お手軽ツールで今更学ぶアナログ(233) クラップ発振回路 まずはシミュレーション

ClappOSC_SimCircuit
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年5月号(日本語版)の実習初回。前回は「コルピッツ発振回路」でした。その余勢をかった?今回は「クラップ発振回路」デス。アナログ素人老人の粗雑な理解で、「コルピッツ」の改良版が「クラップ」ってことでよかですか?例によって初回はシミュレーションでお茶を濁します。

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SPICEの小瓶(65) LTspice、{Educationalフォルダ} wav入出力

WaveOutIn
Joseph Halfmoon

前回は「知らないとモグリ」なオペアンプ「741」の内部回路を拝観、感涙にむせびました。今回は「実務的なところ」に戻り、.wav形式の音声ファイルに対する入出力です。過去回にて.wav形式ファイルからの「波形の輸入」はやっておるのですが、「輸出」の方をやってませんでした。片手落ちだったです。そこんところをヨロシク。 “SPICEの小瓶(65) LTspice、{Educationalフォルダ} wav入出力” の続きを読む

ブロックを積みながら(206) Scilab/Xcos、Modelicaスイッチドキャパシタ

SCcircuitEC2
Joseph Halfmoon

Scilab/Xcos上でのModelicaモデルのデモを回路シミュレーションならLTspiceでいいじゃんとかブツブツ言いながら「鑑賞」中。前回は理想オペアンプでした。今回はスイッチドキャパシタです。繰り返しているうちに、Modelicaモデルの「理想」の世界も良いモンだと思い始めました。原理を見つめられる?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(231) コルピッツ発振回路 シミュレーションのみ

ColpittsSimSchematic
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年4月号(日本語版)の実習1回目です。1か月間が空いたので随分久しぶりっす。前回は「ハートレー発振回路」であったので、必然というか当然というかで「コルピッツ発振回路」の登場デス。何やら別シリーズ過去回でもやっている気がしないでもないんだが。

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ブロックを積みながら(203) Scilab/Xcos、Modelica トランス

transformerModelEC
Joseph Halfmoon

前回は、単相全波整流回路についてScilab/Xcos上でのModelicaモデルと回路シミュレータLTspiceの結果を比較してみました。電気回路をシミュレーションするならわざわざModelicaブロック使う必要もない(個人の感想です。)でもま、今回もModelicaモデルのデモの演習続けます。今回はトランスとな。

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SPICEの小瓶(63) LTspice、{Educationalフォルダ} LM308内部

LM308model_EC
Joseph Halfmoon

前回はLM78xxレギュレータ(相当のLTspiceモデル)の中身を覗きました。今回は同じLMシリーズから、LM308オペアンプ相当の回路を眺めたいと思います。遠き神代のプレシジョン・オペアンプだろ、と思っていたら、どうも一部界隈ではいまだに人気のオペアンプみたいです。とっくにディスコンになっているのだけれども。

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ブロックを積みながら(202) Scilab/Xcos、Modelica ダイオードブリッジ

bridge_rectifierEC
Joseph Halfmoon

前回は、Scilab/Xcos上でのModelicaブロックを使って「論理NORゲート」の「アナログ的な」シミュレーションを行いました。今回はダイオード・ブリッジ、単相全波整流回路のシミュレーションを行ってみます。比較のためLTspiceにも御登場いただき同等なモデルを動かしてみたいと思います。 “ブロックを積みながら(202) Scilab/Xcos、Modelica ダイオードブリッジ” の続きを読む

SPICEの小瓶(62)LTspice、{Educationalフォルダ} LM78xx内部

LM78xxCircuit
Joseph Halfmoon

LTspiceのexampleフォルダ配下のEducationalには「現物デバイス相当」のモデルが格納されてます。前回はアナログタイマNE555の「バイポーラ・トランジスタ」レベルのモデルでした。今回は電源IC、定番中の定番、78xxシリーズのリニア・レギュレータです。最近は使わんかも知れんけど。

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ブロックを積みながら(194) Scilab/Xcos、Xcosデモ、ローレンツ・バタフライ

LorenzXYZwindow
Joseph Halfmoon

制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かして学んでます。制御のデモの筈なのですが、今回はローレンツ・バタフライです。「バタフライ効果」でお馴染みのカオスなアレです。ローレンツ方程式、ローレンツ・アトラクタなどで検索すれば大量にヒットしてくると思います。素人老人はグラフを描くときのテクにちょい感動しましたぞ。

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SPICEの小瓶(58) LTspice、dflopの挙動、デフォルト遅延0なのよ

BehavioralDFF
Joseph Halfmoon

Dフリップ・フロップを数珠繋ぎにすればシフトレジスタになる、とLTspiceの”dflop”を並べてみたらば挙動がオカシイです。あれれ、クロックの立ち上がり一発、並べたdflopをデータが一気通貫、クロック毎にシフトしてくれないのよ。調べてみたらば原因は簡単。デフォルトの遅延ゼロ。ちょいと遅延を与えたら解決。トホホ。 “SPICEの小瓶(58) LTspice、dflopの挙動、デフォルト遅延0なのよ” の続きを読む

ブロックを積みながら(189) Scilab/Xcos、Xcosデモ、カルマンフィルタ

KalmanFilterSimResult
Joseph Halfmoon

制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かしながら「制御」を学ばんと無謀な試み。前回は連続系の制御対象を離散的な制御器で制御するデモでした。ムツカシイのよ。今回はカルマンフィルタです。素人老人はカルマンと聞いただけでビビリます。もっとムツカシイに決まってる。しかし今回はWeb上の情報源多数。読んでも分からん?
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ブロックを積みながら(188) Scilab/Xcos、Xcosデモ、離散的制御器の接続

DiscControllerFlowEC
Joseph Halfmoon

制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かしながら「制御」を学ばんと。前回は「水タンク」、連続系のPID制御でした。今回の制御対象のシステムは連続系の伝達関数(1次遅れ系)ですが、制御器は離散的なシステムです。連続と離散の接続、どうしたら良いの?という点にバッチリ例を示してくれてます。でも制御の意図は分からん? “ブロックを積みながら(188) Scilab/Xcos、Xcosデモ、離散的制御器の接続” の続きを読む

ブロックを積みながら(187) Scilab/Xcos、Xcosデモ、PID制御でバッチリよ

waterTankFlow
Joseph Halfmoon

Scilab/Xcosのデモを動かしながら「制御」を学ぼうと、前回は「基本制御器」、状態空間システム使った「モダンな感じ」のモデルでした。前々回がバンバン制御だったので、PID制御くらいの「古典な感じ」が良かったのに、とブーたれたらありました。次の「水タンク」、もろ積分、もろPIDレギュレータです。やったね? “ブロックを積みながら(187) Scilab/Xcos、Xcosデモ、PID制御でバッチリよ” の続きを読む

ブロックを積みながら(185) Scilab/Xcos、Xcosデモに学ぶ? バンバン制御

thermostat01a
Joseph Halfmoon

Scilab/Xcosにはデモが含まれております。改めて見直してみたらば「制御ネタ」多数収録されてます。自前で試行錯誤する前にデモで開示されておる定石をば身に着けるべしと(忘却力の老人がどれだけ記憶できるかわかりませんが。)今回は、バンバン制御(オンオフ制御のことですな)です。やっぱりデモはスマート。 “ブロックを積みながら(185) Scilab/Xcos、Xcosデモに学ぶ? バンバン制御” の続きを読む