アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年7月号(和文版)、待っていたらば8月末に。通例英文版発行の翌月に公開されるのだがと検索。ありました。本文そのものは存在。しかし何時も見ているStudentZoneのトップページからのリンクが不在。アナログ権化のアナデバ様の中の人も弘法も筆の誤り?
ソフトな忘却力(59) FreeDOS、FreePASCAL、インストールしてHELLO
C言語は「基本のキ」みたいなイメージ。しかし最初からそうであったわけでなく、メジャーになったのは意外と新しい(年寄からみたらば)気がします。DOSの時代、アセンブラかBASICからCへの移行期、PASCAL系の言語がメジャーになりかかった時期もあったような気がします。FreeDOS上ではPASCALも使えるっと。
ブロックを積みながら(171) Scilab/Xcos、3次元プロット、地球軌道を描く?
前回は地球の重力加速度g一定を仮定、空気抵抗0での「弾道」でした。今回は万有引力の法則っす。ニュートン大先生様であります。太陽と地球(ともに質点)をおいて太陽の周りを地球に回っていただこうという趣向です。本当は太陽も微妙に動くのだけれどその動きはネグってしまって原点固定の単純化。そんなんでも1周は長いのよ。どうする?
ソフトな忘却力(58) FreeDOS、MSYS2、MINGW64のQEMUで実行
前回はWSL2上のUbuntu24.04 LTSのQEMUでFreeDOSを走らせて、コマケーところを「観察」しました。今回は、毒を食らわば皿までとばかり、Windows11上で「直接」QEMUを走らせ、その上でFreeDOSの動きをみてみます。「直接」とは言ってもMSYS2のお世話になることになるのでありますが。 “ソフトな忘却力(58) FreeDOS、MSYS2、MINGW64のQEMUで実行” の続きを読む
手習ひデジタル信号処理(147) Scilab、{IPCV}、距離変換、距離の計算3通り
前回は離散コサイン変換でした。今回は距離変換です。2値画像の各画素から最も近い画素値「0」(通例、黒にみえるハズ)までの距離を計算し、(2値でない)距離値がつまった配列(距離マップ)を返してくれるもの。使い途は御随意。なにかの処理の下ごしらえ用かね?でも「距離」といって距離の計算の仕方にはいろいろあるのだと。
ソフトな忘却力(57) FreeDOS、WSL2上のUbuntuでのキー入力あれこれ
前回、Raspberry Pi OS上でQEMUを実行しているのと同じ方法でWSL2上のUbuntu上のQEMUでもFreeDOS動くだろ~と甘い見通しで作業開始。FreeDOS、動きはするけれどもいろいろビミョ~。その後、あれこれ設定を確かめていって、まあ、こんなもんかいという線に近付きつつある?ので中間報告?
ぐだぐだ低レベルプログラミング(181)x86(16bit)、ADDオペランド何でもありすぎ
前回から元祖x86、16bitCPU、8086/8088の命令セットの復習を始めました。うん十年ぶり。忘れてます。しかしArmとかRISC-Vとかの後に改めて8086の命令をみると確かに複雑、CISCだからあたりまえか。今回は整数足し算、ADD命令を練習してみます。命令にとれるオペランドがいろいろありすぎ、何でもあり?
ソフトな忘却力(56) FreeDOS、WSL2上のUbuntu24.04 LTSで実行
FreeDOSをラズパイ4機上でエミュレーション動作させてきましたが、別にフツーのx86_64パソコン上で走らないハズがありませぬ。どうせx86の16ビットコードの「実行」はCPUエミュレータQEMUにお任せしてます。その下がArmだろうとx86_64だろうと関係ないっと。でも実際にやってみると微妙に気になるところ有。
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データのお砂場(149) R言語、max_chroma_table、{colorspace}
前回から colorspace パッケージに「侵入」してます。colorspaceパッケージはグラフに彩りを与えるためのお道具箱デス。素人老人の密な楽しみ、「サンプル・データ」の中にこの世の不思議、世界の秘密を発見する、には不向きなパッケージっす。含まれているのはお道具のためのデータベース、単なる数値の集まりね。
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忘却の微分方程式(163) Maxima、{dynamics}、こんどは連立漸化式の発展だ
第161回でevolution関数を使い「漸化式の発展」の様子を観察しました。今回はその2次元バージョン? evolution2D関数です。発展の様子を観察する対象は「連立漸化式」じゃないかと。ムツカシそうだよ。でもカオスでフラクタルな処理例はちょっとさらに上を行くのさ。ホントか?よくわからんが。
ソフトな忘却力(55) FreeDOS、DOS4GW、32ビット・オブジェクトを実行
MS-DOS互換の「魔改造OS」FreeDOSを、Armコアのラズパイ4上でCPUエミュレータQEMU使って動かしてます。前回はMS-DOSのメンドイ・メモリ管理と互換性があることを見てきました。今回は「推し」のDOSイクステンダ、DOS4GWを使って「フラットでリニアな」メモリ空間が使えることを確かめてみます。
連載小説 第163回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しだったのですが、世界は激変していきます。乗り遅れると大変な事になっちゃうんだけど・・・。
帰らざるMOS回路(80) Xilinx Vivado、RISC-Vの横にmyRTLブロック
前回、RISC-V(MicroBlaze-V)コアのタイミングエラー問題が解決(よく分かってないけど)したみたい。そこで今回からコアの横に「自前の回路」を並べていきたいと思います。自前の回路はRTL(とりあえずVerilogね)記述としましたが、これをRISC-Vコアのお隣に置くのはどうしたらよかですか?やってみます。
SPICEの小瓶(52) LTspice、DC解析の小ネタ2つ
アナログ素人老人は、DC解析というと「電圧源、電流源の出力を掃引してDC特性のグラフを描く」という使い方しかしてませんでした。しかし、またまた LTspice のサンプル回路が格納されている Educational フォルダを漁っていて「いつもと違う」DC解析のテクを発見。実はそんだけでもなかったと。