Lispと一緒(28) ラズパイPico2でもuLisp、GPIOの入出力確認

gpioTestDUT
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。ここまでCommon LispとuLispの重複部分でした。今回からはuLisp独特な領域、ハードウエア制御へ入ります。その1回目はGPIOとな。既に「吉例Lチカ」を過去回でやっているので復習か。でもほじくると出てくるのよ。なんだかな~。

“Lispと一緒(28) ラズパイPico2でもuLisp、GPIOの入出力確認” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(159) Scilab、{IPCV}、ベクタライズの功徳よの

imblockprocSamples
Joseph Halfmoon

前回はベクタライズ処理のため、画像をメモリ上に列行列化して展開するim2col関数を練習。でも、ベクタライゼーションの功徳は処理速度です。今回は同じ画像に対してベクタライズ対応の処理関数とそうでないものでどのくらい速度差が出るのかを観察してみます。まあ、Helpファイルの処理例を並べて比べてみただけなんだけれども。
“手習ひデジタル信号処理(159) Scilab、{IPCV}、ベクタライズの功徳よの” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(192)x86(16bit)、PUSH/POPにも先祖の痕跡

step03
Joseph Halfmoon

前回はブロック転送命令にまつわるコマケー話。今回はPUSH/POP命令にまつわるコマケー話です。x86の場合スタックへのデータの退避や復帰にはPUSH、POP命令を使います。PUSH、POP自体は分かり易い命令であるのでコマケー話など無い感じ。しかし、歴史を知らないと何でそんな命令があるの?という御供の命令もあり。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(192)x86(16bit)、PUSH/POPにも先祖の痕跡” の続きを読む

Pico三昧(50) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、DC/AC

Joseph Halfmoon

前回は絶対最大定格でした。何のかんの言ってもPicoもPico2も必要最低線の記述あり。頭の固い年寄なので絶対最大定格の後は、DC特性、AC特性が続くものと期待してしまいます。ただこの頃の各社の文書を拝見すると必ずしもそういう章立てでないこともあるみたい。ただしPico、Pico2に関してはAC関係の記述簡素すぎ。

“Pico三昧(50) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、DC/AC” の続きを読む

データのお砂場(161) R言語、txhousing、テキサスの住宅販売、{ggplot2}

Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータをABC順に眺めてます。今回はggplot2パッケージのtxhousing。米テキサス州の不動産売買のデータです。このデータは8602件とサンプルデータにしたら結構デカイです。そして収録されているデータも2000年から2015年と新しめ。そして前回のように意味が分からん、ということも無し。
“データのお砂場(161) R言語、txhousing、テキサスの住宅販売、{ggplot2}” の続きを読む

忘却の微分方程式(175) Maxima、{draw}、クーロンの法則でベクトル場を描く

Joseph Halfmoon

前回、3次元のベクトル場とスカラー場をお惚け老人なりにプロット。さて何か意味のあるものを描きて~ということになりました。そこで今回は、みんな知ってるクーロンの法則で描いてみたいと思います。想定は「原点に電子1個あり、その周りに別な電子1個を置いたときに働く力」です。まあ計算するまでもなく1点から周りにドヒャーと。 “忘却の微分方程式(175) Maxima、{draw}、クーロンの法則でベクトル場を描く” の続きを読む

Lispと一緒(27) ラズパイPico2でもuLisp、汎関数、funcall、apply

uLisp_funcallEC
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。ここまでCommon LispとuLispの重複部分を練習。同一挙動が大多数ですが、一部差異もあり。そろそろ本題のPico2ハードの制御、uLisp独特な部分に行きたいデス。でも今回は重複部分の「とりあえずの〆」ね。汎関数とな。

“Lispと一緒(27) ラズパイPico2でもuLisp、汎関数、funcall、apply” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(211) エンベロープ・ディテクタその2

AMenvelopDetected
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習2回目。前回からエンベロープ・ディテクタ、包絡線検波器してます。前回LTspiceシミュレーションでは入力のAM変調波形生成がメンドかった。今回は実機はAnalog Discovery2で入力波形を生成したのですが一撃っす。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(211) エンベロープ・ディテクタその2” の続きを読む

Lispと一緒(26) ラズパイPico2でもuLisp、関数、変数の定義

defvarEC
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。これまでの練習中に既に何度となく使ってしまった関数の定義 defun と大域変数の定義 defvar です。しかし、改めて見てみると Common Lisp と uLisp の挙動にコマケー違いがあることに気づきました。知らないとツボる?

“Lispと一緒(26) ラズパイPico2でもuLisp、関数、変数の定義” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(158) Scilab、{IPCV}、im2col、画像の列行列化

im2colEC
Joseph Halfmoon

今回は im2col 関数を試用してみます。どんな関数なのかとHelpを読めば “Convert image into series of columns” と書かれております。画像処理素人老人はナンジャラホイ状態です。これはフィルタなどより1段階ローレベルなところでベクタライゼーションを活用するためのデータ再配置のための関数みたいです。 “手習ひデジタル信号処理(158) Scilab、{IPCV}、im2col、画像の列行列化” の続きを読む

Pico三昧(49) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、絶対最大定格

Joseph Halfmoon

今回は電気特性の冒頭付近に書かれている「絶対最大定格」。RP2040とRP2350を比べるだけではイマイチな感じがあったので、日米欧のマイコン業界の巨人?ルネサス、マイクロチップ、STエレクトロニクスの3社のチップの「絶対最大定格」とも比較してみましたぞ。まあ各社クセはあるけれども必要なことは書かれている。大丈夫か?

“Pico三昧(49) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、絶対最大定格” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(191)x86(16bit)、MOVS、所謂ブロック転送命令

MOVS
Joseph Halfmoon

前回、DIレジスタをベースに使うメモリアクセスではDSがデフォルトになる件練習。しかしDIレジスタは一部命令でESと「不可分に結びついている」のです。x86式には「ストリング転送命令」、一般には「ブロック転送命令」においてです。今回はその代表 MOVS 命令について見ていきたいと思います。コマケー話の宝庫なのよ。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(191)x86(16bit)、MOVS、所謂ブロック転送命令” の続きを読む

Lispと一緒(25) ラズパイPico2でもuLisp、map一族、健在

mapcar_maplistEC
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。前回はprog一族がprognのみを残してuLisp上では不在と判明。それではということで同じく大族map一族について見てみました。map一族はuLisp上でも健在。Common Lispでの動作と相違なく、バリバリ使えますぞ。

“Lispと一緒(25) ラズパイPico2でもuLisp、map一族、健在” の続きを読む

データのお砂場(160) R言語、seals、アザラシのベクトル場???、{ggplot2}

sealsPlot0
Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータをABC順にて眺めてます。今回その順番にあたったのは ggplot2パッケージの seals です。sealsってアザラシだよね。サンプルデータの参考文献に上げられている論文は動物の移動に関するもの。しかし「処理例」通りに処理してみたらナンジャラホイ?お惚け老人には理解の外にあるデータっす。 “データのお砂場(160) R言語、seals、アザラシのベクトル場???、{ggplot2}” の続きを読む