モダンOSのお砂場(50) Mbed OS2->OS6お引越し、I2CでAQM1602編

NucleoF446RE_AQM1602
Joseph Halfmoon

開発環境を Mbed Online Compilerから Keil Studio Cloud に移行中です。ついでにMbed OS2の古いソースもOS6へ移行予定。前回はUARTで移行を試行、コマケー違いで引っかかりました。今回はI2CでOS2->OS6をやってみたいと思います。ターゲットはAQM1602液晶。

“モダンOSのお砂場(50) Mbed OS2->OS6お引越し、I2CでAQM1602編” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(161) 新PCにPlatformIOインストール、STM32でLチカ

platformioInstall
Joseph Halfmoon

パソコン更新をきっかけにツール類を厳選の上、最新版をインストールしつつあります。前回は最近正式リリースの Arduino IDE 2.0 をインストールして動作確認。今回は PlatformIO を新パソコンに導入し、動作確認をしたいと思います。ターゲットはSTM32マイコン搭載、Nucleo F072RBボードです。
“鳥なき里のマイコン屋(161) 新PCにPlatformIOインストール、STM32でLチカ” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(84)ARM64(AArch64)、条件選択命令群その2

CSEL_2
Joseph Halfmoon

前回は、数多い条件選択命令群のうち「表」の4命令を動かしてみました。今回は「裏(エイリアス)」の5命令を動かしてみたいと思います。共通しているのは、「表」の命令と条件判断がひっくりかえっていること、そして本来3オペランドの「表」命令のソースオペランドに制限を加えていることです。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(84)ARM64(AArch64)、条件選択命令群その2” の続きを読む

やっつけな日常(39) Rustに入ればRustに従え、Rust再インストール後動作確認

Joseph Halfmoon

パソコンをWindows11に更新しました。旧装置にはあまりにディスクの肥やしが増えすぎたので、新装置には、必要性を吟味しつつ、最新の処理系ということで「手動」再インストール中です。今回、ようやくRustの順番です。あれれ、どうやってRustインストールしたんだっけ、忘れてしまったな。。。

“やっつけな日常(39) Rustに入ればRustに従え、Rust再インストール後動作確認” の続きを読む

忘却の微分方程式(64) 反復練習27、微分3回目、逆三角関数など、Maxima

wxmaxima22_04_0
Joseph Halfmoon

前回前々回と2回も微分を練習しました。微分は「機械的に」解けるし、もういいかとも思ったのです。しかし前回から今回の間に Maxima / wxMaxima 処理系を更新したので動作確認の意味を含めて(動かないわけないのだけれど)も少し微分をつづけたいと思います。微分というより、微分した後の「後始末」の練習ですかね。

“忘却の微分方程式(64) 反復練習27、微分3回目、逆三角関数など、Maxima” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(56) SDR、AM復調できてもまだやることがあったデス

BlockDiagram
Joseph Halfmoon

前回「三上先生ツール」のおかげでSDRのAM受信機の動作は復調までバッチリ、と思ったらいつもの早合点でした。そのままDAしたらスピーカがならせると思うなよ、という感じです。CICフィルタのせいで減衰している高域を持ち上げ、信号に載っている直流成分を除去し、受信強度による音量の変動をAGCすることが必要だと。先は長い。 “手習ひデジタル信号処理(56) SDR、AM復調できてもまだやることがあったデス” の続きを読む

データのお砂場(50) R言語、crimtab、スチューデントの「t分布」登場

crimtabPlot
Joseph Halfmoon

今回のサンプル・データセットのタイトル、「Student’s 3000 Criminals Data」を見て「学生さんの犯罪データ??」と思った私は、統計素人、いやモグリです。記憶の奥底に「スチューデントのt分布」という言葉はあったものの、タイトルの「Student」が偉大なるかなスチューデント様と気づかなかったとは。
“データのお砂場(50) R言語、crimtab、スチューデントの「t分布」登場” の続きを読む

MicroPython的午睡(72) Thonny IDE 4.0.1インストール

AllDone
Joseph Halfmoon

パソコンをWindows10からWindows11に更新したのでソフトウエアの再インストール等実施中です。MicroPythonの場合、IDEであり、MicroPython処理系のインストーラでもあるThonny IDEの最新版をインストールいたしました。Windows11の対応明記されており安心。しかし最大の変化は?

“MicroPython的午睡(72) Thonny IDE 4.0.1インストール” の続きを読む

トホホな疑問(52) WSL2、Ubuntu、学ばないな、pkg-configでコケる

HelloWorld
Joseph Halfmoon

ようやくWindows11機を入手、Windows10機から「引っ越し」中です。昔の環境をそのままコピーすると無駄なものも大量に取り込んでしまうので必要最小限、手作業で「厳選」。WSLもUbuntu20.04は変わらないのですが、1から2へアップグレード。Cのビルド環境ができたことを確認しようとしてコケました。トホホ。
“トホホな疑問(52) WSL2、Ubuntu、学ばないな、pkg-configでコケる” の続きを読む

ブロックを積みながら(86) Node-RED、DashboardにTableノード追加

TableOnDashboard
Joseph Halfmoon

前回前々回とNode.jsレベルのモジュールの利用を試しました。今回からNode-REDの「ノード」に戻り、手元のパレットに載っていないノードを載せてその動作を観察していきたいと思います。追加の初回はDashboardのTableノードです。その名のとおり、Dashboard上にテーブル表示を行ってくれるもの。

“ブロックを積みながら(86) Node-RED、DashboardにTableノード追加” の続きを読む

モダンOSのお砂場(49) Mbed OS6、「Serial」そういえばなくなってたのね

serialEC
Joseph Halfmoon

前回はSPI接続だったので、今回はUARTです。UARTなどいつもprintfデバッグで使ってるとも思ったのですが、マジメに確かめてみるといろいろあり。前回同様、OSはMbed OS v6.15、開発環境はオンラインのKeil Stucio Cloudです。ターゲットボードはST社のNucleo-F401REです。

“モダンOSのお砂場(49) Mbed OS6、「Serial」そういえばなくなってたのね” の続きを読む

うさちゃんと一緒(24) Z80の魔改造?Rabbit4000でアセンブラその2

ASM2_debugger
Joseph Halfmoon

前回Rabbit4000のアセンブラをちょいと触ってみました。インラインでもインラインでなくてもCのソースと混然一体。Cからアセンブラへの敷居がとても低かったです。今回はインラインアセンブラのコードの中にCのステートメントを書ける「インラインC?」に始まって独特なところをまた触ってみたいと思います。

“うさちゃんと一緒(24) Z80の魔改造?Rabbit4000でアセンブラその2” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(160) Arduino IDE 2.0インストール、吉例Lチカ

arduinoIDE20_0
Joseph Halfmoon

惰眠をむさぼっている間にも世間は進んでおるようです。「伝統の」Arduino IDEも 2.0 正式リリース。キャッチーな印象だけの「口だけ2.0」ではないようです。そのことは既存ユーザを驚かせないように、見た目も基本的な操作方法も1.xとなるべく変えないようにしている点に逆に表れている気がします。裏側は段違いだと。 “鳥なき里のマイコン屋(160) Arduino IDE 2.0インストール、吉例Lチカ” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(83)ARM64(AArch64)、条件選択命令群その1

CSEL_Table2
Joseph Halfmoon

前々回から条件フラグNZCV関連の命令に入っておりますが、非常に充実してます。これは32ビット時代のArmがほぼ全ての命令に条件判断を付与できるという過激なあり方だったのを64ビット化するときに廃止してしまった「罪滅ぼし」なんじゃないかと密かに思います。知らんけど。今回は条件付き選択命令。多すぎて1回では終わらず。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(83)ARM64(AArch64)、条件選択命令群その1” の続きを読む