データシートを読む(3) STM32F401xD/xE その3

JosephHalfmoon

前回は、表紙の上の方の「3行」読むのに1回費やしてしまいました。こんなペースでは何時になったらデータシート1冊読み終えるのか分からないので、スピードアップを図りたいと思います。とは言え、「ひっかかるところ」にはこだわって行きたいです。端から潰していけばそのうち早く読めるかも? “データシートを読む(3) STM32F401xD/xE その3” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(80) VS CodeでJetson Nano

JosephHalfmoon

前回は、PC上で実行しているVS Code(エディタ)から、リモートのRaspberry Pi 3 model Bに接続し、ファイルが編集できる、できると喜んでおりました。ラズパイで出来たものなら、多分、そのまま Jetson Nanoでもできるのではないかと考えました。実際EDITできました。が、いろいろ試していくと、「楽ちん」といかない部分がありそうです。 “鳥なき里のマイコン屋(80) VS CodeでJetson Nano” の続きを読む

データシートを読む(2) STM32F401xD/xE その2

JosephHalfmoon

前回は、STマイクロエレクトロニクス社のSTM32F4ファミリのデータシートを題材に、データシートの大まかな構造から眺めてみました。今回は、各部の読み込みを進めて行きたいと思います。まずは「表紙」から。たかが表紙、されど表紙? “データシートを読む(2) STM32F401xD/xE その2” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(79) VS CodeでRaspberry Pi

JosephHalfmoon

このところ「VS Codeでほにゃらら」と題し、VS Code+PlatformIOで、マイコンボード向けのクロス開発を試してきました。中には同じように小さなボートでもセルフ開発できるボードもあります。そうです Raspberry Piであります。今回は、VS Codeで Raspberry Pi用ソフトの開発もできることを確認して行きたいと思います。 “鳥なき里のマイコン屋(79) VS CodeでRaspberry Pi” の続きを読む

ブロックを積みながら(1) VPL? 何をどこまで?

JosephHalfmoon

Micro:bitとか、M5StickCとかのために、Block-based な Visual Programming Language (VPL)なるものを触り始めました。お子様の教育用?のような偏見を持っていましたが、よくよくVPLの範疇を探ってみるとプロ用のツールも存在します(例えばMathWorks社のSimulinkなど)。そうとは気づかずお世話になったりもしています。WikiのVPLの項など拝見するに結構膨大な数のシステムがあることが分かります。そのうちプログラミングといえばそういうことになってしまうのか。何をどこまでできるのか?そしてどんな嬉しいことがあるのか、無いのか。体験あるのみ。

“ブロックを積みながら(1) VPL? 何をどこまで?” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(78) VS Code+PlatformIO、弱点もある

JosephHalfmoon

ハタと思い至りました。VS CodeとPlatformIO、便利便利などと囃していると、一方的に過ぎるな、と。実際に使ってみていると、残念な点が無い分けじゃないのです。ショウガナイ、といえばショウガナイのだろうけれど、そういう点もちゃんと投稿しておかないとイケませぬな。今回は、PlatformIOでプラットフォームにMbedを選択した場合について、Arm純正のMbed環境と比べたときに残念な点を書き留めます。 “鳥なき里のマイコン屋(78) VS Code+PlatformIO、弱点もある” の続きを読む

データシートを読む(1) STM32F401xD/xE, その1

JosephHalfmoon

モダンな開発環境では、データシート読まなくてもなんとかなる、などとある投稿に書いてしまいました。しかし、断言します、

プロフェッショナルは読まずにはいられません。

デバイス・ビギナーの方にも多少はお役にたてるのではないかということで、MCUのデータシートを読むときのポイント、についての投稿を始めさせていただくことになりました。内容は本物のデータシートを御覧ください。投稿は、読むときの手助けです。ターゲットは、手元に現物MCUがある機種であります。

“データシートを読む(1) STM32F401xD/xE, その1” の続きを読む

IoT何をいまさら(56) BLE SniffingツールでWireshark

BLE_Sniffer
JosephHalfmoon

前回は、Bluetoothインタフェースを搭載しているラズパイ(Raspberry Pi3 model B)上で動かしたWiresharkを使って、M5Stackが垂れ流すBLEのアドバタイジング・パケットをキャプチャできることを確かめました。同じことをPC上でもやりたい。そこで購入させてもらったのが、USBドングル型のBLEパケットの検出用ツール、Adafruit社のBluefruit LE Snifferというものです。これを使ったらPCでもキャプチャはバッチリ?

“IoT何をいまさら(56) BLE SniffingツールでWireshark” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(77) VS CodeでMicro:bit、デバッガも使えます

Micro:bit Blinky PIO+Mbed
JosephHalfmoon

このところ連続している「VS Codeで~」シリーズ(実際に、汗水たらして働いている?のはPlatformIOなのですが)、前回はNucleoボードをターゲットにMbedしてみました。まあ、マイコン開発ボードだし、できて当然だし。。。しかし今回は、かのお子様コンピュータ BBC Micro:bitがターゲットです。C++で書けるし、デバッガだって使えるし。 “鳥なき里のマイコン屋(77) VS CodeでMicro:bit、デバッガも使えます” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(76) VS CodeでNucleo、PlatformIO超便利!

JosephHalfmoon

元々、STM32Fマイコン特集に触発されて始めた筈のVS CodeとPlatformIOだったのですが、ついついM5Stackの方へいってしまっておりました。今回は、STM32搭載、Nucleoボードにターゲットを変更してみます。Nucleo用には結構いろいろな環境試してみているのですけれど、正直、VS Code+PlatformIOは楽な上に強力! “鳥なき里のマイコン屋(76) VS CodeでNucleo、PlatformIO超便利!” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(75) VS CodeでM5Stack、ちょっと設定

JosephHalfmoon

前回、VS CodeとPlatform IOをインストールして、あまりに簡単にM5Stack用の「スケッチ」(VS Code上では、立派な main.cppですが)のビルドと実行に成功し、VS Code凄い凄いと浮かれてしまいました。それでついつい細かいところを端折ってしまいました。最低限の設定くらい済ませておかないとね。ということで今回は前回の落穂ひろい。 “鳥なき里のマイコン屋(75) VS CodeでM5Stack、ちょっと設定” の続きを読む

IoT何をいまさら(55) ラズパイWiresharkでBLEパケット解析

Raspberry Pi 3, Radio
JosephHalfmoon

前回は、M5Stackに送信させたBLEのアドバタイジングパケットを「手動」で解析しました。「納得感」はあったのだけれど疲れました。今回は、同じことをツールにお願いしてやってもらいます。受信側(解析側)は、Raspberry Pi3です。WiFiにもBluetoothにも対応のモジュールを搭載しているので、この手の仕事はバッチリ? “IoT何をいまさら(55) ラズパイWiresharkでBLEパケット解析” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(74) VS Codeでマイコン・ソフト開発

M5Stack Hello From VS Code
JosephHalfmoon

Visual Studio Code、お使いの方も多いのではないかと思います。そのホームページの冒頭にあります。

Code Editing. Redefined.

しびれるカッコよさです。しかし、いままで見くびってました。というより、見誤っていた、というべきでしょう。「Visual StudioならC#書くとき使っているもんね」「Visual Studioのエディタ部分?」。Web開発などで使われている記事などが散見されました。マイコンには関係ないかな。。。などと思っておったのです。本日根本的に考えを改めました。 “鳥なき里のマイコン屋(74) VS Codeでマイコン・ソフト開発” の続きを読む

IoT何をいまさら(54) BluetoothLE, RAWDATAを読む

JosephHalfmoon

「バイナリ」好きなので、たまにビット列とかHEXの数字の列とか触りたくなるのです。今回は、Bluetooth LE(Low Energy)がアドバタイジングしている時のRAWDATAを手動で読んでみました。まあ、後でWireshark様とかにもっと効率のよい解析をお願いする前振りであるのですが。BLEのパケットを虚空に放つのには、なんでも簡単にできてしまう M5Stackにやっていただきます。さて、ちゃんと読めるのか。 “IoT何をいまさら(54) BluetoothLE, RAWDATAを読む” の続きを読む