さて、AWSに関する情報って山のようにあって、どこから手を付けるか悩ましいのですが、とりあえず無料でどこまでできるか調べてみました。
AWS 無料利用枠を見ると3種類の無料のサービスがあるようです。
<12 か月間無料>
・新規ユーザーのみが対象。
・AWSに最初にサインアップした日から 12 か月間利用可能。
・お金が発生するのは、12 か月過ぎるか容量などの無料利用枠を超えた場合。
<無期限無料>
・無料の範囲で使う限り、12 か月過ぎても期限切れにはならない。
<トライアル>
・最初に利用した時から始まる短期間の無料トライアル。
・トライアル期間が終了すると、標準の料金を支払う。
この3種類から選ぶとすれば即決で無制限無料です。
では、具体的に無料利用で何ができるのか、検索条件を設定するページがあるので、「無期限利用」の「コンピューティング」で絞り込んでみると、AWS Lambdaというサービスが出てきました。
リクエストって何?コンピューティング時間って何?とわからない事だらけなのでAWSの解説でLambdaを調べてみると「関数に対するリクエストの数とコードの実行時間に基づいて課金されます。」とあります。
具体的にはそれぞれ、
・リクエスト:イベント通知や呼び出しコールに応答して実行を開始するたび
_ に、リクエストをカウント
・実行時間 :コードの実行が開始された瞬間から、その処理が返される、
_ もしくは中止されるまでの時間で計算。100msec単位で計算。
とあります。
どうやらCPUやメモリを確保してサーバーを立てるのではなく、コンピューターのリソースを使った分だけ課金されるようです。
無料枠として、「1 か月ごとに 100 万件の無料リクエスト、および 40 万 GB-秒のコンピューティング時間が含まれる。」とも書いてありますがWebサーバーとしてどの程度で無料枠を超えるのかがいまいちピンときません。
AWSのサイトに料金の例も載っていますがやっぱりピンときません。 (^_^;)
続いてこちらの解説サイトを読むと、
・コードを実行するための環境をサービス側で準備しているサービス
・標準ではJava、Go、PowerShell、Node.js、C#、Python、Rubyの
_ 7つのプログラミング言語に対応
・Lambda単体での利用は出来ません。
と書いてあり、どうやらこのサービスだけでwebサーバーを構築できるものではなさそうです。
うーん、困ったぞ。webサーバーを立ち上げるにはどうしたらいいんだろう??
と調べていたら弥生開発者ブログというサイトで、
「AWSを使ってサーバレスWebアプリケーションを10分程度で作る方法」
という記事がみつかりました。
こちらの記事ではLambdaを「他のAWSサービスをプログラミングで自由に操作することができるサービス」と説明されています。
なるほど~、だからLambda単体での利用は出来ないという話になるのか。
きっとやり様はあるんでしょうがAWS初心者にはハードルが高すぎる感じです。
さらにこんなページがみつかりました。
「AWSマンガ第 1 話:数分以内にホームページを立ち上げろ!」
←AWSをマンガで解説してくれるとはありがたや。
これを読むとAmazon Lightsail というサービスを使ってwebサーバーを立ち上げる事ができて、最小構成であれば月々$3.5で運用できるようです。
私が立ち上げていたサーバーの容量は全部入れても500MBくらいで、PerlとPHPが少し動いていましたが無くても大きな影響がない、基本的には静的なサイトでしたから最小構成でも十分にいけそうです。
いきなり有料になるのは癪ですが、$3.5でしたら自宅サーバーの電気代より安いし、これでもいいかも知れません。
他にも、静的なサイトであればS3というサービスでWebサーバーができると言っているサイトや、EC2というサービスでWebサーバーを構築してみよう、と言っているサイトも見つかりました。
極めつけは本家AWSのBlogで、
「“AWS 上で静的な Web サイトを公開しよう!” 編を公開しました!」
という記事まで見つかりました。
これだけ情報があれば何とかなりそうな気がしてきました。
(ありがたや、ありがたや、)
次回、LightsailとS3とEC2のどの方式でいくか考えていきたいと思います。
<おまけ>
タブレット用にBluetoothキーボードも買ってしまいました。(^_^)/
タッチパッドも付いて快適っス!
←タブレットは2画面表示
つづく