うさちゃんと一緒(25) Z80の魔改造? Rabbit4000でDNSクエリその1

Rabbit400DNStestBLKDIAG
Joseph Halfmoon

前回までうさちゃんRabbit4000自身を調査。今回から再びうさちゃんを使役してネットワークのロウレベルなところを直接触っていきたいとおもいます。DNS(Domain Name System)から。Raspberry Pi 4上のDNSサーバに向かってうさちゃんからQueryを投げ、ラズパイからお返事してもらうと。
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MicroPython的午睡(75) Linux版MicroPythonビルド、SSH接続

MicroPythonSSHrunsOnThonny
Joseph Halfmoon

前回ラズパイPico用のMicroPythonをソースからビルド。環境できたのでラズパイPicoに限らず他のマイコン向けのMicroPythonもビルドできるハズ。今回はLinux用のMicroPythonをビルドしてみます。ビルド後、Windows上のThonnyIDEからSSH接続しバックエンドとしてみます。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(86)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その2

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Joseph Halfmoon

前回は整数の掛け算命令について表にまとめたところで終わってました。今回は3つある演算パターンのうち、すべてのレジスタのビット幅が等しい第1のパターンを練習してみます。「普通のMUL命令」もこの分類です。でも基本は積和演算MADDです。MULはMADDのエイリアスという扱い、実際にはMADDだと。
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やっつけな日常(41) Rustに入ればRustに従え、配列の大きさ、usizeって何よ?

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Joseph Halfmoon

前回、定数といっても unsafe な奴を使ってしまったので、今後は unsafe でない constを使うべし、と思い定めました。さてconstな定数を使って配列を定義してみたところがエラー。Rustは、配列のサイズを宣言する際に定数の型すらもチェックしておるのでした。成り行きで配列を確保してるんじゃね~よ、と。 “やっつけな日常(41) Rustに入ればRustに従え、配列の大きさ、usizeって何よ?” の続きを読む

忘却の微分方程式(66) 反復練習29、サイクロイド曲線の接線の方程式を求める、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回は「媒介変数」表示のサイクロイド曲線を微分し、接点での勾配を求めて接線の方程式を求めよ、と。アイキャッチ画像に汚く書き入れましたが、赤の位置で黄色い接線の方程式を求めます。前回までのように diff()は一発、後始末すればOKというパターンからはちょいと面倒。やってみればなんとかなりそうな、そうでないような。。。

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手習ひデジタル信号処理(57) Keil Cloud StudioでSDRソースをビルド

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Joseph Halfmoon

最近Arm社Online Compilerを直接は開けなくなりました(まだ使えますが。)今後は否が応でもKeil Studio Cloudのようです。しかし、三上先生のSDRの御ソースはOnline CompilerでMbed OS2前提です。今回はKeil Studio Cloudへの移行を試みてみました。

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データのお砂場(52) R言語、esoph、食道がんの症例対処研究とな?

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Joseph Halfmoon

R言語のサンプル・データセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。今回のデータセットは espoh、「食道がんの症例対処研究」のデータだそうです。その要因として酒とタバコの摂取量を想定するもの。ちょいと込み入ってます。今回は処理例が提示されているので、それをつかえば処理はできると。 “データのお砂場(52) R言語、esoph、食道がんの症例対処研究とな?” の続きを読む

MicroPython的午睡(74) MicroPythonソースから最新版ビルド

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Joseph Halfmoon

別シリーズでラズパイPicoのC/C++SDK環境を復活させたので、その余勢を駆ってラズパイ用のMicroPythonをソースからビルドしてみました。Picoのためというよりは、アイキャッチ画像に並んでいる他機種向けの最新版オブジェクトを得るためです。マイコン毎のフォルダの下にさらに多数のボード毎のポートありです。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(121) AD5626の出力を±5Vレンジに変換してみる

Joseph Halfmoon

前回はAD5626 D/Aコンバータを「お手軽ツール」のデジタル出力端子で操作、アナログ出力を得ました。AD5626は5V単電源動作の場合、内蔵の参照電圧により0から4.095Vの電圧を生成できます。今回は±5Vフルスイングさせてみよ、とのアナデバ様の思し召しです。やっぱり両電源でないとということなのかな。知らんけど。

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ブロックを積みながら(88) Node-RED、Dashboard、ui-control

uiControlFlow
Joseph Halfmoon

前回につづきDashboardの落穂ひろいです。今回は ui control ノード。大上段なお名前ですが、やれることは比較的単純かと思います。Dashboard上表示中のタブを見ている人の操作によらず、強制的に切り替えることができます。単純だけれども確かに強力。そしてDashboardを眺めている側の情報も取得とな。

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モダンOSのお砂場(52) Mbed OS6、AHT21B 温湿度センサ、I2C接続

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Joseph Halfmoon

前回はDACをSPI接続。今回はI2C接続に戻ります。前々回はI2Cでデータをたれ流し、読み取りが入ってなかったためです。接続するデバイスはAHT21B温湿度センサです。すでに何度か使ってみてはいるものの、MbedOS環境でSTM32マイコンには接続してなかったです。まあ「淡々と」移植作業をすれば動くものは動く、と。

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鳥なき里のマイコン屋(162) ラズパイPico、SDK、開発環境復活、でも全部じゃない

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Joseph Halfmoon

前回パソコン更新でツール類再インストール。でもそれ以前に気になっていたことがあるのです。ラズパイPico用のC/C++SDKの開発環境です。ラズパイ4を母艦にしていたのですが、ラズパイ4のOSを32ビットから64ビットに変更したときにラズパイPicoの開発環境はインストールしませんでした。メンドイけれどもやらないとな。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(85)ARM64(AArch64)、整数乗算命令その1

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Joseph Halfmoon

前回まで実習していた条件フラグ命令、マニュアルにはまだまだあるな~と思っていたのですが勘違いでした。今回ターゲットのArm Cortex-A72はARMv8の中ではキホンのARMv8p0なので使えないようです。残念。そこで今回から整数の乗算命令に転じます。これがまた、いろいろあるのよ。今回はざっと眺めるだけ、実習なし。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(85)ARM64(AArch64)、整数乗算命令その1” の続きを読む

やっつけな日常(40) Rustに入ればRustに従え、unsafeだらけの可変static

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Joseph Halfmoon

「C言語」頭の老人には毎度恐れいるばかりのRustであります。今回はstaticとな。C言語であればスコープにかかわりなく静的に「持続する」変数を使うことができるアレです。Rustにもstaticあり。似たものに見えて、そのように使えないこともないのですが、制限キビシーです。unsafeの嵐。やってはいけないってこと?

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