オプション沼(24) gcc、multichar定数、noなのnoじゃないの?

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Joseph Halfmoon

gccのオプション、「no-ナンチャラ」で指定なし、noなしの「ナンチャラ」で指定あり、という両方があるものが多数ありますな。今回のWno-multichar(あるいはWmultichar)もそのようなオプションの一つです。だいたいmulticharacter constantなんて使ったことねーずら。何それ。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(160) AD2のプロトコル・アナライザ機能を使ってみる

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Joseph Halfmoon

アナデバ様の日本語ページの進捗に追いついたので、今回はまたAnalog Discovery 2の機能を使ってみる編に戻りたいと思います。今回使ってみるのはデジタル機能、プロトコル・アナライザです。いつもロジアナ機能の御供のプロトコル解析の方を使っていたので今までうっちゃっておいたもの。使ってみればこれはこれで便利かと。
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GoにいればGoに従え(24) TinyGo Driversを使ってNeoPixel接続

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Joseph Halfmoon

前回はちょっとマイナーで冒険的なインタフェースのシリアルLEDを光らせてみました。今回は定番のシリアル接続フルカラーLED Neopixel(WS2812)を光らせてみます。前回と違い「定番デバイス」なのでTinyGo Driversというドライバセットを使うことができます。自前でドライバ書かなくても良いのでお楽。 “GoにいればGoに従え(24) TinyGo Driversを使ってNeoPixel接続” の続きを読む

PIC三昧(3) お手製書き込み治具で小ピンPIC書き込みOK, ダメなやつもあるけれど

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Joseph Halfmoon

PICマイコンが電子工作に向いているのは小ピンDIPパッケージ品の存在が大きいかと思います。はんだ付けでやるにせよ、ブレッドボード上に組み立てるにせよ、小ピンDIPはお楽。手元にも小ピンDIP対応の書き込み治具が欲しくなりました。自作は簡単。電源、グランドに信号線数本を接続するのみ。これで複数種類のパッケージ対応。 “PIC三昧(3) お手製書き込み治具で小ピンPIC書き込みOK, ダメなやつもあるけれど” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(92) Scilab、デシメーション処理、サンプルデータで動作確認

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Joseph Halfmoon

前回まで「お求めやすい」ソフトウエア無線受信USBドングルRTL-SDRから取得した信号をScilabへ引き込むべくPythonプログラムなど作成。一応の完成後、間が空いてしまいました。忘却力の年寄はほぼ完全に忘れております。今回からデータを受け取る側のScilabでの処理をやっていこうと思います。また直ぐに忘れる?
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部品屋根性(100) WS2812B、NeoPixel、シリアル制御フルカラーLED

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Joseph Halfmoon

このところ、DS18B20、OST4ML5B32Aと1本の信号線で通信するペリフェラルを動かしてきました。そこにNeoPixel、デバイス的にはWS2812が入ってないのはマズいだろ~。ということで今回はシリアル制御LEDの代表選手、NeoPixelことWS2812Bを動かしてその通信波形を眺めてみたいと思います。

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MicroPython的午睡(112) ESP32版、heapqで乱雑タプルを昇順にとりだす

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Joseph Halfmoon

前回は先入れ先出しが可能なデータ構造 deque を使ってみました。今回は入れる順序には関係なく、入れたデータの大小関係によって取り出しの順番が変わる heapq を使ってみます。まさにヒープソートのアルゴリズムみたいです。端からデータをしまっていけば、取り出すときには大小関係順序通りに取り出せるので便利。ホントか? “MicroPython的午睡(112) ESP32版、heapqで乱雑タプルを昇順にとりだす” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(123)ARM64(AArach64)LDNP/STNP

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Joseph Halfmoon

前回はレジスタ・ペアをロード/ストアするLDPとSTP命令を練習しました。今回のLDNP/STNP、「表向きの機能」はLDPとSTPとクリソツです。アドレシングモードが少ないことを除けば見分けがつきません。しかしこの命令の真の機能は無駄にキャッシュラインをアサインしないことにあります。確かめるのはムツカシーです。

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定番回路のたしなみ(33) NPNトランジスタ2N3904でエミッタ・フォロワ

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Joseph Halfmoon

前回前々回とバイポーラトランジスタでエミッタ接地増幅回路を嗜みました。エミッタ接地増幅回路は増幅はしてくれるものの欠点もあり。結構ヘタレ?で、ちょっと負荷が重くなるだけで振幅がしぼんでしまいます。そんなときにもう一段、エミッタ・フォロワを使えばちょっと負荷が変わっても振幅はそのまま、頑張って電流を流してくれるっと。
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鳥なき里のマイコン屋(172) ルネサスMCU、Arduino UNO R4で吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

Arduinoといえば「電子工作業界?」のデファクト、中でもUNOは数ある一族中の標準機です。UNO R3まではマイクロチップ製のAVRマイコンを搭載。しかし最近になってルネサスのArmコアマイコンRA4M1搭載のUNO R4が発売になりました。ちょっと出遅れましたが購入したので「火を入れて」みたいと思います。
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忘却の微分方程式(103) 反復練習66、二重積分その1、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回、「積分範囲にマルでも三角でももってこい」と書いたらば、今回はホントにマル(半円ですが)と三角でした。ということで今回は前回の続きみたいな感じです。だだし教科書には『まず領域Dを図示して』とご指示ありです。この領域Dの図示が出来てしまえば入力は簡単。後はMaxima様に計算お願いするだけ。いつものとおりの一撃。 “忘却の微分方程式(103) 反復練習66、二重積分その1、Maxima” の続きを読む

SPICEの小瓶(34) Behavioral Voltageモデル、rand、max試す。

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Joseph Halfmoon

前回は、実デバイスをシミュレーションするためのマクロモデルでしたが、今回は再びBehavioralなモデルに戻ります。何と言っても一端「踏み込んでしまった」Arbitrary Behavioral Voltage Sourceの中には、めくるめく?新たな世界が広がっており。ただし現物回路とは別物の世界だけれども。 “SPICEの小瓶(34) Behavioral Voltageモデル、rand、max試す。” の続きを読む

PIC三昧(2) MCCでPIC16F1xxxx。TMR2+PWM6でPWM出力

pwmWaveForm
Joseph Halfmoon

PIC16F1xxxの「諸機能」を端から動かしてみる第2回目はPWM(Pulse Width Modulation)出力。任意のデューティサイクルでデジタル出力をペコペコするあれです。Lチカからモータ制御などその利用範囲は広うござんす。しかしPICの場合PWMだけでは動きませぬ。その動作周期を与えるタイマも必要です。

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データのお砂場(89) R言語、women、30代米国女性の身長と平均体重とな

womenConvPlot
Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で見ています。今回はwomenです。ついに「コンプリート」。とはいえdatasetsパッケージに含まれているデータセットの「舐め終わり」でしかありませぬ。実は他のパッケージにももろもろサンプルデータセットが含まれてます。R言語の練習の種は尽きまじ。 “データのお砂場(89) R言語、women、30代米国女性の身長と平均体重とな” の続きを読む