
前回はコンクリートの成分配合割合でした。今回も「粉もの」の成分割合のデータベースが続きます。全粒粉です。「見た目は同じじゃ」なんと乱暴な。全粒紛つかったパンなど、普通の小麦粉よりも健康に良さげ。血糖値が問題となっているお惚け老人は、全粒粉、食わされてますぞ。ちょいとクセありだけれど慣れれば美味しい全粒粉、ホントか?
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Copper in Wholemeal Flour
今回のサンプル・データ・セットについての解説ページが以下に。
https://stat.ethz.ch/R-manual/R-devel/library/MASS/html/chem.html
折角、解説いただいているのに、コマケー話に突っ込ませていただくと上記ページの『全粒粉と小麦粉の違い1.成分や栄養素』の図、胚乳と表皮が同じ色の部分を指しとるように見えます。まあ、意味考えれば伝えたいことは分かるけれども。
まあさて、今回のデータベースはその全粒粉が含有する微量金属元素であるCu(銅)の割合です。「ミネラル豊富」な全粒粉なので当然含まれているものと思われます。しかし、Googleの生成AI、Gemini様に聞いてみるとこんな感じ。
銅については言及がありませぬ。多分上記の奴らより少ないので、通常の食品系のデータベースでは無視されているのやもしれませぬ。
鉄や亜鉛に比べると、一桁小さい含有量なのね。
なお、銅(Cu)は「生命維持に不可欠な必須微量金属元素」みたいです。各種の酵素に含まれていろいろ重要局面で活躍しているみたい。Gemini様に御教えいただいた銅を含む酵素とその活躍局面を素人老人がまとめたものが以下に。
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- 酵素: セルロプラスミン (Ceruloplasmin)、鉄の代謝と造血
- 酵素: スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、活性酸素の除去
- 酵素: シトクロムc酸化酵素 (Cytochrome c Oxidase)、エネルギー生成
- 酵素: ドーパミン-β-ヒドロキシラーゼ、神経伝達物質の生成
- 酵素: リシルオキシダーゼ (Lysyl Oxidase)、骨、血管、皮膚の形成
そうか、いくら鉄があっても、銅を含む酵素が無いと赤血球も作れないのね。大変だ。当然、多過ぎてもダメだと思うので生体内ではかなりコントールが効いているみたい。
まずは生データ
単なる数値ベクトルであります。しかし、Maxの値、妙にデカくないかい?
まあグラフよグラフ
とりあえずヒストグラムを描いてみました(箱ヒゲ図でも良かったケド。)処理は以下です。
hist(chem, xlab="Cu [ppm]")
多分、Max値はハズレなんでありましょう。Rのライブラリには「ハズレ値を統計的に叩き出す」ための関数などがあり。しかし今回は見送りっす。別ライブラリにはなるべく踏み込まないという御約束ということで。


