定番回路のたしなみ(53) 昔ながらのRCとロジックで検出するエッジ検出回路

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Joseph Halfmoon

最近、老眼のせいか部品をいじるのが億劫になりつつあります。これはイケない。手を動かさないと。とはいえカッコイイ回路など作れる筈もなく、年寄は年寄らしく古色蒼然たる回路を復習。今回はパルス波形の立ち上がり、立下りなどを検出して一発食らわせるエッジ検出回路です。こんな回路もやってなかったんだっけ。お間抜け。

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手習ひデジタル信号処理(172) Scilab、{IPCV}、Deep Learning?

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ScilabのIPCV「ツールボックス」に含まれる関数を練習中。今回は「Deep Learning」デス。おっと、IPCVはAI分野にも触手を伸ばしていたのね。でもま、今となっては古典的なDeep Learningのそのまた入口のHello World的な部分。古文漢文的な?教養だけれど試験にはでない?

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(206)x86(16bit)、XLAT

Joseph Halfmoon

x86(16bit)のオペコードマップもかなり塗りつぶし出来てきて、今回は落穂拾い回。XLATとな。何の略かと問えばTRANSLATEみたい。AIの言語変換ではありませんよ。バイト単位で最大256バイトの単なる表引きデス。当時、どなたかがこういう命令が欲しいなどとリクエストしたのかな?お惚け老人には知るよしもなし。
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冥界のLSI(12) 8086 Minimum Mode のバス波形(Read)を描く

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Joseph Halfmoon

別シリーズにてx86のアセンブラを古き16ビットから順に練習中です。段々煮詰まり、バス波形を参照しないと動作が説明できん命令に近付いております。しかし今時8086のバス波形など説明するための土台がありませぬ。そこで今回は何を今更8086/8088のバス波形(Read)をWaveDrom使用で描いてみました。
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データのお砂場(174) R言語、nzMapEnv、ニュージーランドの島々 {maps}

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Joseph Halfmoon

R言語付属のサンプルデータベースをABC順に経めぐってます。今回は mapsパッケージの nz です。ニュージーランドの島々の地図データです。フランスやイタリアは行政区画の地図でしたがニュージーランド場合は島です。解説読むと「主要3島と沿岸の19の小さな島々」とあるのですが、主要3島って北島と南島とあとどこだっけ? “データのお砂場(174) R言語、nzMapEnv、ニュージーランドの島々 {maps}” の続きを読む

忘却の微分方程式(183) 「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読む その5

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溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDFファイル、以下「演習ノート」と略)を拝読中であります。今回読むのは25ページ目。「3.1.2 ode2 関数」です。微分方程式を「数式のまま」解く関数は前回のdesolveと今回のode2と2種類ありますが、ode2は先に一般解をもとめるもの。

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Lispと一緒(49) Wio TerminalでもuLisp、SDカードの使用

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Joseph Halfmoon

迂闊なことに、つい最近までWio Terminal(ハード的にはWiFi対応)上のuLispで無線LANできるものと思い込んでました。しかし、uLisp4.6b ではWio Terminal上でのWiFi対応は無。仕方ないのでSDカードを使用できるようにしてみました。とばっちり? SDカードはフツーに使えます。 “Lispと一緒(49) Wio TerminalでもuLisp、SDカードの使用” の続きを読む

連載小説 第171回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京勤務。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しだったのですが、世界は激変していきます。乗り遅れると大変な事になっちゃうんだけど、もう乗り遅れてる?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(222) キャリアベースのPWM(アナログ入力からPWM)

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Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年1月号(日本語版)の実習初回。PWM(Pulse Width Modulation)。本サイトでも何度もPWMしてきてますが、毎度マイコン周辺のデジタルなタイマを使っての生成。今回はアナログ入力信号からPWM信号を得る回路です。どっかでやった気がするんだが。

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L.W.R.(59) MMXテクノロジ最適化テクニック 小鷲英一著 1997、アスキー

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前回は486本だったので、今回はPentium「関係」の御本です。Pentiumでも後期。登場した当時はインテル期待のテクノロジだった筈のMMXですが、インテル自ら「黒歴史」化してとっくの昔に非推奨な機能です。でもま、多分、今でも互換性のために奥底に眠っているかも。決して呼び出されることは無いのだけれども。どうなんだ。
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ブロックを積みながら(190) Scilab/Xcos、Xcosデモ、離散カルマンフィルタ

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制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かしながら「制御」を学ばんと無謀な試みを続けてます。前回はカルマンフィルタでした。カルマンという御名前にビビリながら動かしてみましたがサッパリ。別シリーズでもっと簡単なカルマンフィルタやって分かったような気になって今回の再挑戦です。今回は「離散」とな。どこが違う? “ブロックを積みながら(190) Scilab/Xcos、Xcosデモ、離散カルマンフィルタ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(171) Scilab、{IPCV}、超解像(多画像超解像)

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ScilabのIPCV「ツールボックス」に含まれる関数を練習中。今回は「超解像」。単なる画像のアップコンバージョン的なものから「ディープ」なAI使ったものまでいろいろある中で、IPCVが提供している関数は「マルチフレーム画像」からなんやかんやで「超解像」画像を作りだす関数みたいです。素人老人にはよう分からんぜよ。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(205)x86(16bit)、I/O空間とI/O命令

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今回はI/O命令デス。I/O命令といってもその動作はデータの転送です。8086/8088においてはMOVと変わるのは「空間」の種別のみ。他のプロセッサ、かってのライバル?68系も、現在ブイブイ言わせている?ArmやRISC-VにもI/O空間などありませぬ。みなメモリ・マップドI/Oね。でも使っているのよねI/O。

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L.W.R.(58) はじめて読む486、蒲池輝尚著 1994、アスキー

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Joseph Halfmoon

前回が昨年クビになったインテルのCEO様がお書き(共著)になった386本。そこで今回は486本です。80486は平成とともに市場に登場したデバイスです。昭和の御代から外れますが、前世紀のご本ということで本シリーズの古文書の定義には合致します。でもね時代の空気を思い起こさないとちょっと何言っているか分からない?

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