。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(188) ディスクリート同調アンプで周波数逓倍

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習2回目。アナログ素人の老人は全く気付いておりませなんだ。前回実習の「ディスクリート同調アンプ」チョイ変にて周波数逓倍回路となります。ミソは高調波が多く含まれる入力波形の選択。さすれば共振周波数の正弦波が出力されておじゃると。

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やっつけな日常(65) Arduino Uno R3 AE-AQM0802 LCDシールド

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Joseph Halfmoon

相当以前に購入のスイッチサイエンス製「バニラシールド」基板を発掘。これに秋月電子製のAE-AQM0802 LCDモジュールを搭載してみました。とりあえず今回はUno R3にて動作確認。問題なさそうなら「Arduino互換ピンソケット」搭載のマイコンボード各種で順次動作確認の予定であります。例によってやっつけ仕事。
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ブロックを積みながら(153) Scilab/Xcos、離散時間パレットその2

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Joseph Halfmoon

パレット所蔵のブロックをざっと撫でた後にお楽しみのシミュレーションなど開始したいと希望。ブロック多数すぎて全部は撫でられないので「お楽」なところを触ってお茶を濁してます。離散時間パレットには「離散時間の状態空間形式」あり、そこに踏み込むと収拾つかなくなりそうなので、お楽しみにとって置くっと。手抜きだな。
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手習ひデジタル信号処理(128) Scilab、音源(救急車)、ドップラー効果、距離減衰有

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Joseph Halfmoon

信号波形を処理した結果をグラフで見るのも良いのですが「実体験」したいです。それには音にして耳で聞くという方法もありかと。音声データの入出力は第96回第97回で練習済。今回は処理対象の「音源」として救急車のピーポー音(サイレン)を作製してみましたぞ。一応、ドップラー効果あり、距離減衰あり。なんちゃってだけど。 “手習ひデジタル信号処理(128) Scilab、音源(救急車)、ドップラー効果、距離減衰有” の続きを読む

やっつけな日常(64) Arduino Uno R4 MINIMAのコンパレータを使ってみる

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Joseph Halfmoon

前々回Arduino Uno R4搭載RA4M1マイコンの周辺回路レジスタへの直接アクセスを練習。今回はその応用編ということで、RA4M1マイコン搭載のアナログ・コンパレータを使ってみたいと思います。割り込み受けするのが普通だと思いますが、今回は「おためし」ということで直接外部出力、兼、ソフトでポーリングしてみます。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(162)A64(AArach64)SIMD permute

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Joseph Halfmoon

今回からSIMDレジスタ2個の内容を「混ぜあわせて並び変える」permute命令群の練習に入りたいと思います。SIMD命令でプログラムを書こうとすると避けて通れないどころか、ここの始末のエレガントさで性能段違いっす。まさにSIMDの華というべきか。ホントか?誰が言った?今回はその露払いね。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(162)A64(AArach64)SIMD permute” の続きを読む

帰らざるMOS回路(56) Xilinx Vivado、クロッキングとバイナリカウンタ

binaryCounter
Joseph Halfmoon

前回「調査」から、Vivado内蔵IPの実地トレーニングは空プロジェクトを作って、そこに対象のIPを配置し、シミュレーションして、FPGAに書き込んでというプロセスを地道にやっていくことにいたしました。まずは「簡単そうな奴」からということで選んだのがBinary Counterです。これならFPGA素人老人にもできる?

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データのお砂場(130) R言語、poisons、毒と処置と生存時間、{boot}

poisonsPlot
Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」のサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。前回、実験動物の皆さまは多分ほぼ確実にお亡くなりのハズ。今回も生物相手の実験データです。なんとアカラサマに毒に晒してからの対処方法による生存時間の違いを測ったデータみたいです。結局皆お亡くなり?実験対象が何だとかは言及ないけど冷酷な科学の進歩?

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