
2026年正月休み明けガン発覚。5年生存率データで最悪の膵臓ガンです。1月末に膵臓尾部切除術。前回は切除したガンとのご対面(書類の上だったが)の話でした。今回は前々回の話の続き、直接は膵臓ガンとは関係ない毎日2回血を見ないではいられない、血糖値測定の話です。元より小心者、血など見たくないっす。メンドイし。
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※著者は、医療素人の偏屈な老人っす。事実誤認、認識バイアス、その他おおあり。先にお詫びしておきます。真に受けないでくだされや。
前々回、インスリンの自己注射始めたのは膵臓ガンのためではなかったが、今やインスリン分泌の総本山?、膵臓のシッポの方がなくなってしまったので注射は続いている話を書きました。今回は注射にともなう義務?血糖値の自己測定の話です。当方、日に二回、自分の身体に針を突き立て血を見てます。怖いよ~。
血糖値の測定
個人的な記憶をたどれば、自分で自分の血液を採取して血糖値を測る血糖値計というものに関わったのは4分の1世紀くらいも前に遡ります。当時担当していた半導体製品が、米国の血糖値計の会社に売れていたので「顧客回り」の一環で先方の会社にお伺いしたことがあったのです。当時は「おデブが多い米国人だから、こういう装置も売れるのだよな~」くらいのノリでした。今にして思えば自分も高度肥満、逃げも隠れもできないデブだったんだけれども。まあ、測定器としての原理「微小電流を測って、計算して血糖値を求め、結果を表示する」は頭で理解していても自分がお世話になるとはまったく思っていませんでした。ましてや自分で自分に針さして血を見るなどオソロシー。当時は米国人のおデブは皆勇気あるのか?などと思ってました。自分じゃ刺したくない。測定に針は関係ないものね。
その当時、
針刺さなくても大丈夫な方式もアチコチでイロイロ研究されている
と聞きました。でも直接血液から測定するのと比べると精度でないみたいでした。原理的に制限あるのは今も多分変わらず。ただし、当時にくらべるとその方面の進歩も著しいみたい。私が行っている病院のCTとかMRIとかの部屋の前にも「CGM、FGM使用の患者さんは教えてね」的な張り紙が貼ってありますもんね。CGMはセンサを体内に留置して実時間で血糖を測る装置(と多くは自動でインスリンを注入する装置が組になっているみたい)、FGMは簡単な装置を皮膚に貼り付けるだけで、長時間の血糖変化を測り続ける(多くはスマホに表示できるのかな。BLEの応用?)装置です。世の中進んでいるけれども、私が実施しておるのは、正確無比な
SMBG(Self-Monitoring of Blood Glucose)
です。その代わりそのときの瞬間値でしかありません。朝起きて、そして夕ご飯んの前に測定。ちゃんとノートに数値をつけてますぞ。
針はバネで飛び出るのだった
昔「自分で自分に針刺す」と聞いて「良く出来るな、勇気あるな」などと思っていたのですが、自分で血糖測定することになってそれは間違いだということに気づきました。自分の力で自分の皮膚に針さすとなると敷居は高くて躊躇ってしまうと思うのですが、
ポチッっとな
とボタンを押すのはほとんど抵抗なかったです。そのポチッにトリガされてバネで針が飛び出して皮膚に刺さるのです。人間、
トリガを引くのは意外に気楽
みたい。ある意味、恐ろしいぞ。人間性の問題か?大丈夫か?
病院に入院中は、看護師さんは針一体型、使い捨ての小さな器具で血をとってくれてました。自宅では、バネが収納されているペン型の本体部分と、使い捨ての針(穿刺針)、ランセットの分離型のものを使って「血をみて」ます。ペン型部分には針を打ち出す深さを調整できるダイアル付き。最大スケールは5ね。
当初、なるべく浅い2くらいから初めて、ダメだったら深くしてね、といわれてやってみたのです。ダメの場合は、十分な量の血が出ていないので測定がエラーになります。センサは毎回交換、そしてランセットは使い捨てなのでこれまた交換。初回は大慌てで何度もやり直し、結局最大の5にしてようやく成功。皮膚が厚いのか?今にして思えば押し付けが足らんかった、ような気がします。もっとグリグリおさんかい(針が予定外のところに刺さらないように円筒形のプラスチック内部にあるので押し付けてもそんな深く入ることはない)それどころか今では血の量が足りんと思ったら「絞り出す」ことも覚えました。
結局ずっとダイアルは5のまま針刺してます。慣れるもんだわ。また丁度、センサが吸い取る量ピッッタシ(1μL以下だぜ)の採血の塩梅も会得。
マニュアルによればランセット持った手の反対側の手の指、どの指を使ってもいいみたい。同じ指に刺しすぎるのもよくないみたいだけど。でも、結局、人差し指と中指中心にやってます。まれに薬指使ってみますが。人差し指と中指は十分な血が出るけれども、薬指は失敗することあり。ましてや小指をや。
パチンとやって、朝な夕なに血をみると。