お手軽ツールで今更学ぶアナログ(189) 差動ペアでディスクリート同調アンプの改良

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習3回目です。前回はちょっと脇道に入った感じでしたが、今回は本題の同調アンプの改良です。アンプに差動ペアを追加し「改良」せよと。記事的にはADALP2000にペアトランジスタが含まれている前提。でも手元のキットには入ってないんだ。

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モダンOSのお砂場(84)STM32 NucleoでMbed OS6、RAM使用量の取得

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別シリーズ「やっつけな日常」第69回でMbed OS6に「流れ着き」ました。久しぶりにKeil Studio Cloudを開いたところ、いろいろ改良進んでいるみたいです。ただしビルド後の表示ではRAMは全量OSが使っているような表示で「実際どのくらい使っているのか?」が分かりませんでした。今回はAPIに聞いてみます。

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ブロックを積みながら(154) Scilab/Xcos、不連続パレット、連続の御供?

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Joseph Halfmoon

前回まで「離散時間」パレットを練習してました。今回は「不連続」パレットです。そういえば「連続時間」パレットも練習したよな。忘却力の彼方かも知れん。さて「不連続」パレット内のブロックどもは、それだけでシステムを記述するというよりは「連続時間」システムの中にひそかに「不連続」を紛れ込ませるためのものどものようです。

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やっつけな日常(69) STM32 Nucleo、LCDシールドはF401REに落ち着いた?

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Joseph Halfmoon

Arduino Uno R3用の「バニラ味」シールドボードに2行8文字の文字表示LCDを搭載したもの。Arduino Uno R3からUno R4、そしてSTM32 Nucleo F072RBとピンソケットの上を流れ流れてまいりました。今回接続のNucleo F401REボードでそろそろ落ち着くのか?

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手習ひデジタル信号処理(129) Scilab、音源(救急車)の周波数を求めてみる、その1

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Joseph Halfmoon

前回「実験材料の音源」として救急車のピーポー音(サイレン)を作製。遠くから近づく様子が聞き取れて悦に入りました。さてその処理の第一歩として音源の周波数を求めたい、と。FFTかけてグラフ上で読み取れば一目瞭然なんでありますが、関数の処理結果で数値として取得したいです。とりあえずの関数作ってみたけれども機能不足デス。 “手習ひデジタル信号処理(129) Scilab、音源(救急車)の周波数を求めてみる、その1” の続きを読む

やっつけな日常(68) STM32 Nucleo、Mbed OS6 でもバッチリ

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Joseph Halfmoon

Arduino Uno R3用の「バニラ味」シールドボードにLCDを搭載。Arduino Uno R3、Uno R4、そしてSTM32 Nucleo F072RBに接続し動作OK。ここまでArduino IDE環境で開発でしたが、今回はArm御本家のRTOS、Mbed OS6環境で動作させてみたいです。クラウドで開発。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(163)ARM64(AArach64)SIMD 転置命令

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Joseph Halfmoon

今回はSIMD命令の華「transpose」命令の実習をしたいと思います。転置デス。行列にはつきもののアレです。「簡単な操作」なのでメモリ上の要素をループで読んで順序を変えて書き戻せば可能。でもメモリにアクセスする時間を考えると大変。しかしA64のTRN1、TRN2を使えばレジスタ上で転置ができてしまうっと。
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やっつけな日常(67) STM32 Nucleo、Arduino用LCDシールドでバッチリ

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Joseph Halfmoon

前々回、Arduino Uno R3用の「バニラ味」シールドボードを発掘。LCDを搭載して動作OK。前回Uno R4に接続して動作OK、しかし電気的にマズイ。どうしたものかと考えつつ、今回はNucleoボードに同じシールドボードを取り付け。動作OK、そして電気的にもOK。ソフトもハードも何もしてないんだけれども。

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データのお砂場(131) R言語、polar、ラテライトの古地磁気による極位置、{boot}

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Joseph Halfmoon

Pole Positionsと言われて「F1」を想像したこの老人はミーハーです。せめて複素平面上の「極」とか思いつかんのかな。しかし、今回のは地球の極(多分、南磁極)の位置です。それもかなり古い時代のです。サンプルデータセットのタイトル的には「ニューカレドニア産ラテライトの古地磁気学的研究による極の位置」であります。
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やっつけな日常(66) Arduino Uno R4 前回のLCDシールドは動くけどマズイ!

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Joseph Halfmoon

前回、Arduino Uno R3用のバニラ味の「シールドボード」を発掘、これ幸いとI2C接続の2行x8文字のLCDを接続してみました。「問題なく」表示できたので今回は余勢を駆ってUno R4にも接続。同じく表示はできたのです。しかし電気的にヤバイことにようやく気づきました。ちゃんとよく確認しろよ、自分。 “やっつけな日常(66) Arduino Uno R4 前回のLCDシールドは動くけどマズイ!” の続きを読む

忘却の微分方程式(145)反復練習108、2階非同次線形微分方程式の初期値問題、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回につづき定数係数2階非同次線形微分方程式です。今回はその初期値問題。教科書的にはステップバイステップでお教えいただいております。こちらでは伝家の宝刀 ode2() 関数で一般解を求め、ic2() 関数で初期値を与えれば初期値問題も一撃デス。折角、初期値を与えて関数の形が確定したので今回はプロットもしてみましたぞ。

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帰らざるMOS回路(57) Xilinx Vivado、TCLを制する者が制約を制す。

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Joseph Halfmoon

FPGA設計プロジェクトに必須のXDC拡張子の「制約」ファイルは、信号をFPGAのどの端子に出力するかから、DC電圧の規定、AC的な遅延時間などFPGAを物理的な回路として成り立たせるための諸般を記述するものです。そして『XDC は単なる文字列ではなく、~中略~ Tcl コマンドです。(UG945より引用)』だそうな。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(188) ディスクリート同調アンプで周波数逓倍

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習2回目。アナログ素人の老人は全く気付いておりませなんだ。前回実習の「ディスクリート同調アンプ」チョイ変にて周波数逓倍回路となります。ミソは高調波が多く含まれる入力波形の選択。さすれば共振周波数の正弦波が出力されておじゃると。

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やっつけな日常(65) Arduino Uno R3 AE-AQM0802 LCDシールド

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Joseph Halfmoon

相当以前に購入のスイッチサイエンス製「バニラシールド」基板を発掘。これに秋月電子製のAE-AQM0802 LCDモジュールを搭載してみました。とりあえず今回はUno R3にて動作確認。問題なさそうなら「Arduino互換ピンソケット」搭載のマイコンボード各種で順次動作確認の予定であります。例によってやっつけ仕事。
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