やっつけな日常(94) 膵臓癌になりました。毎日お腹を眺めないとならない理由、の巻

Joseph Halfmoon

2026年正月休み明けガン発覚。5年生存率データで最悪の膵臓ガンです。1月末に膵臓尾部切除術。前回、お腹の手術痕の話を延々と書きました。随分熱心に自分の腹を観察しているな、と。理由なければ醜い自分の腹などしげしげと見ませぬ。毎日の「日課」インスリンの自己注射のためです。プシュっとな、効くね~。

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※著者は、医療素人の偏屈な老人っす。事実誤認、認識バイアス、その他おおあり。先にお詫びしておきます。真に受けないでくだされや。

元々は別件手術のためだったんだが

インスリンの自己注射せねばならなくなったのは、昨年の結石手術のためでした。手術するには血糖値が悪すぎる(まあ、その理由は膵臓ガンがインスリンを堰き止めてしまったためだったと今となっては分かってますが)ためです。血糖高いと感染症のリスクとか激上がりみたい。

そのため結石手術の前から1日3回、自分で自分に針をつきたてないとならなくなりました。

    • 朝晩の血糖測定で2回
    • 寝る前のインスリン自己注射で1回

繰り返しますが、小心者の年寄です。自分の血など見たくもないのですが、いたしかたありません。今日も今日とて、朝に夕に針を突き刺し血をセンサーにつけておりますぞ。しかし「遠慮して」少量すぎると測定回路がエラーになります。もう1回やり直し、センサーも針も交換。かといって「血を絞り出し」大量に出したくはないデス。必要最低限。この辺の塩梅も大分慣れてはきました。

始めた当初は、結石の手術時に十分に血糖を下げておくためのインスリンの自己注射で、手術後、テキトーなところで完了するハズだったんだと思います。しかし、あれよあれよと膵臓ガンが見つかり、去年の夏の血糖値急上昇もそのためであったと推定されるにいたって当初のシナリオは崩れ去りました。インスリンの分泌の主役である膵臓、それも一番多く分泌するらしいシッポのあたりをとってしまうのだから。

ただ膵臓3分の2を切ってしまったので、手術直後にインスリンの分泌量を測っても無駄みたい。残りの膵臓の分泌具合が「落ち着いた」ところで測ってくれるとのこと。それまでは現状維持の自己注射。

毎晩、自分の腹をしげしげと見る

インスリンの自己注射、ミリオペンというペン型の注射器に使い捨ての針を装着して打つのです。打つ場所はお腹とは限らず、腕でも足でも脂肪が「プニプニ」していそうな場所なら良いみたい。

ただ自分で自分に針を刺すのもちょいと決意がいりますな。針刺す場所はしっかり目視したい、できれば反対の手で刺す場所をプニッとつまんでおきたい、などと思うと結局お腹が最適ということになります。まあ針そのものはごく短くて細く、うまく刺さればほとんど痛みも感じないのでありますが。

といって毎回同じ場所はよろしくないみたい。プニプニ部分の中でローテーション組んで、今日はココ、明日はドコと移動させる必要あり。さらに個人的な事情を述べれば、手術痕に近いところや、例の「ドレイン」穴跡地などには針を突き立てたくないっす。そこで毎晩、自分の腹をしげしげとみることになるのです。お陰で、こんなところにホクロがあったんかいなと気づきます。今日はホクロの右側、明日は左側とか目印になるっと。

不思議なミリオペンの保管方法

インスリンの自己注射で一番不思議だったのが、インスリンの保管方法です。保管するときは「冷蔵庫の野菜室(凍るとマズイので)」をご指定。しかし、使用時は室温です。普通、冷蔵ならずっと冷蔵にせよ、という感じじゃないかと思うのだけれど。

どうもよほど高温にならない限り4週間くらいは室温で大丈夫みたい。知らんけど。しかし長くなると室温ではダメみたいなので、保管するときは冷蔵しとけ、使い始める前に室温にしてちょ、ということみたい。ホントか?

今晩も打つのよ、効くね~、く~。

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